05 宇宙企業ジャンプ!
プレゼンが終わるや否や、ツトムは立ち上がった。
「よし、部下たち、動け! 一気に売り出すぞ!」
部屋の端に座っていたチームが瞬時に動き出す。
ホログラムディスプレイに全宇宙の市場マップが展開され、
各惑星、宇宙ステーション、軍事拠点、家庭用居住区に、
フードAIの配送ルートが次々に登録される。
「キャンペーン期間は半額だ。全宇宙にばら撒け!」
「品物は1億台ある。全部売り切れ!」
ツトムの声は冷静だが、背後に熱気が漂う。
家庭用フードAIは、子どもたちや家族の食卓を一瞬で変える
宇宙船のダイニングにはAI生成の食事が瞬時に配達される
軍部の食事も、兵士たちの栄養管理・好みに完全対応
「宇宙にトレンドを作る。
革新的から当たり前の流れにするんだ!」
部下たちは頷き、データを送信、配送網を稼働させる。
次々と注文が自動処理され、ホログラムには売上の推移がリアルタイムで表示される。
「これで会社の売上は1000倍、恒常的に30%アップ、利益は50%…宇宙企業へジャンプだ。」
ツトムは冷静に計算するが、目は光る。
「さすが俺たちのチームだ。
やり遂げたな。」
瞬間、船内外の全クルー、各惑星の代理店、異星の購買システムまでが同期し、
銀河規模の販売ネットワークが一気に立ち上がった。
これこそ、「技術×実務×戦略」が生んだ宇宙的成功の瞬間だった。




