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ロボットゴーレムの大群

「うわぁぁぁぁぁっ!!」


 ドシンと下に着々する。


「ぼ、防御力とHP高くて助かったー……」


 それに黒龍の皮服の物理攻撃耐性大幅UPのお陰もあって、HPはかなり残ってる。


「ただなぁー……」


 ここからどうやって登るかが問題だ。


 結構下に落ちたから、ここから登るのは時間がかかるし、まずそこまで体力が持たないだろう。


 裏技(バグ)……といっても、ここがどこか分からないし……。


 取り敢えず探索しよう。


「【光球】! 【光球操作】!」


 ポワッと周りが明るくなる。


「どうやら……マジで何十年も使われてないっぽいな……」


 近くにあったパイプを触るとパラパラと崩れた。


「いや、何百年……かもな」


 どんだけ使われてないんだこの空間。


 こんな空間少なくともインワドにはなかった。


 なんか俺が転生してから新しい空間ありすぎだろ……。


 何が起こってんだ?


 ま、今はとにかくここから出る方法を考えないとな。


【光球】の明かりを頼りに奥へと進む。


 地面はコンクリートっぽいから……まぁ、いきなり崩れたりはしない……よな?


【神速】も発動して走る。


 この空間結構広いな。【神速】で駆け抜けてるのにまだ端に着かない。


 あ、今ようやく端に着いた。


 大体……1kmくらいあるな……。


 いや広っろ!


 インワドでもこんな広い空間は珍しいな……。


 いやまあダンジョンとかは別として。


『ゴゴゴギゴゴギゴギゴ』


 ん!? 何だ!? すっごい地面が揺れてるぞ!?


『ギャウィーン』


【光球】を音がする方に近づける。


 すると……


「うわー……マジで?」


 何体いるか分からない量の〝ロボットゴーレム〟がいた。


「マジで何体いるんだこれ……」


 ロボットゴーレムは、本来はクソ雑魚なゴーレムに、ロボットをくっつけた奴で、HPや防御力が上がったのに、ビームまで撃ってきたりするインワドでは中々嫌われてた奴だ。


『ギギギ……』


「敵ヲ……発見……」


 うお!? 喋った!?


『排除……シマス……』


「ちょいちょいちょい!」


 急いで駆け出す。


 そして先程まで俺がいた所をビームが通り抜けて行く。


「危っぶね!」


 そのまま走って近くにいた奴をぶん殴る。


『グシャァ』


 メリメリと手がめり込んで、殴られたヤツは吹っ飛ばされてった。


 おっ、これから行け……


『ギギギギギギィ……』


 ……なーんかでっかいヤツ出てきたぁー!


 おいおいズルくね!?


 腰にある銃を抜く。


 流石にあんな奴が出てきたら使うっきゃない。


 一発発砲すると、撃たれた奴はそのままひっくり返った。


 おっ、銃でいけるんだな。


 じゃあ撃ちまくるか!


 パンパンと撃ちまくり、ロボットゴーレムを倒して行く。


 まあ狙った奴の隣の奴とかに当たるのだが……。


 け、結果オーライだ!


「警戒度……増加……レーザー威力……MAX……」


 今なんか不穏な事言わなかったか!?


 キュイィィーンとレーザーを発射する部分が光り始めたと同時に横へ飛ぶ。


 そして極太レーザーが発射され、こっちに近づいてきた。


「うぉい! ずっと出るやつかよ!」


 これじゃあ銃撃っても途中でレーザーに当たって消えちまう!


 一応一発撃ってみたが、案の定消された。


「あーくそ! どーする俺!」


 裏技を使うっきゃないが今できるのなんて…………あるわ。


 よくよく考えたら五個くらいあるわ。


 まあこのパターンだと出来るのは一つだけだが。


 敵の量が多い時に効果を発揮する裏技だ。


 まず銃を構える。


 そして構えつつ横に飛びそのまま左向きにでんぐり返り。


 そしてジャンプし、発砲すると共に両手を離すと……。


『バァァァァァン!』


 弾が、10発になる。


 数うっちゃ当たる戦法だ。


 そして予報通り極太レーザーの(あみ)を抜けて弾丸がロボットに当たり、レーザーを出していた一体がやられた。


 この裏技は、今朝俺がやっていた増加裏技の別バージョンだ。


 だが、この裏技は使用した物。この場合発砲した弾丸を増やすという物の為、元々持ってる弾薬を増やすというのには向いていないのだ。


 だから今朝やらなかった。


 だが、今は普通にめっちゃ使用するべき状況だから、この裏技をやりまくる。


 次々と倒していき、デカい奴には30発くらいぶちこんでようやく倒した。


「ふぅー……さてと、この奥には何かあるかなっと」


 奥の方が(わず)かに光っている。


「何だ?」


 そして奥の方へ行くと、とある物が壁に()けられていた。


「こっ、これは――!」


 壁に掛けられていた物は……


「ジェットパック!?」


『面白い!』


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