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俺が傍にいるから。だからアイツの事なんか思い出さなくていい。
この小説はボーイズラブです。キス等の表現があります18禁ではありません
「泣くなよれい」
「しゅうちゃんおばあちゃんお星さまになっちゃた・・・」
―幼心の君―
「柊また月曜な」
「おぅ!またな零」
そうやってお前はアイツと帰って行くんだな今日は土曜日だからまたアイツの家泊まるんだろ?そして、抱かれるのか?俺は大宮柊也高校3年俺には大切な幼なじみがいる、大好きな親友高村零でも俺は親友って思うより好きなんだお前の事。
でもこの気持ちは俺だけの秘密、なぜなら俺もお前も男だから。
「零、帰ろ」
「奏次郎!」
そんな顔して笑うなよアイツの前で、何でだよ・・・
俺から零を奪っていったヤツ、男同士なのにそんな事気にせずあっさり俺から零を奪ったヤツ、木戸奏次郎俺の腹違いの兄弟・・・その日家に帰るのも面倒で本屋で立ち読みしてたら三島からの携帯で俺の頭が真っ白になった。
「零が事故!?」
ふざけんなよ!なんで零が事故なんか!
病院に行けばもう零のおばさんは来ていた
幸い零の怪我は大した事はなかった、でもアイツは、奏次郎は零を庇い意識不明の重体だった・・・