表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/50

29話 人生

「あ・・・当たった!」


2億円の宝くじが当たったのだ。


先々月は前から入りたかった大手の会社に採用され、


先月は好きだった女性に告白された。


もはや俺自身にとっては人生のピークと言ってもいいんじゃないだろうか


「もう死んでも良い位嬉しい!」


換金した帰り道、岐路の途中で呟く。


自分はまるで世界一の幸福者のような気分だった。


「なら死ね」


急に角から薄汚いホームレスが現れ、ナイフで刺された。


当たった場所が悪かったのか、激しい痛みに加えて意識がぼんやりとしてきた。


俺の懐から宝くじを盗み、歓喜しているホームレスを呪いながら俺は死んだ。



「やったああ」


俺は人生でツイてない事ばかりを経験し、ホームレスになった。


自暴自棄になって適当な奴をぶっ殺して金を盗ろうと思い、実行に移したが一人めで2億円の宝くじを当てた奴を殺せるなんて・・・


「俺はツイている」


俺はそう確信した。


この2億で夢のような生活を送ってやる。


女を買って旨いもんをたらふく食べ、毎日遊んで暮らしてやる。


そう思いながら道の曲がり角を曲がると、目の前に車が迫ってきていた。


「え」


デカイクラクションを聞きながら、俺の体は宙を舞った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ