表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/30

魔素とは?

いわゆるファンタジー世界やナーロッパ世界にはその多くで魔法/魔術が使える。


作品によって魔法/魔術が厳密に分かれているものもあれば、実質同じ若しくは系統扱いになっているものもある。


そして、多くのもので魔法/魔術の発動に関わってくるのが魔素というものだ。


かつて宇宙にはエーテルなるものが充満していると仮説があったがアインシュタインの特殊相対性理論によって否定されている。


作品によってはその濃度によって色々と効果や状況が変わる。


例えば、魔素の濃度が濃い場所では不可思議現象が起きるとか、魔物が多いとか。あとは墓地や戦場、地下、鉱山などの特定地点では魔素がたまりやすいというものもある。場合によっては結晶化していることもある。


結晶化しているものを加工して魔道具を作るという話もある。


また、生身の人間若しくは能力者以外の人間がこの魔素に触れると体調を崩したり、場合によっては浸食されて魔物と化すとか、そういう話もある。


そうかと思えば、先述のエーテルみたいに世界中に万遍なく充満していて、一般人レベルに至っても魔法/魔術を使うことが出来るという話もある。


では、仮に魔素が空気中に存在し魔法/魔術の発動に大きく寄与しているとしよう。


その場合、それは気体なのか?それとも微粒子なのか?場合によっては一種のナノマシン的なものなのか?


まぁ、話としてはナノマシン説の方が納得はいくのだが、その場合、ロストワールドとかロストテクノロジーとかの類いになってしまう。それは魔法/魔術という代物ではない。


よくダンジョンにコア的なものがあったり、祭壇に置いてあったりしているそういったモノも視覚出来る水準のナノマシンの塊ってことになるだろう。


仮にナノマシン説ではないとしてだが、その場合、魔素に働きかけるという動作をすることで魔法/魔術が発動出来るとしたら、それは魔素を呼び水にしているということになるだろう。


ならば、その呼び水にするためには人類側(亜人、獣人を含む)にそれを可能とする器官があるということになるのだろうか?器官でないにしても感覚でも構わないが。


いや、そうであるならば、それって事実上のいわゆるニュータイプとか強化人間とかコーディネーターという存在なのではないのだろうか?


Wikipediaから引用するとニュータイプについて以下のことが記されている。




『THE ORIGIN』作中の描写では、ニュータイプは以下のように特徴づけられている。


ニュータイプは、常人とかけ離れた強い脳波を発する。

この強い脳波によって、ニュータイプ専用兵器である「サイコミュ」を動かすことができる。

この強い脳波によって、テレパシーに似た能力を持ち、通信機器を使わずにニュータイプ同士、またはニュータイプたり得る者同士でコミュニケーションが取れる。

さらに覚醒したニュータイプ同士では、深いレベルでの意識の交感が可能となる。

ニュータイプは、常人とかけ離れた空間認識力を持つ。

これによって、優れたMSパイロットとしての潜在能力を持つ。

ニュータイプは、予知能力を持つ。

これによって、ルーレットの出目を当てたり(ララァ)、敵の行動や位置を予測して行動したり(アムロ)、人為的に危険が起こされるのを巨大な悪意の存在として直前に感知(アムロ、ミライ、レビルなど)などできる。




上記を参考にする限り、いわゆる魔法/魔術の術者は、魔素を使うという前提であるなら、極めてニュータイプに近い存在に思える。


1,術者のイメージで魔法/魔術を発動させることが出来る。

2,魔素が発動条件である。

3,術者のイメージによって魔素が魔法/魔術に必要な構成物質・科学的動作を補助する

4,術者の制御能力によって3の規模や威力が決定づけられる


更に言えば、魔素にイメージを伝える方法を知っているかどうかで、魔法/魔術の適性が分かれたり有無が決定づけられると考えても良いかもしれない。


もしくは居住地域によって適性が変わるという可能性もあるだろう。山であれば土、谷であれば風、海であれば水みたいな感じだろう。逆に言えば、都市部に住んでいる場合、無・火・光・闇属性であったり適性なしという可能性が高まるということも考えられるだろう。


そう考えた場合、魔術の要件である科学的再現という理屈がある程度無視出来ると考えられるが、魔法の要件である奇跡的発現というそれの場合、才能と割り切れるかも知れない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ