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Go to Magic World  作者: 彦星
第1章
14/14

第10話 夏休みⅢ

かなり遅れてすいませんm(_ _)m

何分busyなものですから・・・。



特に今は、DSiのうごメモシアターてのにハマってます。

「マービィ@」として活動してますので、

よかったらどうぞ。

帰ってきた次の日のこと、




コンコン


ノックをし、2mほどの扉を開いた。


「校長~、お土産持ってきました~。」


「おお、君たちかね。まあ、そこに腰かけたまえ。」



俺たちはソファに腰かけて、バッグの中から小包を取り出した。中身が割れないように

しっかりと布でくるんでいた。それをパタパタ開いて、1枚のお皿を校長に差し出した。



「ふむ、良い皿じゃのう。おーい、ランチはこの皿で頼む。」


ささっとシェフがやってきて、皿を受け取った。


「かしこまりました。」



何気なく校長室を見回してみた。そういえばあまりこの部屋をじっくり見たことは

なかったなぁ。北塔の5階にあるこの部屋は、大きさの割に窓が2つしかなく、

夏は比較的涼しい。よし、冬は来ないでおこう。

壁には歴代の校長の肖像画が見当たらなかった。代わりに、剣をもった青年の

勇ましい絵が飾ってあった。


「それは、アイドの絵じゃ。」


絵を見ていると、いきなり校長が話しかけてきた。


「何で歴代校長の肖像画はないんですか?」


「なぜって、わしが初代だからじゃよ。もともとこの学校は、アイドのために国民が

寄付した城なんじゃが、アイドが断って、何ならと、学校を建てたんじゃ。」


「へぇ、この学校、結構新しいんだ「校長!」へ?」



壁を眺めていると、男がいきなり入ってきた。ったく、ノックぐらいしろよな!


・・・ってよく見たらインテ先生じゃねーか!


「インテ先生、何でこんな所へ?」


「いやまあ、校長に許可をいただこうと思いましてね。ロイト校長、隣国の

コルニアへ行きたいと思いますので、許可をお願いいたします。」


ほうほう、許可ね~


あれ、ちょっと待て・・・校長ってこの学校の校長だよなぁ?



「インテ先生、何で大学の校長に許可求めないんですか?」


「だからこうして求めてるじゃないですか。変なこといいますね。」



いや、変なこと言ってるのはそっちだよ?!


「ああ、言い忘れておったが、わしはロイトナ王立魔法学校長兼

ロイトナ王立魔法大学校長をやっておるぞ。」


校長がぼそっと言った。


「言うのが遅すぎるわぁぁぁ!」




で、話を戻して・・・


「君ひとりで行かせるのはちょっとのう~」


急にルーンがすっくと立ち上がった。


「私たちも行きましょう!」


「へ?」


「いいじゃない。行きましょう。賛成だわ。」


「ええやん、おもしろそうやし。」


ええ、めんどいことになりそう。


「我も賛成だ。ちょうど鍛えたかったところだ。」


ウィルトまで・・・



「ちょっと待てよ。インテ先生に迷惑かもしれないだろ?」


俺は期待のまなざしをインテ先生に向けた。


「いいですよ。私も彼らがいらっしゃると頼もしいですし。」


プチンッパン 見事に期待を裏切られた。このKY!




「んじゃ、けってーやな!帰ってさっそく支度するな。」


裕太は勢いよく部屋を飛び出し、家へ向かって全速前進した。



「では私たちも行きますか。」


ソファから立ち上がろうとしたとき、校長に呼び止められた。


「ああ、リュースケくん、ケーキでも食べんかね。」


ギクッ


「いいいいい、いいです。あはははは。」


「そう言わずに、ふぉふぉ、君の皿に入れておるからのw」


ヤッベ



「ば、ばれてましたか?」


「いくらなんでもわしを舐めすぎじゃ!こんな魔法具を見分けるくらい、

素人の魔法使いでもわかるわい。」







帰宅。


ルーンが玄関まで出迎えてくれた。


「ど、どうしたんですか、そんなにいっぱい顔に生クリームつけて・・・」


「・・・なんでもない・・・」


いくらなんでも、これはやりすいだろぅ。



明日は早いから、シャワーを浴びてすぐ寝ることにした。









でもって、次の日。


ウィルトがいきなり遅れると言い出した。


「我はちょっと気になることがあるから、先に行っててくれ。」

だそうだ。



インテ先生を合わせた5人は、馬車に乗って隣の国へと向かっている。

道がきちんと整備されているが、それでも車より乗り心地が悪く、

ガタゴトガタゴトと震動が椅子から伝わってくる。



俺はインテ先生に聞いてみた。

「インテ先生、今日は何の目的でコルニアへ行くんですか?」


「以前に私が魔法武器を研究しているといいましたよね。

今回、魔王の鎧が見つかったと噂が耳にはいりましてね。」


魔王か・・・。たしかもう死んだんだよな・・・。




キキーッ


「おわっ!」


急に馬車が止まり、放り出されそうになった。


「どうかしたんですか?」


「検問です。ここから先はコルニアの領土です。



目の前には大きな川に大きな橋がかかっていて、男の人が何やら話してきた。



「入国許可証をご提示ください。」


インテ先生はなにやら文字を書いた紙切れを男の人に差し出した。



裕太が疑問をぽつりと呟いた。


「あれ、あの人アイド語喋ってるやん。」


すかさずメアリーが質問に答えた。


「あら、あなた社会で習わなかったの?コルニアはアイド語圏よ。」


裕太が納得した。



男の人が橋を通してくれた。



しばらくして、大きな山が見えてきた。


キキーッ


「おわっ!」


急に馬車が止まり、放り出されそうになった。


「作者め、使いまわしやがって・・・」



ぐちぐちと余計なことをいう竜介君。



「何してるんですか?行きますよ?」


ryusuke side out


「へ?なぜここで??」



余計なことを言った罰。


















yuta side


お、俺なんか?


そんなことよりも目の前にはドラクエみたいなありきたりの洞窟が存在していた。

4人がその中に入っていく・・・って

「ちょっと、待てぇぇぇぇぇぃい!」


「どうしたの?」


「どうしたの?じゃないよ!明らかに危険やろ!いかにも洞窟が危険ですよ~

て言ってるようなとこ、行くような馬鹿おらんやろ!!」



「私たちその馬鹿でいいわ。ユータは馬車に残ってなさいよ。」



「え?」



俺は1人取り残された・・・ってなんでやねん!


「待ってくれ、メアリ~。」



洞窟内は光源が無く、足元を見ることさえままならなかった。


「くらいな。明かりつけるか。[フラッシ]」


竜介が明かりをつけた。


ぱっと前を見ると前の4人が急に震えだした。


「裕太、下は見るなよ!」


へ?見るなって言われたら見るのが普通や。


足元には幅50cmほどしか地面が無かった。



「ぎ、ぎょええぇ!」


見らんかったらよかった。

そんな後悔もむなしく、足がすくんでしまった。



ガッ


小石がパラパラと落ちた。


ヒュ―――――――――――――――――ゥゥゥゥゥ・・・


あれ、最後音しなかったぞ?

ななな、なんでや?



ゆっくり、ゆっくりと1歩ずつ確実に歩き、安全圏にたどり着くことができた。


「インテ先生、もうこんなとこないやんなぁ?」


「いえ、まだまだこれからですよ。」

インテ先生はさらっと答えた。



ちょ、勘弁してえや。こんなんじゃ命もたんで?!



作者もなに考えてんだか・・・。  









ん?なんにも考えてませんよ。


てことで

後書きゲストコーナー!


今回のゲストはロイト校長です!


「まだやっとのか、このコーナー。」


第一声はそれですか?


ともかく、タイトル変更?総選挙

ですが、今のところ1が優勢です。


このままいくと変更になります。


「もうそれでいいじゃろ、決定じゃ。」


ちょ、ちょっと待ってくださいよ!

きちんと読者の皆さまの意見も聞かないと!


「はっきしいって、あまり票入ってないんじゃろ?」


ギクッ


そ、そんなことないですよ~

とにかく、まだまだ募集しておりますので


方法は、感想で1~5のどれかを書いて送るだけです。


誤字脱字報告、アドバイスもお願いします

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