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続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第二章 魔大陸編
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【第6話】 賢者ミント     

今晩は。

投稿です。

挿絵が入るようになりました。

元帥さん、一言どうぞ。


みなさま、ご迷惑ばおかけしました。

今後、より良い挿絵ば描こうと思います。

よろしくお願い致します。

「やっと会えましたねゴブゴブ」


 私の目の前に座っているのは、ゴブリンの賢者ミント。

 私は、アイお姉ちゃんにずっと抱っこされている。


 放してくれないのだ。


 横のテーブルでは、メイドンとリラちゃん、美観、玲門、がこの世界についてお勉強している。


 私は……延々と怒られた。

 アイお姉ちゃんにとって、私は明季なのだ。


「異世界の明季?知るか!こいつは明季だ!私達が、どれだけ悲しんだか!無理ばかりしやがって!門を閉じ、死の異世界で死んだだと!?何一つ残さず!別れも言わず!言うことも聞かず!わーん」


 そして抱きしめてくれる

 この繰り返しが2時間ほど続く。


 目の前の賢者ミントが呼んでくれなければ、一日中怒られていたと思う。


「ゴブ、何から話しましょうか?」


 私は異世界の空です、この世界には目的があって来ました。


「ゴブゴブ、そうですね、先ずはあなたの目的が一番ゴブ」


 目的は、お母さんと友達の奪還です、魔族イー・シャンテンに掠われました。

 場所はおそらく魔大陸。


「ゴブゥ、それで時空を越え、異世界まで?ゴブゴブ」


 はい。


 じっと私を見る賢者ミント。

 私はホルダーアキですが、死んだ存在でもあります。


「目的以外は、この世界に干渉しないとゴブゴブ?」


 はい、その方がいいのでは?

 おと……獣王季羅は静観するみたいだし、私の存在は微妙だ。

 混乱の元ではないのか?

 そう思うようになりましたよ。


「ゴブ、あなたの母親はアイ、友人はエノンと聞きましたがゴブゴブ?」


「え?」


 驚き、私を見るアイお姉ちゃん。

 抱っこしている手に自然と力が入る。


「私は姉だぞ?」


 異世界では、お母さんなの。


「!」


 ?


「わ、私が、明季のお母さん!?」


 行くところがない私を、拾って育ててくれたの。


「私が?」


 そう、お父さんは小次郎さん、コロさんだよ。


「!」

「ゴブゥ」


 ?


 悲しい体臭?


「コロさんは……異界からの侵略の時、子供達を庇って死んだ……」


 え!?コロさん!?あの時に!?


「そうか、私が明季のお母さんなんだ……」


 ポトポトと涙が上から落ちてきた。

 ど、どうしたの!アイお姉ちゃん!?


 挿絵(By みてみん)


「明季は私を、その異世界の私とエノンを奪い返すためにこの世界に来たんだな?」


 そう。


「お前は、勇気の固まりみたいだな、お母さんは絶対に嬉しいぞ!」


 え?


「お前が助けに来てくれるなんて、絶対に嬉しいに決まっている!なぜなら、私が嬉しいからだ!ここまで来るのに、怖くなかったのか?」


 怖いなんて言っていられないよ!アイお母さんとエノンが待っているんだ!


「帰れるゴブ?」


 そこじゃない、2人を無事、取り戻したい!それだけよ!


「あのな、聞けよ、明季」


 なあに?アイお姉ちゃん。


「ここ数年、私は魔大陸の方向に『わたし』を感じるんだ」


 !!!!!


「ミントやレイランに相談したら、同時存在とか言われたんだ」


 え?


「獣人族としての、力も増しているし、エノンと暮らしている夢を見るんだ」


 なっ!?


「だから、その私とエノンは魔大陸で生きていると思う」


「魂が共鳴しているゴブ、場所は魔大陸の北、炎の国ゴブ。分かるのはそこまでゴブ」


 魔大陸に渡りたい!渡り方、知っているなら教えてください!


「ゴブ、魔大陸は強力な結界が張られているゴブ。意思ある者が触った時点で、魔族が飛んでくるゴブ」


 え?


「船でも空からでも、地中からでも、進入は難しいゴブ」


 そう言ってメイドンを見る賢者ミント。

 メイドンは私を見る。


「メイドンのメイドン・フィールドはメイドンを含めて5人までデス」


 メイドン・フィールド!?


 ん?


 あ!ゴブリンの時、人族の研究所に向ったメンバーが、確か5人だった!

 私、エルフさん、ヤベンさん、コロさん、メイドン!

 5人だったら、結界を抜けられるの?メイドン?


「デス」


「ゴブ、異世界の美観さん、玲門さん、力は相当あるゴブだけど……ゴブゴブ」


「あ、私達、まだ修行中なのよね、ね、玲門」

「はい、力に振り回されているのが現状です」


「ゴブ、ならば魔大陸には……」


「行きますよ、それが目的です。ただこの杖と剣が所在不明になると困る、と思いまして」

「そうそう、一応円君とサイザン君のご両親にお話ししとかないと」


 誰一人、死なせるつもりはない。


「私達だって、死ぬつもりはないわ、でも自分が死んだ後のこと、ちゃんとしておきたいの」

え?

「私や玲門は、多国籍企業の一翼を担う存在だったのよ?知っているでしょう?」


「アンアン!」


「上司、重役、上が死んだり、突然いなくなったりとか、考えてみて?はい、そこで事業おわり、は駄目なの!社員や引き継ぎが大変なの」


「いつ誰がいなくなっても、会社は動くようにって、小さいときから言われて育てられたのよ!ホントに!もう!」


 これは、この二人、かなり特殊な環境か?

 子供の時から、死んだ後のことを考えて行動しろと?

 ……ある意味、私より、遙かに大人的考えでは?


「だから、いつ死んでもいいように行動しないと、これあまり好きじゃないけどサ」


「私達、小さい頃からこれが当たり前だったから……」


「ゴブゥ……それは戦士の道に通じるモノがあるゴブ」


「ではメンバーはアキさま、美観さま、玲門サマ、メイドン、あと一人は?」



次回投稿は 2023/10/25 夜の予定です。

サブタイトルは 【第7話】 5人目の戦士 です。


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