第1話 再び集合
ついに第1話公開です!
ブーと勝のスマホがバイブする。
勝はその音で目覚めた。
勝が異世界から脱出してから1年が経とうとしていた。
勝はcmailについさっき届いた姉からのメッセージを開くと『すぐ部屋に集まって』というメッセージが姉から届いていた。
几帳面な姉にしてはよくわからないなあと思うがさっさと私服に着替えて姉の部屋に行く。
姉の部屋に行くと高井と赤井もいた。
「あれ?ロボットは?」
「今、これから話す要件について調査中なのよ。」
「それで、案件とは何ですか?」
「…E.S.Gが害のあるほどに活動し始めたの。」
「えええ?うそだろぉ。」
「うそですよね?」
「E.S.G?」
「ほら、9番でちょっとだけそのことについて話していただろぉ」
「あっ」
確かに流れていた。『最近B.S.Tと敵対するE.S.Gが復活したとのうわさがあります。敵対生物に気をつけてください。』と。
「じゃあ『行き来ボタン』で行きますか。」
貴美がボタンを押すと、その部屋から4人が消えた。
勝たち一行は気が付くと5番にいた。
「晃さーん。E.S.Gの動向は?」
「今、???番にあるE.S.Gの拠点だった場所に向かっている模様です。」
「じゃあ、近くの番にいる機動部隊で入り口を全部ふさぐように言って!」
「わかりました。…駄目です。E.S.Gが入り口を隠しています。後ド
クロ番のしか残っていませんがとてもそこは無理です。」
「じゃあ彼らだけが入り口から入れるということね?」
「そうみたいです。」
「じゃあ、4人でドクロ番に行ってくるわ。」
「ええええ?」
「じゃっ。ほら勝行くよ。」
勝たち一行は5番の地下街に行き、果てしなく続いてそうな道を歩くと黄色いドアがあった。
「ここが噂のドクロ番の入り口かぁ」
「超危険って噂がありますよね。」
「クラスdeath zoneだもんな。」
「ここから入った人の99.9%は帰ってこなかったそうよ。」
「早く入ろう?」
ドアを開けると黒い迷宮が広がっていた。
勝が一歩足を踏み出すとカチッという音がした。
その音に合わせるかのように横から鉄球が飛んできた。
「え」
次は11月30日18時公開です。




