落し物
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:落し物
俺は昔、物忘れがひどかった。
なんか最近では忘れ物のないようにリストをちゃんとしたため、
どこへ行っても自分の物はちゃんと持ち帰る、
そう習慣付けておいたんだ。
おかげで最近は忘れ物という忘れ物がほとんどない。
最近ではさらに準備万端にして、
本当に大事なものはちゃんと
しかるべきところに置くようにしている。
金庫の中や、俺だけが知っている棚の中、
何重にもロックをかけた箱の中、
あるいはコインロッカーや私書箱、
時々ファインプレーをして図書館や駅などの
落し物入れ箱も、自分の保管場所として使うことがある。
まぁ落とし物入れ箱は公共のもので
なくした時に入れられる箱だから
そこにはなるべく行かないように普段はしているが。
でも最近、少し不思議なことが起きたんだ。
女「あの、もしかしてこれがあなたの言ってる、ジャンバーですか?」
ある日、俺がそれまでとても
大事にしていたジャンバーをなくした。
出先で新たな用事ができて、
どうしてもその時着ていたジャンバーが
手余りになってしまった俺は、
あらかじめ用意しておいた
駅のコインロッカー横にある茂みの中、
その茂の中に穴を掘り、その穴に置いた
プラスチックケースに
そのジャンバーを入れておいたのだ。
そして戻ってきてみると、そのジャンバーがなかった。
そのジャンバーは記念品としてもらったもので
どうしてもなくしたくなかった俺は
駅構内の落し物入れ係に駆け込み、
そこで一部始終を話してジャンバーを探してもらおうとした。
すると見ず知らずの女性が来て、
俺がなくしたそのジャンバーを手に持ってきてくれたのだ。
「あ、ありがとうございます!これです!」
変なクセをつけるんじゃなかった。
普通にコインロッカーとか
そういう場所に入れておいたらよかったんだ。
お金がもったいないからってそんなことをした俺。
でも大事なものをなくすよりは当然良い。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=iy-SLAiJ--A
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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