表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/50

19話 少年

少年は苦悶していた。


自分の生きる意味を見いだせず、目的も見つからない人生を終わらせるかどうか、常日頃に悩んでいた。


少年は怠け者でもあった。


更に、自分で決めた規則を平気で破り、それを申し訳なさそうな顔で同じ過ちを何度も繰り返すという愚者でもあった。


少年は自分の人生に終わりを告げることにした。


まだ20もいかない愚か者は、その命を終える事を決意した。


少年は臆病者であった。


いざ命を絶とうと思っても体が動かない。


僅かに残る生への柵に囚わた。


同時に自傷する事への恐怖が全体を支配していった。


そのまま、少年は1日を終えた。


結局、少年は死ななかった。


少年はその浅はかな思考で自分を擁護し、精神を安定させる。


「欝だ、これは欝だ」と、独りでに呟く。


その姿は大変滑稽で、永久に続くかのようであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ