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続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第一章 礼羽編
65/95

【第65話】 私、参戦!     

今晩は。

投稿です。

サブタイトル、変わりました。

 エノンは私を探して、いつも不幸な目に逢う。


 探してくれるのは、涙が出るほど嬉しい。

 私もエノンが見えなくなったらきっと探す。

 でもエノン、私を探して、不幸になって欲しくない。


 ん?いや、待て、違うな。


 探さなければいけないのだ、そうせずにはいられない。

 不幸に見舞われても、後悔はしないのではないか?


 エノンと私の関係って、なんだ?

 前世で、プロポーズした気がする。


 あ、思い出した!


 告白している!

 どうしよう?

 今まで通り、振る舞えるだろうか?


 前世の感情、気持ちが上乗せされる!


 他にも色々と支障がでてきた。

 支障だろうか?溜息だろうか?


 ハーサーはどう見てもポシェットくんだし、気持ちが複雑だよ!

 ああ、円を見る目も変わってきた。

 困る!普通以下の男の子だった円が、とんでもなく身近に感じ始めた。


 いや、それどころではない!


 亜紀が男の子の円を見て、ドキドキしている!

 困ったもんだ。

 私までドキドキし始めた。


 なんで?

 サイザン君も、アイお母さんも、小次郎お父さんも、過去世と混ざる。


 過去は過去だ。


 前世の記憶はある意味邪魔だ!


 今が、生きづらくなる。

 今のアイお母さんや小次郎お父さんを、見誤る可能性がある。


 ただ、言えることは、過去の過ちを、そのまま繰り返すわけにはいかない。

 そして過去は繰り返される可能性がある。

 時を変えても、場所を変えても、再現される。

 再現しようとする何らかのエネルギーが、あるように思えてならない。

 時代や世界に干渉する、慣性の法則だろうか?


 世界に働きかける異様な力だ。


 ヒューン、脳内で何かの起動音


 ブンッ。


 起きた?ナビナナ?


(ご迷惑をおかけしましたわン!)


 お、元気いいね?


(パフォーマンス98%、お待たせ致しましたワン)


 じゃ、まず私の記憶調べてみて、バグはない?


(……3.2.1見当たりませんわン)


 闇夜から次々に襲いかかる魔昆虫を叩き落とし、切り伏せながらサイザン君を目指す。


 途中、アイお母さんと小次郎お父さん、マートルを出会う。

 3人、ローテーションで魔昆虫の駆除をしているようだ。

 それとサイザン君とイー・シャンテンのバトル監視!


「アイお母さん、無理はしないでね?それでね、エノンが来ているの、心配なんだ」


「わかった、エノンちゃんの保護ね、ん?背、伸びた!?大きくなった!?」


 じろじろと、つま先から始まり、髪の毛までギラギラ光る目でガン見するアイお母さん。


 挿絵(By みてみん)


「え?お、おかしいかなぁ?」


 服は小さくないし、グローブもトライアルブーツも丁度いいけど。


「私より少し小さいか?」


 まあ、目線はアイお母さんがちょい上かな?


 むんず。


「ひいいいいいっ!?ア、アイお、おかあさん!?」


「優しく掴んだから痛くなかっただろ?」


「そ、そうじゃなくて!」


「よし、この戦い終わったら、ブラ買いに行こう!」


「は?」


「娘と下着の買い物!私がやりたいことの上位項目なんだ!」


「は?」


 いや、いつも行ってるじゃん!


「違う、専門店!小洒落たお店だ!」


 戦場でこの会話!?

 あ、小次郎お父さん、今ちょっと笑った!?

 遠くても暗くても、私には見えるんだからね!


(マートルも!僕もブラほしいっ!あれ気持ちいい!肩がすーとして軽くなるっ!)


 なんで知っている?


(そら、施設は破壊したが、用途不明の機械が沢山あったぞ)


 え?


(中でも電気を固める機械、あれは脅威だ)


 固める?


(表現的には、凍らせる、といった方がいいのか)


 電気の固まり?


(電気は留めることが難しいのだ)


 え?電池は?


(蓄電池は絶えず放電しているし、容量的に限界がある。あれは異常だ)


 オーバーテクノロジー?


(そうだ。魔力の目で見たが、テニスボール程の大きさで、この国の1年分くらいの電気エネルギーが圧縮されていた。資料の一部を手に入れたが、難解だ)


 なにそれ!?

 なんに使うの?


(放電しない、電気の持ち運びだ。あれは危険すぎる)


 どこにあるの?


(おそらく、イー・シャンテンと真杖が、複数所持している)


 !


 なんに使うんだ?そんなモノ!

 兵器として使ったらどうなるの?小次郎お父さん!


(想像もつかん)


 初見だ……私も分からん。

 まずい、用途不明の巨大電気エネルギー。

 ナビナナ、予測お願い!


(了解ですわ、ン)


 聞いた?サイザン君。


(多分、魔力に還元して、自分に使っていると思う。こいつに魔力12000の召喚なんて、まず無理だ)


 !


 考えろ!


 ならばこれ、私が使ったら元帥さん達、召喚できる!?

 いや、使い方が分からん!やはり危険すぎる!


 あ?


 その時、もの凄い魔力のぶつかりが起った。

 地響きが起り、周囲が真昼のように明るくなる。


 円!?


(どうした?名門の小倅!我々の魔科学の味は?)


(た、たいしたことねーな?)


(ボロボロで何言ってんだい!はははっいいザマだねぇ)


(お前ら、この世界を手に入れるため、そーとー頑張ったみたいだな?)


(なんだと!?)


(残念だったな?全てパーだ。宇宙にあったゴーレム、世界中に作った転送機、この世界で繁殖した魔生物!その才能と努力、他に向ければいいものを!)


(破壊以外、興味ないね!)


 アイお母さん、この場を離れて!巻き込まれる!


(そこにいたか!ホルダーアキ!きさまだけは許さん!)


 それはこちらも同じ。

 長巻は赤く発光し、周囲を圧倒し始める。

 瓦礫がパン、パン、と破裂し始めたのだ。

 私は3人に、合図を送った。

 ふっと消え、エノンの所へ向う3人。


 真杖ア・ダウの矛先が私に向く。


 私参戦の、バトルが始まる。


次回投稿は 2023/10/09 夜を予定しています。

サブタイトルは 【第66話】 放浪のエノンと慈母のアイ の予定です。


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よろしくお願い致します。


クルミちゃん編

えっと、ページ下部の評価欄から、評価をしてもらえると嬉しいそうです。

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よ、よろしくお願いします!


(MAYAKOさん、上手く言えたかな?緊張しちゃったよ!)

(ありがとう、ばっちりだよ)

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