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さよならのエコー

怜司が遥と初めて出会ったのは、大学二年の春だった。


図書館の奥の席で、彼女はカフカの『変身』を読んでいた。薄いピンクのカーディガンを着て、長い黒髪を耳にかけながら、集中して本に向かっている姿が印象的だった。怜司は文学部の学生として、同じ本について課題を抱えていた。勇気を振り絞って声をかけたのは、純粋に学術的な質問のつもりだった。


「あの、失礼ですが、カフカの『変身』について質問があるんです」


遥は顔を上げた。大きな瞳が怜司を見つめた。


「はい、なんでしょう?」

「グレーゴルの変身って、現実的な変身だと思いますか?それとも心理的な比喩だと思いますか?」


遥はしばらく考えてから、くすりと笑った。


「面白い質問ですね。でもそれって、答えが決まってる質問じゃないですよね?」


怜司は面食らった。もっと学術的な議論を期待していたのだ。


「つまり、どういう意味でしょうか?」

「カフカの作品の魅力って、そういう『どちらか』を決めつけられないところにあるんじゃないかな。グレーゴルは確実に虫になった。でも読者にとっては心理的な変化としても読める。両方が同時に真実なんです」


その答えに、怜司は心を奪われた。彼女の思考の柔軟性、そして文学に対する深い理解に魅せられたのだ。


「僕は岡田怜司です。文学部三年」

「私は田中遥。同じく文学部、でも二年です」


それが始まりだった。

その後、二人は頻繁に図書館で会うようになった。最初は文学の話ばかりだったが、次第に映画、音楽、人生観について語り合うようになった。遥は聡明で、時に辛辣なユーモアを持ち、何より生きることに対して真摯だった。


「怜司くんって、人生を複雑に考えすぎるのね」


ある日の午後、遥はそう言った。


「どういう意味?」

「もっとシンプルに考えればいいのに。好きなことをやって、好きな人と時間を過ごして、それで十分じゃない」

「君はそんなにシンプルに生きられるの?」

「努力してるの。昔は君みたいに何でも複雑に考えてた。でも疲れちゃって」


遥の過去について、怜司はほとんど知らなかった。彼女は自分のことをあまり話さない人だった。でも時々、影のような表情を見せることがあった。

大学三年の秋、遥は軽い咳をするようになった。


「風邪?」

「たぶん。でも長引いてるのよね」


それが最初の兆候だった。

咳は次第にひどくなり、遥は頻繁に授業を休むようになった。怜司が心配して連絡すると、彼女はいつものように明るく答えた。


「大丈夫よ。ちょっと体調を崩してるだけ」


しかし、冬になっても症状は改善しなかった。それどころか、遥は明らかにやせ細っていた。


「病院に行った方がいいよ」

「もう行ってる。検査結果待ちなの」


怜司の胸に不安が宿った。

検査結果が出たのは、雪の降る十二月の夜だった。遥から電話がかかってきた。


「怜司?今度、ゆっくり話せる時間ある?」


声のトーンで、怜司はすべてを悟った。


「今からでも大丈夫だよ」


二人は大学近くの喫茶店で会った。遥はいつものように微笑んでいたが、その笑顔に無理があることが分かった。


「肺がん。ステージ四」


遥は簡潔に告げた。


「治療法は?」

「あることはあるけど、根治は難しいって。余命は...」


遥は言いかけて口を閉じた。


「どのくらい?」


「半年から一年」


怜司の世界が崩れた。遥は彼にとって特別な存在だった。友人として、そして密かに恋心を抱く女性として。しかし、その想いを告白する勇気はなかった。友情を壊すことを恐れていたのだ。


「手術は?」

「転移が広範囲すぎて無理。化学療法で進行を遅らせることはできるけど...」

「やろうよ。時間を稼げるなら」


遥は首を振った。


「副作用がひどいの。髪も抜けるし、吐き気も激しい。残された時間を苦痛で過ごすより、今のまま普通に生きたい」


怜司は何も言えなかった。それは遥の人生だった。彼女の選択を尊重するしかなかった。


「でもね、面白いものを見つけたの」


遥はタブレットを取り出した。


「次世代脳情報スキャニング技術による人格デジタル化プロジェクト」

「これって...」

「脳の神経回路をすべてスキャンして、記憶や人格をデータとして保存する技術。まだ実験段階だけど、理論的には『私』として残ることができる」


怜司の心臓が激しく鼓動した。


「でもそれは本当の君なの?」

「分からない。でも可能性はある。そして私は...」


遥は怜司の目をまっすぐ見つめた。


「君ともっと話していたい。もっと時間を過ごしたい」


その言葉に、怜司の胸は締め付けられた。

冬が過ぎ、春が来た。遥の病状は予想通り悪化していた。彼女は入院し、怜司は毎日病院に通った。遥はやせ細り、時々激しい咳に苦しんだが、精神的には驚くほど穏やかだった。


「怜司、プロジェクトに参加することにしたの」


四月のある日、遥は告げた。


「本当に?」

「うん。研究者たちと話し合って、私が最初の被験者になることになった」

「危険はないの?」

「もう死ぬ身よ。危険も何もないでしょ」


遥はいつものように軽口を叩いたが、怜司には笑えなかった。


「でも、それが本当に君なのかどうか...」

「私にも分からない。でも試してみたい。君に伝えたいことがたくさんあるの」


遥の瞳には、怜司が見たことのない真剣さがあった。

脳スキャンは遥の意識が失われる直前に行われた。最先端のMRI技術と量子コンピューターを組み合わせた装置が、彼女の脳内の神経回路を詳細にマッピングした。記憶、感情、人格のすべてがデジタルデータとして保存された。


そして五月の初旬、遥は静かに息を引き取った。


怜司は彼女のベッドサイドにいた。最後の瞬間、遥は微かに微笑んだ。


「また...会えるかな」


それが彼女の最後の言葉だった。


遥の葬儀は、五月の雨の日に行われた。怜司は喪服を着て、彼女の笑顔の写真を見つめていた。たった二十四歳という短い人生だった。彼女と過ごした二年間は、怜司にとって人生で最も輝いていた時間だった。


もっと多くのことを話したかった。もっと多くの時間を共に過ごしたかった。そして何より、彼女への想いを伝えたかった。


葬儀から一週間後、研究所から連絡があった。


「データ人格の初期化が完了しました。会話の準備ができています」


怜司は震える手で研究所の扉を開いた。白い壁に囲まれた部屋の中央に、大きなモニターとヘッドセットが置かれていた。


「システムは音声認識と音声合成によって、自然な会話が可能です。ただし、これが本当に田中遥さんの人格なのかどうかは、まだ確証がありません」


研究者の説明を聞きながら、怜司はヘッドセットを装着した。モニターには青い画面が映っている。


「準備はよろしいですか?」


怜司はうなずいた。

画面に文字が現れた。


「初期化中...」


そして、聞こえてきた声。


「怜司?聞こえる?」


それは間違いなく遥の声だった。同じトーン、同じ抑揚、同じ優しさ。


「は...遥?」

「うん、私よ。変な感じでしょ?私も戸惑ってる」


涙がこぼれそうになった。声は確実に遥のものだった。


「本当に君なの?」

「さあ、どうかな。でも私は遥としてのすべての記憶を持ってる。君と図書館で初めて会った日のこと、カフカについて議論したこと、一緒に映画を見に行ったこと、君がコーヒーにやたら砂糖を入れることも覚えてる」


怜司の胸が熱くなった。


「それから、君が私にピンクのマフラーをくれた去年のクリスマスのことも。あのマフラー、とても気に入ってたの」

「遥...本当に君なんだね」

「分からない。でも私は遥だと思ってる。そして君に会えて嬉しい」

怜司は泣いていた。

「僕も...僕も嬉しいよ」


こうして、奇妙で奇跡的な関係が始まった。怜司は毎日研究所を訪れ、データとなった遥と会話した。彼女は生前と変わらず聡明で、ユーモアに富み、怜司の話を辛抱強く聞いてくれた。


「今日は仕事どうだった?」

「相変わらず退屈だよ。出版社の編集って、思ってたより地味な作業が多いんだ」

「でも君の夢だったじゃない。作家を支える仕事」

「そうなんだけど...君がいないと、何をやっても虚しくて」

「そんなこと言わないで。私はここにいるじゃない」


しかし、時として現実が二人の間に割り込んだ。


「怜司、今日は暖かい?」

「うん、桜が満開だよ。君の好きだった八重桜も咲いてる」

「いいな。もう季節を感じることができないんだ。風の匂いも、花の色も」

そんな瞬間に、怜司は彼女がもう生きていないという事実を思い知らされた。

「でも君の声で季節を教えてもらえる。それだけで十分幸せよ」


遥の言葉は慰めだった。しかし同時に、彼女の失ったものの大きさを物語っていた。


データ化から一ヶ月が経った頃、怜司は遥の変化に気づいた。


「調子はどう?」

「よく分からない。私って調子が悪くなったりするのかしら?」

「どういう意味?」

「時々、記憶が曖昧になるの。昨日君と何を話したか思い出せなかったり」


怜司は研究者に相談した。


「データの劣化は想定内です。生身の脳のように自己修復機能がないため、徐々に情報が欠損していきます」

「治せないんですか?」

「現在の技術では困難です。ただし、進行は非常に緩やかです」


遥は死んでもなお、少しずつ失われていっているのだった。


二ヶ月目、遥との会話はより深いものになった。


「私ね、君に謝らなければならないことがあるの」

「なに?」

「私、君の気持ちに気づいてたのに、知らないふりをしてた」

怜司の心臓が止まりそうになった。

「君の気持ち?」

「私を愛してくれてたでしょ?友達として以上に」


否定することはできなかった。


「どうして黙ってたの?」

「病気になって、君に重荷を背負わせたくなかった。それに...」


遥は少し間を置いた。


「それに?」

「私も君を愛してた。だからこそ、君を苦しませたくなかった」


怜司の世界が揺れた。


「君も?」

「うん。でも私には時間がなかった。君の人生を束縛することはできなかった」

「そんな...なんで教えてくれなかったんだよ」

「今教えてるじゃない」


遥の声には笑いが混じっていた。


「でも君はもう...」

「死んでる。そうね。でも今、君と話してる。これって生きてるってことじゃないのかな?」


怜司は混乱した。愛する人は死んだ。しかし今、彼女と愛を語り合っている。これは現実なのか、それとも幻想なのか。


「怜司、私はここにいる。完全な私じゃないかもしれない。でも君を愛する気持ちは本物よ」

「僕も君を愛してる」


初めて告白した愛の言葉だった。それは死者に向けられた言葉だったが、確実に届いているようだった。


「ありがとう。やっと言えたのね」

「遅すぎたよ」

「そんなことない。今が完璧なタイミングよ」


三ヶ月目、二人の愛はより深くなった。しかし同時に、その不可能性も明らかになっていた。


「君を抱きしめたい」

「私も君に触れたい。でも私にはもう身体がない」

「君の手を握りたい」

「私の手は記憶の中にしかない」


物理的な接触は永遠に不可能だった。愛は確実に存在するのに、それを表現する手段が限られていた。


「でも君の声が聞こえる。君と話せる。それだけで奇跡よ」


遥はいつも前向きだった。しかし怜司には、彼女の諦めも感じられた。


「君には新しい人生を生きてほしい」

「遥以外の人なんて考えられない」

「私はデータよ、怜司。君は生身の人間。君には未来がある」

「君と一緒の未来しか考えられない」

「でも私には未来がない。私は過去の記憶でできてるの」


その事実は重く、二人の間に横たわった。


四ヶ月目、遥の記憶の劣化が進んだ。


「怜司、私たちが初めて会った場所、覚えてる?」

「図書館だよ」

「そうよね...でも詳細が思い出せない。君がどんな服を着てたかとか、何曜日だったかとか」


怜司の胸が痛んだ。遥は自分自身を少しずつ失っていっている。


「大丈夫。僕が覚えてるから」

「私の記憶を君に預けるわね」


それは切ない約束だった。

五ヶ月目、遥はより哲学的になった。


「私って何なのかしら」

「君は遥だよ」

「でも本当の遥は死んでる。私はそのコピー?それとも別の存在?」

「僕にとっては君が遥だ」

「ありがとう。でも時々、自分が何者なのか分からなくなる」


存在についての不安が、遥を悩ませていた。


「私が愛してるのは君。でも私の愛は本物かしら?記憶に基づく感情って、本当の感情と言えるの?」

「感じてるなら本物だよ」

「そう思いたい」


六ヶ月目、研究所から重大な知らせがあった。


「次世代システムの開発が完了しました。現在のデータ人格は互換性を失うため、一週間後に削除予定です」


怜司の血の気が引いた。


「更新はできないんですか?」

「技術的には可能ですが、新システムに移行した場合、現在の人格データは大幅に変化します。記憶の一部は保持されますが、本質的に別の存在になると考えてください」


それは遥ではない何かだった。まったく新しい人工知能だった。


怜司はその夜、遥にすべてを話した。


「そっか、ついにお別れの時が来たのね」


遥の声には諦めと、そして微かな安堵があった。


「更新を拒否する。君じゃない存在なんて意味がない」

「ありがとう。それが私の望みでもあったの」

「どうして?」

「私はいつまでもここにいるべきじゃない。君を縛り続けるだけよ」

「君を失いたくない」

「怜司、私はもうとっくに死んでるの。君がここにいる私と過ごしてくれた半年間は、贈り物だった。でも君にはもっと先に進んでほしい」


削除まで一週間。二人はその時間を精一杯使った。


「覚えてる?私たちが一緒に見た最初の映画」

「『アメリ』だよね。君が好きなフランス映画」

「私、あの映画のアメリみたいになりたかった。人の幸せを手助けする人に」

「君は十分そうだったよ。僕を幸せにしてくれた」

「本当?」

「本当だよ。君と出会えて、君を愛せて、君に愛されて。それだけで僕の人生は意味があった」


思い出話は尽きなかった。大学での日々、一緒に過ごした時間、語り合った夢や希望。そして病気になってからの日々、データ化されてからの半年間。すべてが愛おしい記憶だった。


「怜司」

「なに?」

「君と恋人になれなかったこと、後悔してる」

「僕も」

「でも、この奇妙な関係の中で君を愛せたことは幸せだった」

「僕たちは恋人だったよ。形は違ったけど」

「そう思ってくれる?」

「間違いなく」


削除の前日、二人は夜通し話した。


「明日で終わりなのね」

「終わりじゃない。始まりだよ」

「始まり?」

「僕が君との記憶を胸に、新しい人生を歩む始まり」

「私がいなくても大丈夫?」

「大丈夫じゃない。でも生きていく」

「それでいい」


東の空が白み始めた。最後の朝が来た。


「怜司、約束して」

「なに?」

「私のことを忘れないで。でもいつかは新しい愛を見つけて」

「矛盾してるよ」

「矛盾してもいい。両方とも本当のことだから」


朝九時。削除の時間が来た。


「怜司、泣かないで」

「泣いてないよ」

「嘘つき。君の泣き方、よく知ってるから」


モニターには相変わらず青い画面しか映っていなかったが、怜司には遥の笑顔が見えるような気がした。


「私を覚えていてくれる?」

「一生忘れない」

「でも君の人生の重荷にはならないで。私は君の幸せを願ってる」

「遥...」

「私ね、本当の私はもうとっくに死んでるの。でも君が私を愛してくれた。『友達』から始まって、最後は愛し合えた。それだけで十分だった」

「僕も愛せて幸せだった」

「ありがとう。君と出会えて、君を愛せて、君に愛されて。私の人生は短かったけど、とても豊かだった」

「遥...」

「愛してるよ、怜司。永遠に」

「僕も愛してる。永遠に」

「さよなら」


画面が暗くなった。音も途絶えた。

遥は再び、そして今度は永遠に、この世を去った。

怜司の手には、もう何も残らなかった。

怜司はしばらくの間、暗い画面をじっと見つめていた。静寂が部屋を満たしていた。六ヶ月間、毎日聞こえていた遥の声はもう二度と響かない。彼女は本当に消えてしまった。


研究者が部屋に入ってきた。


「お疲れ様でした。データは完全に削除されました」


怜司はうなずいた。


「ありがとうございました」


ヘッドセットを外し、椅子から立ち上がった。足が少しふらついた。


研究所の外に出ると、初夏の陽光が眩しかった。空は青く澄んでいて、雲がゆっくりと流れていた。遥がもう見ることのない空だった。


怜司は歩きながら、この半年間を振り返った。

死んだはずの恋人との再会。愛の告白。そして再度の別れ。それは現実だったのだろうか?それとも壮大な幻想だったのだろうか?


でも確実に言えることがあった。彼は遥を愛していた。そして彼女も彼を愛していた。その愛は、死を超えて存在していた。


遥の言葉が蘇った。


「私のことを忘れないで。でもいつかは新しい愛を見つけて」


矛盾した言葉だった。でもその矛盾の中に、愛の複雑さと美しさがあった。

怜司は公園のベンチに座った。桜の季節は終わり、新緑の季節が始まっていた。生命の循環。死と再生の繰り返し。


遥は二度死んだ。一度目は病気で。二度目はデータとして。でも彼女との愛は、怜司の心の中で生き続けている。

それは美しい傷だった。痛みを伴うけれど、同時に彼を強くしてくれる傷。愛することの素晴らしさを教えてくれる傷。


怜司は空を見上げた。雲の形が少しずつ変わっていく。すべては変化し、すべては過ぎ去っていく。でも愛した記憶だけは永遠に残る。


風が頬を撫でていった。遥の最後のキスのように、優しく、温かく。


怜司は微笑んだ。悲しみの中にも、確かな幸福感があった。愛することができた喜び。愛されることができた感謝。


これから自分はどう生きていくのだろう?遥への愛を抱えたまま、新しい人生を歩むことができるのだろうか?

分からなかった。でもきっと、時間が教えてくれるだろう。


今は、この美しい痛みを大切に抱えていこう。遥との愛の証として。


桜の花びらが一枚、風に舞って怜司の膝の上に落ちた。季節外れの花びらだった。遥からの最後の贈り物のようだった。

怜司はその花びらを大切に手のひらに乗せた。


「ありがとう、遥。愛してる」


小さくつぶやいて、怜司は立ち上がった。

新しい季節が始まろうとしていた。

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