第6話 ドラゴン退治
どうも、かなり更新遅れてすいませんm(_ _)m
いやあ、でも夏がきましたね~
蝉がうるさすぎですわ。
「五月蝿」でうるさいでじゃなくって
「七月蝉」でうるさいに変えたほうがいいとおもいますw
ちなみに、蝉は耳が良くないそうです。
ほんと、迷惑なやつですなぁ
6月
入学してから2週間が過ぎたころ、大変なことになっていた。
家はとてつもなく大きく、外から見れば優雅な暮らしをしていそうだが、
実際貯金はほとんど無く、豪邸で庶民以下の生活を強いられていた。
だが、今日ついに金が底をついたのだ…。
「竜介、どうすんねん?このままじゃ、飢え死してまうで?!」
たしかにこのままだと全員死んでしまう。
俺たちはかつてない危機に直面していたw ←笑い事じゃねえよ!
「ないなら稼ぐしかないですね~。この際、ギルドに行ってみましょ♪」
やっぱこういう世界だから、ギルドとかあっちゃうんだねぇ。
ウィルトも誘って、街のほぼ中央に位置するギルドへ向かった。
「しかしなぜ我がおぬしらの金稼ぎに付き合わなくちゃならぬのだ??」
ウィルトは不満を口にした。
「俺たち友達だろ☆」
たしかにそうだが…と渋々納得した。
友達サイコー\(^o^)/ ←お前はサイテーですなw
4人は依頼が貼っている掲示板の前にきた。
「これなんか、いいんちゃう?」
裕太が指差した依頼は、
ランク C 報酬 1S
畑を耕すんで、手伝ってください。
「「却下!」」
裕太はガクッと頭を下げた。
「これなんかどうだ?」
ランク A 報酬 30G
森の奥で潜んでいるドラゴンを討伐せよ!
「ぜーったいに無理です!そんな可哀想なことできるがわけないでしょ!!
それよりも、こちらにしましょ。」
ランク S 報酬 100G
崖に住み着くフェニックスの群れ(約50匹ほど)を討伐せよ!
しーん……
「ルーンちゃんの可哀想の基準がわからんねんけど…?
てゆうか、不死鳥って倒せんの?!」
俺もドラゴン退治には反対だったが、裕太の意見はごもっともだと思った。
討論した結果、ドラゴン退治の依頼にした。
「「これ!」」
依頼の上を二つの手がのった。
「「え?」」
同じ依頼を取ろうとしたのは、赤眼で紫髪の少女だった。
「これは私が先に取ったのよ!」
………。
「なあ、俺たちとパーティー組まないか?
報酬は山分けってことで。」
ルーンが念話で話しかけてきた。
『やめておきましょうよ、この子摩族と人間のハーフですよ?』
『彼女の言う通り、私はハーフよ。化け物とパーティー組むの?』
え!?念話を読まれた?!
彼女はYes!とでも言うかのようにパチッとウインクした。
「竜介、パーティー組むんか?組まんのか?」
俺は彼女に手を差し出した。
「俺達と組もうぜ!種族なんて関係ねーだろ?」
『それに俺も人間と竜のハーフなんだ。
お前が化け物だったら、俺も化け物になっちまうだろ?』
彼女の目から一粒の涙がこぼれおちた。
いままで自分を受け入れてくれる人などいなかったのだ。
彼女は涙を拭くと、俺の手を取り、握った。
「わたしはメアリー。メアリー・エスポワール。
見て分かると思うけど、半分魔族よ。」
「俺は佐藤竜介。」
「川島裕太。よろしくな!」
「ルーン・アーノルドです。」
「我の名はウィルト25世だ。」
順番に自己紹介した。
「では」
「いきますか。」
5人は森へ向かった。
「暗っ!」
森は木々が影をつくり、暗かった。
「フッフッフ、こんなこともあろうかと……」
裕太はリュックの中をガサガサとし、やがてプラスチック製の筒を取り出した。
「じゃーん、懐中電灯~!」(某ネコ型ロボット風に)
パチッ
筒の先から光線がでた。w
今考えると、懐中電灯って結構すごい発明品だな~
「お、おぬし、光属性も使えたのか!!」
ウィルトとメアリーが驚いていた。
「いや、これ魔法じゃなくて、科学やねんけど。」
裕太は説明したが、ウィルトとメアリーには理解できなかった。
その後は魔物をウィルトに倒してもらいながら、順調に進んだ。
「だいぶ奥まできたわね。」
みんなで一息つこうかと思ったそのとき、
「ぐおぉぉぉぉぉおん!」
1匹の赤竜が現れた。
俺とルーン以外は戦闘態勢にはいった。
〈人間め、殺してやる!〉
赤竜は炎を吐いた。
〈やめなさい。〉
赤竜は炎を吐くのをやめた。
〈人間が偉そうに…ってこの声はルーンお嬢様?!それに隣のそちらの方は…〉
〈竜介だ。〉
赤竜は頭を下げた。
〈オウィディウスと申します。この度は本当にすいませんでした。
まさかルーンお嬢様と竜王子がこんなところにいらっしゃるなんて思いもしませんでした。
どんな罰でも覚悟します!〉
「竜介、このドラゴンと喋れんの?」
俺は裕太を無視した。
〈罰なんていいんだけど、お願いがある。
俺らに倒されるふりして国に帰ってくれないかな?〉
〈そんだけでいいんですか?!ありがとうございます!〉
〈交渉成立ですね。〉
「よくもはむかったな、ドラゴン~。俺がお前を倒す~。」
「リュースケくん、台詞が棒読みなんだけど?」
俺はオウィディウスに飛び乗り、頭をぺちぺち叩いた。
「ぐはあぁ」
オウィディウスは、なんとも嘘っぽい悲鳴を上げ、南へ飛び去った。
ばればれの八百長だなぁ。
「おぬし、すごいな!」「ほんまに!」
………気が付いてない人が2人もいた。
5人はギルドに戻って依頼達成を報告し、30G受け取った。
一人6Gずつに分けた。これで結構もつだろう。
「では、学校で会おう。」
「言い忘れてたけど、私リュースケくんたちと同じDクラスなの。
また学校で会いましょ。」
「じゃあまた。」
俺達3人はウィルトとメアリーに手を振った。
その晩、久しぶりに御馳走を食べた。
後書きゲスト登場コーナー!
えー記念すべき第1回目のゲストは裕太くんですー
「どーもー、でもなんで主人公より早いん?」
別にそんなことどーでもいいじゃないですか。
それより、PVが1,000アクセスを突破しました。
「ふーん。」
……反応薄くないですか?
「お前文才ないねん。」
…心にグサリッ
「そうそう、HPはひっとぽいんとやけど、
MPはまじっくぽいんとじゃなくてまじっくぱわーやねんで。」
へ、へぇ~……
「あのさ、もう帰っていい?」
あぁ………どぞ。
作者はかなり落ち込んでおります。
評価・感想の方よろしくお願いします。
待ってます…
ちなみに1C=約10円、1S=100C、1G=100Sです。
1Gは10万円くらいですかな