3/6
第三章 大学院、結婚
大学院も大変だった。
研究とそれ以外の仕事やパートを両立するのは難しく、研究は競争も激しかった。
でも元々勉強が得意な四人は、比較的順調に楽しみながら研究を進めていくことができた。
結婚の話も出てきて、ひとみは隼人と、明子は章吾と結婚することになった。
「ついにきたね。」
「おめでとう!」
「ありがとう!明子たちもおめでとう!」
「ありがとう!」
こうして四人は大学院を卒業すると共に籍を入れることができた。
「結婚式楽しみだね!」
「うん!ドレス一緒に見に行こうよ、ひとみ!」
「そうだね、四人で行こうか。」
引っ越しをして、仕事と家庭を両立し、結婚式ではお互いにスピーチをした。
「お互い幸せになれて良かったね。」
「うん、本当に良かった!いつもありがとね。」
「こちらこそ。」
ひとみと明子は笑顔を交わした。