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僕らの関係3
5時間目の授業が終わり、授業が始まる前に震えたスマホを確認する。そこには『今日、一緒に帰らない?』と佐倉 凛から届いていた。
「高瀬なんかあったか?顔色悪いけど。」
「特に大丈夫だよ。昼飯後だったから眠いだけだから。」
全く事実とは異なる言い訳をしたが、つくづくこいつは人の事をよく見ているなと思う。
「そうか。それなら良かったんだけどな。今日放課後空いてるか?」
「今日はすぐ帰らないと行けない用事があるんだ。そもそも渡辺部活じゃないの?」
「本当ならそうだったんだけど、顧問が急な出張で休みになった。」
「あーね。珍しい誘いだったのにごめんね。また今度埋め合わせするよ。」
「はいよー。そのときは頼むわ。」
手をひらひらと揺らしながら自分の席に戻っていく渡辺を横目に一息吐く。
これで用事があるふりをしないといけなくなったのだが、どうやって凛と話を合わせるかそれが次の課題だった。




