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4-13 帝都概要

 文字通り帝国の首都。都心は内陸部にあるが、都市が拡大するにつれて外港であった都市を吞み込んで一体化してしまった。そのため、都心に近いほど上流階級や商業施設が集中し、都市同士の中間点であった郊外地区が中流階級、旧外港都市に下流階級及び工業地が広がっている。


4-14 帝都都心地区

 小高い丘に宮城があり、本城郭を最高所の中心として、第二郭、西郭、北郭、第三郭などが広がっている。元々は第二郭や第三郭に政府官庁街があったが、帝国版図が広がったことや交通の便や手狭になったことを理由に城外に設置しても問題が無い官庁は城外一等地にあった大貴族邸宅を召し上げて官庁街の整備を行っていたのである。

 城外に移転した官庁の跡地は整地されると近衛連隊の隊舎と司令部が置かれ、また、居残った官庁も建て替えによって増床することで手狭感を解消している。

 再開発を検討しているが、思うように進んでいない。


4-15 帝都外港地区

 元々は別都市であったが、拡大した帝都によって一体化してしまったが、その役割は変わらず国際商港としての機能を有している。大型船が停泊出来る十分な泊地と造船施設が所狭しと湾岸には並んでいる。

 港外の突き出た岬には本体が高さ45m、海面からの高さ65m程度の大灯台が鎮座し、その光は40km先まで届く。航海者達の守り神とも言われ、灯台のすぐそばには航海者達が崇敬する海神の大規模な神社があり共に観光名所ともなっている。

 赤煉瓦の倉庫街が立ち並び、そのそばには雑多な工房が建ち並ぶ工業地区を形成している。工業地区の裏手の山の手地域には鰻の寝床とも兎の寝床とも言われる労働者たちの居住区が所狭しと広がっている。


4-16 帝都郊外地区

 新興住宅街が広がる帝都で一番勢いと活気のある地域。

 区画整理の行き届いた計画都市。区画ごとに公園を設けてあることで、住環境は非常に良い。ただし、問題は都心と外港の中間にあるが、大量輸送公共機関がないため移動が大変という問題である。

 しかし、上下水道が計画的に整備されていることもあり、都心や外港に住むよりも遙かに健康的であり、都心よりも地価は高い。大貴族も都心の邸宅を売却して移り住むこともあるが、地価が高いため相対的に邸宅要地は狭くなる。しかし我慢出来る範囲であるようだ。




4-13とかの数字は設定管理番号。


イメージとしては江戸城と呉/長崎と日御碕灯台&神社を持ち込んだ感じ。自分自身で鮮明にその光景がイメージとして浮かんだ。

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