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青瞬  作者: なかし
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プロローグ;今日は曇り

今日も曇り。

寝ぼけながら

「明日は晴れるかな?今日は店混まないで欲しいな…」と支離滅裂な独り言を言って、時間が無い事に気付く。取り合えず、寝汗をかいたので、シャワーだけ浴びて、家を飛び出す。髪は自転車に乗ってれば乾く。急いだかいがあって、2分前にバイト先に着いた。店に入りながら朝の挨拶

「おはよ」と言いかけて

「遅い!!あれほど今日は遅刻するなって言ったのにぃ!!」と店長に遮られた。

「すいません…店長」

「まぁ良いから、制服に着替えて、事務所に来て。」店長は若干26歳にして、その地位まで登りつめた人だ。しかも

「女性では、記録的な速さでの出世だよ」と、良くマネージャーが自分の事のように自慢してくる。

そんなマネージャーを店長は

「マネージャー様々ですよ♪」と、表では言っているが、僕らの前では

「あのハゲに何回セクハラされたか…」とみんなの笑顔を誘う、姉御肌の良き店長である。

僕は急いで更衣室に向かい、着替えを早急に済ませ、再度事務所に向かった。そこにはパートのおばさん二人と、店長の3人が僕を待っていた。

「遅れました!おはようございます」今度はちゃんと言えた。

しかし

「おはようございます」とバラバラの4つの声が返って来た。よーく見ると、店長の真横に隠れていた、もう一人女性が見えた。俺の顔を見て、やたらニコニコとした、見覚えのある女の子がいた。

しかし直感で

「何だコイツ」と思った。

それが真樹との5年振りの再会だった。

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