…偽りの仮面を被る自分とその偽りの仮面を取る推し…
…偽りの仮面を被る自分とその偽りの仮面を取る推し(凪くん)…
私は、いつも笑顔で人と接している。しかし、それは偽りの仮面だ。仮面を取れば、緊張して人となんか話せない。だから毎日のように仮面を被り話している。でも…あの人は違った。最初から、私の仮面を取ろうとして、仲良くしてくれた…。その人の前だけでは仮面をしないで、話していた。だけど、ある日突然、あの人が違う人と話しているところを目撃して…。偶然、私の話しになっていた…。聞いてしまった…。あの人は、私の仮面を取るところか、私の秘密まで知ってる。なんて…。
推し(凪くん)→○○さんの仮面は、意味もないし、偽りで出来てるけど、そういうところが可愛い。だから、キミみたいなつまらない女の子とは違うんだよ。
他の人→あの子の秘密は、偽りの仮面で笑顔にしてるんでしょ。つまらないよね。
…なっ…。私がつまらない?そんな訳ないじゃない。
まぁ、せいぜい、あの子と上手くやりなさい。
無駄でしょうけどね。
推し→…あっ…○○!
あのね…。俺…○○のこと…。
私→いいよ。無理しないで。私の秘密喋らないって言ったのに。どうして話すの?やっぱり、キミとは合わないよ…。じゃあね…(泣きそうな表情で話しながら…)
推し(凪くん)→待って!○○。ごめんね。でも、○○の秘密なんて話してないよ。仮面のことは、違うと思ってたから。でも、○○に伝えたいことあったんだ。○○。俺と付き合って欲しい。仮面なんていらないから。そのままの○○がいいんだ。
私→何?…謝るんなら最初から言わないで…。
秘密は言ってない…?じゃあ、他の人と話していたのは何?…あの子がつまらない女の子だ。って言ったの?
…やっぱり…。ダメだよ。女の子はメンタルあまりないんだからね。
…で…本当は何を言いたいの?って…えっ…
分かった。私も本当は、推しのキミのこと好き。キミの前では仮面無しでいられたから。私と付き合って欲しい。
こうして、偽りの仮面を被る私とその仮面を取る推し(凪くん)の物語は終わった…。