プロローグ
これは、兄、親友、ガリ勉、強烈個性
の4名が宇宙を相手に堂々と渡り合った物語であり、ここに、記録しておく。
記録係 弟
兄 :
まごう事なき天才
暴力嫌い。
人の為になる事を考え、実行する。
ヒーローに憧れる、厨二病そのまま。
一般に言う生活は頓珍漢。
(外向きは、温厚、誠実、調和 出来杉君だよ)
親友:
現実を冷徹に見つめる
実務はこいつが一番
(現実を見て、3歩先をいく行動力、尊敬するわ)
ガリ勉:
論理なら負けなし
法律を武器にできる奴
(ほんと、メガネの中の目が睨むと怖いよ)
強烈個性:
お嬢様(悪役が似合いそう)
政財界のドンを親に持ち、コネは使ってなんぼ
(兄に助けられてから、ほの字、でも兄の前では上から目線、女はわからん)
個性には個性が集まるのだね。ほんと強烈だよ。
幼少からつるんで、幼稚園では仕切るメグミ、ほわほわしたタツヤの世話役してるし、やばそうになると、ツトムがでてくるから、相手は逃げる。
そんな彼らを面白そうに見てる、シンヤ。
1個下の僕はただただ、面白かった。
16になっても、同じ仲間として、幼稚園と変わらず、学校を仕切る。
お嬢様の学校と言っていいレベル(寄付金たんまり)だからね。
記録係 弟:
兄大好き
兄こそヒーロー
その兄の物語を密かに書いている。
幼少の頃から天才で、何をやらせてもそつなく、優秀をとり、服は清潔
会話は大人っぽい、性格は温厚で、弟の無茶な頼みを難なく実現する。
僕の性格は? 火の玉事件でわかるでしょ。
火の玉事件の回想(少年時代)
夜の神社。
夏の風が、石畳に落ちた蝉の声をかすかに揺らしていた。
弟:「ねー兄ちゃん、火の玉作ってよ!」
兄は一度だけため息をつく。
だが、弟の期待に満ちた目を見て、ゆっくりうなずく。
兄:「……本当に驚かせるだけだね? 誰も傷つけない。」
弟:「もちろん!」
兄は家の物置から、綿、アルコール、針金、古い釣竿を持ってきた。
手際が大人びていて、幼い弟はその姿に“職人の魔法”を見た。
青白い炎が、綿を包む。
兄:「走らせるよ。」
釣竿を振ると、夜闇に淡く揺れる青い丸が浮かび上がる。
友達たちは悲鳴をあげ、神社の階段から転げ落ちるほど驚いた。
弟は涙が出るほど笑っていた。
兄は火の玉を片付けながら静かに言う。
兄:「……これは秘密だよ。君が喜ぶなら、それでいい。」
兄ちゃんは、少し悪さも一緒にやってくれる。
俺の“無茶”を、いつも形にしてくれた。
少年時代の二人の絆が、火の玉とともに揺れていた。




