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200文字小説

空っぽ人間(200文字)

作者: うわの空

 僕には何もない。

 特技もなければ長所もない。

 生きる理由もなければ死ぬ理由もない。

 僕は空っぽだ。

 だから死にたい。




 何もないなら今から作ろう?

 特技とか長所とか生きるとか死ぬとか、そんな難しいことじゃなくていいから。

 作らなくても、探したら何か見つかるよ。



 満杯だったら、それ以上何も入れられないけれど

 空っぽなら、これから色んなものを入れられるよ。



 明日、アイスが食べたいな。

 それが今を生きる理由でも、いいじゃない。


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[一言] うおぉ・・・ 心にじわじわ沁みる・・・
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