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Go to Magic World  作者: 彦星
第1章
11/14

第7話 夏休み前

いやあ、感想嬉しいです。


もう感激です。



読者が1人いるってことだけでも感激ですよ。




今回は夏休み前の話なのに、イベント詰め込みまくってます。

なのに短い…。



サーセン。

アイド王国の6月は、梅雨が無く、比較的過ごしやすい。

だがやっぱりアレは無くならないみたいだ……

依頼を達成した次の日、先生からアレの話をした。




「えーと、来週は魔法試験です。皆さん一生懸命勉強して下さいね♡」


ということで、テストがやってきた。

つーか、こっちの世界でもテストってあるんだ~




「てことでメアリーと遊ぼーっと。」


俺が家から出て行こうとすると、



「だめですリュースケ様!3人で勉強しましょう!!」


「勉強?ナニソレおいしいの?」


「テストで赤点とると、学年上がりませんよ?

あがらなかったら、上がるまで2年生ですからね!」


それから俺は渋々勉強した。

生まれてたぶん初めて1日1時間勉強した。



……え、少ないって?いやいや魔界の学校は3教科だからね~

むしろ多いくらいだな。




まず、アイド文字を覚えることにした。

パッと見ただけでは、チンプンカンプンだが、和アイド・アイド和辞典を見ながら

日本語に訳していくと、すんなり覚えることができた。

おお、意外と簡単じゃん♪


今度は社会の教科書を眺めた。文字を見つめるだけで暗記できた。

1時間教科書を隅々までみた後、眠たくなった。


…おやすみ(-ρ-)Zzz





で、迎えたテスト本番。

俺は勉強したかいあって、スラスラとけた。


テストが終わると、ウィルトが余裕そうな顔をしていた。


「あれ、ウィルト今回よかったのか?」


「ああ。我をなめてもらっては困る。」


さすがは王子だなぁ。

まあ、俺も一応王子だけど…。




次の日、テストが返却された。


「では発表します。第2学年1学期魔法試験の点数、

第1位 ユータ・カワシマ  298点

第2位 リュースケ・サトー  297点

第3位 ピエール・二アス  284点

です。なんと1位、2位はDクラスです!よく勉強しましたね♡」



………すげぇ。

入学してまだ1か月も経ってないくらいなのに……

「さすがは裕太だなぁ。」


俺が感心すると、裕太は不思議そうに俺の顔をみた。


「竜介って、そんなに賢かったん?」


「いやまあ、勉強したから…。」


1回見ただけで覚えてしまうというのは秘密にしておいた。


自信たっぷりだったウィルトは、3 教 科 合 計 で23点だった。


「くっ、父上にあわせる顔がない…。」


…そっとしておいてあげよう。


ルーンは178点と平均的、エミリーは229点とまあ良い方の点数だった。






で、放課後5人でうちに集まった。


「この家広いわね~」


「うむ、確かに。まあ、我の家ほどではないがな。ハハハ。」


いや、お前の家は城だろっ!!

と思わずつっこみそうになった。




「今日集まってもらいましたのは、2週間後の夏季休暇についてです。」


そっか、もう夏休みだったな。



「せっかくですので、5人で遊びに行こうと思うんですが、

そこでです、山か海どちらに行くか決めたいと思います~!」



4人ははしゃいだ。


「俺やっぱ海がいい!」


「我は山だ。やはり夏は山であろう。」


「私も山がいいです。獲物がいっぱいいそう♪」


「私は海…かな。な、なんとなくよ。」



俺を除いた4人で意見は真っ二つに分かれた。

俺の1票で、全てが決まる!


さあどうする?さあどうする俺?!




パニくってたところで、裕太が耳元で囁いた。


『海なら、2人の水着姿見れんで☆』


悪魔の囁きに反応してしまった。



みずぎかぁ。

想像すると鼻血が出そうになった。

危ない、危ない。



うん、決めたぞ。


迷わず俺は答えた。

「海ぃだあぁぁぁぁぁ!」




それから2週間、夏休みが来るのが楽しみで楽しみで仕方がなかった。


授業中も海のことで頭がいっぱいになった。




「おい、リュースケ!先生の話を聞いているのか?

全く、いくらテストでいい成績とっても、

授業聞いてないんだったら授業点下げるぞ!」




しかし、先生の言葉は右の耳から左の耳へ抜けていった。


ただぼーっと窓の外を眺めるようになった。




ダメだダメだ、俺は変態じゃないんだ!

落ち着け、落ち着け。 スーハー ゴホッ





2週間が経ち、終業式がやってきた。


やっほーい、夏休みだぁ♪



飛び上がって喜んでいると、先生から余計な物を渡された。


ドサッ


「ん、何これ?」



「夏休みの宿題です♡

まず国語テキスト70ページ、社会テキスト85ページ、魔法テキスト100ページ、

そして読書感想文原稿用紙5枚×2、戦闘のレポート1枚、自由研究3つです。

きちんとやっておいてくださいね♡」



……飴と鞭を渡された。


あは、あはははは。




宿題は置いといて、3人で買い物に行くことにした。


「今日は何を買うんだ?」


ルーンは笑顔で答えた。


「武器です。」


「え、銃刀法違反になるやん!」


「ここは日本じゃないんですよ?」




そうこうしているうちに、市場に到着した。


ルーンは、エルフの店に行った。


裕太は、「買物はめんどいねん、パス」といって、店の外で

PCゲームをしていた。某MMORPGだ。



「…いらっしゃいませ。」


緑色の服をきたエルフが言った。彼は耳がとんがっていて、

肌の色は白かった。



「おすすめあります?」


ルーンが聞くと、エルフが丁寧に答えた。


「これなんかどうですか?お安くしときますよ?」


そういって、真黒な剣を取り出した。刃は黒く輝き、キラリと光っている。

持つところには、|漆黒の剣《jet black sword》と刻まれていた。


俺はその剣の魅力に魅かれた。



「これいくらですか?」


「15Gくらいですな。安くして10Gです」


高っ!無理無理、買えるわけがn


「これください。」


ええー、買っちゃうの?!

あと4Gと50Sしかないじゃん!


トホホ、またあのボンビーな生活に逆戻りかぁ。


俺は漆黒の剣を受け取った。剣がさらに眩い輝きを放った。

眩しいから鞘になおした。



さらにルーンは2Gで盾を買った。


表面にはいろいろな模様が彫られているが、硬くできていて、

中心にはダイヤモンドが埋め込まれていた。


後は裕太に短剣と盾を買った。


で、買い物終了。


え、兜は?鎧は?

なにより、ルーンの武器は?



ルーンに尋ねると、


「ああ、鎧なんか着てると、動きが鈍りますよ。

それに私とリュースケ様の皮膚は、だいたいの剣は通しませんから。」



そっか……


って、じゃあなんで盾買ったんだよ?!


「え、だってかっこいいじゃないですか♪」



そういうのを無駄遣いっていうんだよっ!






そんなことより、明日は海だぁー!

後書きゲスト登場コーナー!


今回のゲストはウィルトさんです。


「なぜ我をこのような場所に呼んだのだ?」


まあまあそう言わず、よろしく頼みますよ~


「質問だが、なぜ最後で買い物のネタなんだ?」


いやぁ、いずれは出そうと思ってたんですけど、

タイミング間違えちゃいました?

執筆終わったら、文字数が少なかったんで、つい入れちゃいました。


「ふむ、やはり貴様は小説は向いてないと思うぞ。」


がーん!


「まだまだ力不足だと我は思う。いまから頑張っておれば良い!」


そうですよね、頑張ったら大丈夫×2


「まあ、頑張っても駄目なものは駄目だがな。」


…人がやる気だしたのに、そういうこと言わないでくださいよ。



はあ、次回は女の子連れてこよっと。



「主人公の俺は?!」


いらないでしょ。


「なんでだよ!」

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