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ギルド直々のクエストって……マジで?

「な、何なんだあいつら……」


「あんなにスライムゼリーを……何者なんだ……?」


「AランクかSランク冒険者か? いや、見た事ねぇ顔だ……」


 大量のスライムゼリーを抱えた俺らを周りの冒険者達が見まくる。


「な、なんか恥ずかしいわね……」


「そうだな、だがまずはこれをさっさと渡して金にすっぞ……」


 スライムゼリー、実は結構重かった。


 特にボススライムゼリーがな!


 ルリカの【筋力調整】と俺の【超回復】が無かったら絶対持って帰れてないぞ?


「狩って……来ました……」


「え、あ、はい! うわ重……」


 呆然(ぼうぜん)としていた受付嬢がスライムゼリーを引きずりながら奥へと向かっていった。


「やっぱそれ重いよな……」


 そして数十分経った。


「な、何でこんな遅いんだ……?」


「分からないわ、普通だったら長くても1分なのに……」


「お、お待たせしましたぁ!」


 噂をすれば、だな。


「ギルドマスターがお呼びです!」


「「…………え?」」


 ちょっと待て、ギルドマスターに呼ばれる? ゲームにそんなの無かったぞ。


「ど、どうしようイイジマ! ギルドマスターに呼ばれちゃったわよ!」


「どうするもこうするも行くっきゃないだろ」


「でも、このギルドのギルドマスターは元Aランク冒険者のラズィスさんなのよ!」


 そんな凄い人だったのか。


「なら尚更行かないとだろ。今行かなかったら殺されるぞ……多分」


 冒険者達の視線を凄い浴びながらギルドの奥へと少しずつ進む。


 奥に行くと、大きめのソファとテーブルが置いてあり、片方のソファにはいかにもギルドマスターな見た目をしたラズィスさんがどっしりと座っていた。


「お前らか、これ持って来たのは」


 そう言って近くの床に置いてあるボススライムゼリーを指さす。


「そ、そうです」


「ふぅむ……」


 俺とルリカを交互に睨む。


 いやぁ〜、ゲームにない展開だと怖すぎてたまらないね。


 冷や汗がさっきからドバドバ出てるよ。


「嘘は、()いてないっぽいな」


 目が少しだけ優しくなる。


「悪いな、このボススライムゼリーを持って来た奴は久しぶりでな、少し見させて貰った」


「見させて貰ったって、何をですか?」


 ルリカがそう聞くとラズィスさんは少しだけ微笑みながら


「そりゃあ、ちと内緒だな」


 と言った。


 まーどうせ【鑑定】とかそこら辺のスキルで俺らのステータスを見たんだろう。


 この後スキル取得で取っても良いかもなー。


「あの……要件は一体なんなんですか?」


「あぁ、要件は非常に単純だ」


 ラズィスさんが一枚の紙をツーとこちら側に差し出す。


「ギルドからお前ら直々にクエストを出す」


「えぇ!?」


 ほぉー、ギルドから直々にクエストか……


 ……ゲームに無かったぞそんなの……。


「わ、私達今日冒険者になったばかりですよ!?」


「実力とランクが違う奴はたまにいる。お前らがそれなだけだ」


「……な、内容はなんですか……?」


「近くに、ライガウルフの巣が出来てな……討伐して来て貰いたいんだ」


「……報酬はいくらですか?」


「50万G(ゴールド)


「え!? そ、そんな大金を!?」


 確かにかなりの大金だな……でもライガウルフって弱い魔物な筈なんだが……いや、群れだから危険度が上がったのか?


「さらに、このクエストをクリアしたならばお前らの冒険者ランクを一気にCにしよう」


「イッ、イイジマ! 絶対受けるわよ!」


 冒険者ランクCというと……冒険者の中では一目置かれる人って感じか。


 確かにそんな存在になったらこの先の旅路とかでも役に立ちそうだな……。


「もちろん、50万は欲しいしな」


「決まりだな、明日向かってくれ。地図はこれだ」


 ラズィスさんから、折りたたまれた地図を受け取り、広げて見てみる。


 左上には『ライガナ森林 地図』と書かれていた。


 ライガナ森林ねぇ……ここあんま裏技ないから出来れば行きたくないんだけどなぁー。


 クエストだから仕方ないか。


 それにいざとなったら新しい裏技(バグ)でも発見してやるぜ!


「それでは失礼しまーす」


 扉を閉じて、息を吐く。


「あぁ〜なんかこれが一番疲れた」


「そうね……私はこれから宿に帰るけど、貴方はどうするの?」


「あ」


 そうじゃん俺自宅(マイホーム)どころか宿で部屋を取ってすらないじゃん。


「宿……空いてるか?」


「行ってみないと分からないわね」


「マジかー」


 空いててくれと祈りながら宿屋へ行く。





「悪いね、空いてないよ」


 受付のおばさんがキッパリとそう言う。


「…………あれ? イイジマ? イイジマー!?」


 ………………もしかしてだけど、今日俺野宿確定ですか?


『面白い!』


『気に入った!』


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