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(A29)『帝国(定刻)崩壊』

(A29)『帝国(定刻)崩壊』



線引き、というものが、この世に存在するとしたら、我々はどうするだろう。一気に、動揺するだろう。まさに、帝国が定刻崩壊する様に、自己のアイデンティティも、崩壊の一途を辿るだろうか。答えは見えない、しかし、我々は、夢を見るようにまた、現実を見ている。



世界が、どうなるだろうという、不可思議な精神の作用は、限度を超え、新たな状態の下で、躍進を遂げる現象が標榜している。自己の自己世界すら守れないなら、到底、帝国は守れまい。しかし、やがて、物事は決まり、畢竟、新たに形を現し、形成する。



帝国に定刻が来た時空間の中で、存在するのは、当たり前の日常だ。それがどれだけ、歪であろうと、我々は自然に、対象を認めるだろう。自然なる自然の如く、この形成するという概念を前にして、結果に翻弄される我々は、無力である。無力であるが故に、崩壊を、止めようとするのだ。

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