『元の私』<犬><自分>
安岡 憙弘
犬
私は小動物というものは大嫌いなのであったのだった。その中でかろうじて興味を示したのが犬であったのだ。その中で辛うじて興味を示したのが犬であったのだ。私は犬を仕こむのが好きであった。
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自分
自分というとなんだかよくわからないが男であるし気があまり強くない。私は女のような人であった。しかしながら私はキレいなものと神聖なものとに多大なる敬意を払った人生であったはずでであったと想ってるのであったのだ。私は要するにカッコつけだったのであるのだったのだ。