表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/1

第1章「出会い」

さくらひろみの頑張りを見届けてやってください。

私はさくらひろみ。ここは学校。

「えーこれから転校生を紹介するぞ。」

先生は言った。そして、ドアを開けた。ガラガラ柄。イケメンが現れた。

「俺の名前は…」転校生が言いかけると、女の子がキャーキャー騒ぎ出した。イケメンすぎて惚れる人がいっぱいいたのだ。

「静かにしなさーい!」

先生は机を叩き、生徒を脅した。

「んーせきはどうしようかなーよしさくらのとなりにすわりなさい」

イケメンは歩いた。そして、座った。

「よろしくな。」

イケメンは言った。

「よろしくね。」

私は言った。すると、イケメンが私の手を握った。

「きゃややややややや!」

女はあまりの衝撃に泣いた。

大休憩。

「ひろみちゃん握手したのー?すごいね」

親友の幸子は私にゆった。

「私購買に行ってくる。」

親友の幸子は歩いていった。私は部活に行こうと、階段を降りようとした。すると、つまづき、落ちてしまった。ああ、私はここで死ぬのか。色々あったな。

口先から温もりを感じる。口だけではない。体全身が、熱く感じる。

「大丈夫か?」

目が覚めると、イケメンの顔が目の前にいた。彼の唇の力で私は落下死せずに済んだのだ。

「次は気をつけろよ」

イケメンはそう言い、去っていった。私は、キスしたことにドキドキしていた。



私は意地 メイコ。いじめるのが大好きだ。私は転校生に恋をしていたが、さくらとかいう女の子がキスしたのを私は見た。

「なんなのあいつ。いじめてやる。」

私は思わず呟いた。



私はトイレに入った。

「うぉおおおおおお!」

ブリブリブリ。脱糞しても、胸のドキドキが止まらない。彼の唇の感触、唾液の味、鼻の香り。全て忘れられなかった。

上から女の子がやってきた。いじめで有名な意地メイコとその取り巻きだ。私の親友の幸子は彼女によるいじめが原因で転校したので、許せなかった。

「何よ?」

無断で乙女の個室に入った罪は重い。私は思わずメイコを睨んだ。

「おまえをいじめる。」

メイコはそう言い、私の胸ぐらを掴んだ。

「痛いからやめて!」

私がそう叫ぶが、祈りは届かない。殴る、蹴るなどの暴行を受けそうだったその時…!

「やめろ!」

イケメンが横から私の前に現れた。そして、私の代わりに攻撃を受けた。メイコ達の攻撃により目玉は潰れ、内蔵は飛び出し、四肢はちぎれ、身体は血まみれになっていた。

ピーポーピーポー

私たちは救急車に乗り、病院の医者室に入った。

先生の治療により傷が根治したイケメンは、ベッドで横たわっていた。そして、心電図の音が止まった。

「医者料はいくらですか!」

私はショックで泣きながら、医者に言った。

「あなたたちは1人5万円」

医者はメイコと取り巻きに指さし、そう言った。その時、「えー」や「そんなー」や「そんなに払えないよー」という声が聞こえた。

そして医者は私を指さし、こう言った。

「あなたは、50000000000000億円だぁ!」

「なんでぇ!?」

私は思わず叫んだ。医者が言うには、

「たしかにいじめた側にも問題があるが、それはいじめっ子の脳に炎症が起きただけだ。しかし、あなたは階段から落ちた時に助けてもらった。その時の腕のダメージが大きいからだ!」

至極真っ当なことに、私は言い返すことはなかった。

私は途方に暮れながら、借金センターと闇金でお金を借り、医者料を全額支払った。しかし、借金を返済するほどの財力がない。

学校に帰り、私は幸子に相談しようとした。しかし…

「この借金女!もう絶交ね。」

幸子は冷たく言い放ち、去っていった。

家に帰り、父に相談しようとした。しかし…

「あんたなんか産むんじゃなかったわ!」

父は冷たく言い放ち、私のスネをけった。

公園に行き、見ず知らずの子供に相談しようとした。しかし…

「喰らえーベイゴマ!」

子供は冷たく言い放ち、私はベイゴマによるダメージを受けた。

私は公衆トイレにこもった。

全てが嫌になった。私は昔からみんなに迷惑かけてばかりだった。それに、転校生も傷つけてしまった。こんな私に生きる価値は無い。自殺してやろう。私はトイレの水に顔を突っ込み、窒息死してやろうとした。しかし、躊躇った。全て私が悪いのに、責任から逃げるなんて、どこまでクソ人間なのか。死にたいくらい追い詰められたが、死ぬことは出来なかった。その時、天井から光が現れた。

「きゃあ!」

私はあまりの眩しさに叫んだ。

私の前に、人型の何かが現れた。

「あなたは…誰?」

「私は神だ。」

神は私に微笑みかけた。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ