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続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第二章 魔大陸編
79/95

【第4話】 港街へ     

今晩は。

投稿です。

サブタイトル、少し変わりました。

今回まで挿絵はありません。

楽しみにされていた読者の皆様すみません。

次回より入る予定です。


 で、お兄ちゃん!


(で?なんだ?明季?)


 ケインお兄ちゃん、東の砦、崩壊したけど、アイおか……お姉ちゃんやドワーフの子供達、北のゴブリンとか大丈夫なの?ほんとに大丈夫なのね!?


(大丈夫だって!心配性だなぁ?東の港街に移っているよ!3年ほど前かな?)


 救助活動とか、しなくていいの?


(北のゴブリンに任せとけ!お前は、先を急ぐのだろう?)


 !


(麗乱が感知した)


 何を?


(明季の目的は母親と友達の奪還、で、いいのか?)


 !

 え?麗乱お姉ちゃんどこまで魔力、伸ばしているの!?

 いつの間に!?

 警戒されない?嫌われない?


(ふふ、それがいいのよ明季。警戒イコール『ボッチ』誰からも干渉されない、これよこれ!ふふ、何年ぶりかしら?あなたとの会話!)


 麗乱お姉ちゃん!


(さて、ケインお兄ちゃん、村長からの伝言よ、心して聞くように!)


 え?

 私聞いていいの?


(明季、黙って聞いていろ)


 ……私に聞かせている?


(明季は先の大戦で戦死した。異世界からの訪問した空は、別人である、獣人族としては静観する、以上よ)


(おい、麗乱、オヤジのヤツ、冷たくね?)


 !


(ランお母さんの号泣、知っているでしょう?明季は死んだのよ)


(じゃ、こいつは誰だよ!明季だぜ?間違いなく!)


(そう思うなら協力してあげて、ケインお兄ちゃん!)


(ああ、そのつもりだ、お前はどうなんだよ?麗乱?)


(勿論、協力するわ、でも怖いから、少し離れてから。だけど。これから港へ?)


(ああ、港は北のゴブリンやドワーフ達の街だ、彼らに話をして、魔大陸に渡る手段を検討したい、先ずはフーララさんかドロトンかな?明季、魔大陸への計画は何かあるのか?)


 この世界に来るのが精一杯で、魔大陸はノープランなの。

 円やサイザン君から聞いたお話は、大陸全体に結界が張られ、簡単には上陸できないとか?

 それくらいしか知らないわ。


(そうか、まあ相変わらず、無計画だなぁ)


 返す言葉がありません。

 と普通に会話しながらも、私は、少なからずショックであった。


 静観?ほぼ、無視ってことだよね?


 ホルダーという存在は、混乱の元かな?

 異世界、ン・ドント大陸、思い出の人達に出会えて、喜んでもらえるかな?とか思っていたけど、私は、明季の死を汚す存在?


 ああ、私は考えが甘いな、お父さんやお母さん、生き残った人達の悲しみや苦悩を、想像すらしていなかった……なんて自分勝手なんだ……ごめんなさい。


 ここは、陰ながらごめんなさい、と言って走り去ろう。

 どちらにしろ、これは私と魔族の戦いだ、巻き込むわけにはいかない!


 ん?メイドン?私を見た?


(なあ、明季、質問があるのだが?)


 なに?ケインお兄ちゃん?


(いま目の前で、フーララさんやリラちゃん、ハピ子が魔族に襲われていたらどうする?)


 え?


(圧倒的強者、魔族だ、お前ならどうする?)


 た、助けに入るわ!見過ごせるわけ!ないでしょう!


(勝てないよ?どうする?)


 噛みつく。


(あはははははっだよなぁ、明季なら、そうするだろう)


 なにが言いたいの?


(お前は人気者だ、隠れファンも多くいる。早く魔大陸に渡らないと、協力者で大軍になる)


 ええええっ!?

 な、何っているのケインお兄ちゃん!?


(綿菓子は魔力の不安定に悩むハーピー一族を助けた。あの一族はお前を大恩ある友人、と言っているぜ)


 え?ハピ子?何しているの?


(西の竜騎士達は、お前を守り切れなかったと言い、嘆き、これよりこの世界で、ホルダーアキが生れたなら必ず、竜騎士はその槍になり、翼になるという誓いを立てた)


 うげっ!?


(他にもある、護武鈴好は騎士団と対等の傭兵団になっている、その数は200名以上だ。ああ、あれもあったな、お前発案の婦人会だ。婦人会は西の大陸まで広がって、女性や子供を助ける凄い組織になっている)


 え?


(男子禁制の一大組織だ。西の大陸では人族とエルフの戦争を止めたって話だ)


 は?


(ホルダーアキは子供や女性の守護者とも言われている)


 なんで?話が大きくなりすぎでは?

 私、なんかした?


 挿絵(By みてみん)


(伝説とはそんなモノさ、お前を手本に槍や歌の稽古が盛んになった、いいことだと思う)


 歌?これはホッシーの匂いがする……。


(そんなお前が、異世界から母親と友人を助けるため、魔大陸に渡る、とか話が広まってみろ!どうなるか、俺には想像もつかん)


 ……ヤバい気がする。


(特に今から会う北のゴブリン達、お前が助けを求めれば、いや求めなくても全力でサポートするはず。多分、相手が魔王であろうと勇者であろうと、お前のためなら、躊躇いもなく弓を引くだろうな)


 ……名前が先行!暴走しているよ!

 明季は必死に、走り抜けただけだ。


(なら、その走る姿に魅せられたのだろう)


 そんなに格好いいならいいんだけど。


 ?


 どうしたのケインお兄ちゃん?


 雰囲気が変わった?

 あ、メイドンを見た!?


「アンアン?」


 メイドン?


「大事なお話デス」


 ?


(いいか、よく聞けよ明季、藤木まどかって知っているか?)


 ?

 円?

 知っているよ、イオリちゃんの子供。

 藤木円。


(違う、すまん、言い方が良くなかった。ローロンサという金の聖騎士を知っているか?)


 !!!!!!


 ローロンサ!?


 なぜその名前がここにある!?

 どういうことだ!?

 ならば藤木円って、藤木まどか!?


 世界が、止まった。


 亜紀が止まった。


 そして魂が震えだした!

次回投稿は 2023/10/23 夜の予定です。

サブタイトルは 未定です。

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