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続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第一章 礼羽編
45/95

【第45話】世界連合ビルで待つ者2 それは虚を突く     

こんにちは。

夕刊です。

 は?

 日頃散々ウザい、と思っていたホッシー( ごめんよ )。

 しかし、いざ、嫌いと言われると涙が出そうになるくらい悲しくなるっ!


 なんで?

 どうして?

 私、そんなに酷いことした?


 ちょっと!ホッシー!待って!


 走り出そうとすると、更に声が響く。


 あ、魔力感知で感知されている!


「こないでええええっ!」


 えええっ!?

 全否定!?そ、そんなぁ!?


「責任とってもらうからねぇえええっ!」


 ドラゴンの後ろに隠れ、こちらをチラ見しているホッシー。

 ドラゴンの小さな目も、まん丸である。


「ゴブリンの術だな?無意識に使ったのか?」


 え?

 あ?円?


「あ?ああ、ゴブリンのスキルなら多用したけど」

「男性化しているぞ」


 だん?

 あああああああっ!?こ、これか!


「元に戻せるのか?」


「意識を変えると元に戻ると思うけど」


 視線をお臍の下に移すと、前前世で見慣れたモノが……ごめんなさい、ホッシー。さすがにほぼマッパだし、これはマズかった。


 ホントごめんっ!

 ん?円、ちょっと怒っている?


「今のお前は基本人族だ」


 こくこく。

 まあ、確かに。


「人族の身体をゴブリンのスキルで書き換えたんだ、成長ホルモンや男女の価値観、心理面でも身体のバランスが危うくなっている。スキル管理はしっかりしていないと、能力崩壊してしまうぞ!」


 そう言って円は魔力で私を包み込んだ。


 え?え?え!?


 暴力的で、イライラした気持ちが落ち着いていく。

 暖かいお風呂?

 心地よい風?


 これ、癒やしの波動!?


 円と目が合う。

 気まずそうに目を逸らす円。


 ……まあ絵的には私、ほぼマッパだし。


 本音を言うと、目茶苦茶恥ずかしい。

 重速術で逃げ出したいっ!


 遙か、彼方まで!


 なんせ、女子の私が男性バージョンでマッパ!

 何よこれっ!どんなシチュエーション!?


 えっ!?


 !!!!!!!!!


 突然、死の感覚に襲われる!


 虚を突かれた!?


(ご、ご主人さまン!)


 ここで私達二人は絶妙のコンビネーションを見せる。


「「速!」」


 辺りがゆっくりと動き出す。


 円!マートルをお願い!私はホッシーを!


(ドラゴンはどうする!?)


 重力魔法を見た、あれを使う!


(使えるのか!?)


 瞬時にホッシーを抱きしめ、重力魔法を使い、重量物のドラゴンを弾き飛ばす!

 凄い!魔法が発動した!

 実際に見て、できる!とは思っていたけど。


 私はそのままホッシーを庇い、全力でその場を離れる!


 間に合うか!?


 私達がいた場所は、ピンポイントで蒸発する!


 魔力感知外から攻撃してきた!


 大空を見上げる私。


 衛星軌道上からの攻撃だと!?やってくれたなっ!真杖!


  挿絵(By みてみん)

次回配達は 2023/09/19 朝の予定です。

サブタイトルは 【第46話】世界連合ビルで待つ者3 真杖 です。

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