表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞⑥ ~陰りの闇が刻む痕跡《あと》~  作者: norito&mikoto
終 章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/42

エピローグ・すべての決壊 ~平穏の先に~

終 章



        エピローグ・すべての決壊 ~平穏の先に~



 皇宮から主神殿へと向かう馬車の中で、シリウムから今日の授業で皇宮医務殿に赴いたことは口外しないようにと厳命される。



「……ぇ……っ、と……?」


「誰かに何か聞かれたら、今日の授業は『医務殿で実技を行った。詳しい内容はまだ誰にも言うなと言われている。』そう答えるように」



 どうしてそんなことを言われるのか分からなくて、アインが首を傾げるが、シリウムは詳しい説明はせずにただそれだけを伝える。



アイン(こいつ)に下手に色々と裏の事情を教えてしまうとボロが出るからな……。素直すぎて隠し事ができないし、嘘は言えない……)



 間違いなく美点ではあるのだが、今のアインの立場を考えると危険極まりない。



 ただ、素直であるからこそ、してはいけないこと、言ってはいけないこと、していいこと、言っていいこと、それらをきちんと言って聞かせておけばその通りにする。



 だから先に厳命していた。



(……昨日の神官長様も、誰にも言っちゃだめって、仰ってたけど……?)



 対して、言われたアインは頷きながらも疑問を覚える。



 何だか最近、こんな風に、色々と、言ってはいけないことが増えて、してはいけないことも増えて……



(……ちょっと、こわい……)



 知らない間に、見えない何かで縛りつけられているような……そんな恐ろしさを感じる。



 でも……



「……わかりました……」



 居ていいって、許し(いっ)て、貰うためには……



 こくりと頷いたアインを満足そうに見て、到着までの残り僅かな時間、シリウムはアインが視たインスの精神体の状態をもう少し詳しく……と話を聞きだした。




「姉姫様は魔族を斬りたい!~最愛の弟皇子を救うため、女神の巫女は呪いをかけた魔族を探します~」番外編・聖皇国列伝秘聞・第6弾


皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞⑥ ~陰りの闇が刻む痕跡あと~(完)


これにて、『皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞』第6弾「陰りの闇が刻む痕跡あと」、完結です!


主神殿への帰路につくアインの視点でお届けしました。


自分が帰った直後にインスが倒れ、緊急手術に運び込まれたことなど全く知らないアイン。


アインを危険から遠ざけるために情報統制を敷く大人たち。


しかし、理由を知らされないアインにとって、それは「見えない鎖」のように感じられ、ただ怯えることしかできません。


インスの命を削った虚勢も知らず、ただ「ここに居ていいと許してもらうため」に大人の思惑に従おうとするアイン。


そんなアインを囲い込もうとする神殿側の思惑……。


互いを想いながらもすれ違っていく彼らの運命の行方を残し、「聖皇国列伝秘聞⑥」はこれにて完結となります!


最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!


【今後の連載スケジュールについて】


そして明日12時からは番外編第7弾をお届けします!


明日からも1日2回、昼と夜の公開を予定しております。


【ミニコラム掲載中!】


活動報告にて、キャラクター紹介や用語の解説などを不定期で掲載しております。ぜひチェックしてみてください!


【読者の皆様へのお願い】


「まて! インスどうなる!!」「はよ続き!!」と感じていただけたら、ぜひ【☆☆☆☆☆】やブックマーク、感想をいただけますと、連載を続ける何よりのエネルギーとなります。


また明日からもどうぞよろしくお願いいたします!


【本作は「カクヨム」にも投稿しております。】


――――――

ノリト&ミコト

引き続きお付き合いいただけますと幸いです!!




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ