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続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第一章 礼羽編
42/95

【第42話】攻防戦7 呪弾     

お早うございます。

朝刊です。

遅れました、すみません。

  挿絵(By みてみん)


 着弾の衝撃で紙切れのように後方へ吹飛ばされた。


 !


 それでもまだ銃撃は収まらない。


「まだだ!続けろっ!これくらいでこいつは死なん!」


 獣人の能力『再生』が遅い?

 傷口は塞がりつつあるが、ゆっくりなのだ!

 な、なんだ?


 う、動けん!


「痛い?再生も遅くて、激痛だけが長引いているでしょう?ね、動けないでしょう?これ、特殊な弾丸、呪弾っていうの、どう?妖精族に対して殺傷能力は低いけど、武装解除には有効よ」


 弾丸は貫通しているはず!


「貫通?呪が残っているの、この弾丸のモデルは劣化ウラン弾、アレをヒントに私が開発したの。この世界の科学力、破滅的で素敵だわ!あんな危険なモノばらまいて、どうするのかしら?」


(ご、ご主人さまン!?)


「撃ち方、やめ、捕獲するわよ」


 近づいてくる真杖。


「ア・ダウさま、危険では?」


「心臓止まっているのよ?これだけの銃弾、いくら獣人でも動けない。向こうの世界で検証済みよ」


 !


 な、何ですって!?


 向こうの世界!?


 妖精の世界にこちらの兵器、持ち込んだの!?


「そうよ、大半は使えなかったけど、有意義だったわ。しかし馬鹿ねぇ?私相手に一人で?舐められたモノね、まあ結果はこれだけど?」


 そう言って私を蹴り上げた。

 魔法で強化された真杖の蹴りは凄かった。

 魔法使いって普通、物理系弱いでしょう!

  スーパーボールのように、弾み飛んでいく私。

 いろんな骨が砕けた。


「ほら、動かないでしょう?」


 再び近づき髪を握り、引きずり、立たせられる。


「これ、何て言うか知っている?」


「……」


「ざまあっ、て言うのよ!悔しい?」


 なぜそこまで私に拘る?


「裏切り者め!」


 ……え!?

 裏……切り?

 とある昔のアニメの主題歌が、脳内を流れる。

 動画で見た。

 エンディングもよかった。


「あら、余裕ね?」


 私が裏切り者?裏切った覚えはないけど?


 思い違いとか?勘違いじゃないのかな?


「ふざけるな!お前は我らの長になるはずだったんだ!」


 おさ?


 記録には何も無いけど?


「亜紀は親に虐待され、いじめに遭い、企業の権力に弄ばれ、潰され、世界を恨み、呪いながら死ぬはずだったんだ!阿騎は5年の命を呪い、理不尽な実験に絶望し、古代アトラ帝国の亡霊を悪に染め上げ、魔族チクリ、アトロニア、ルカトナ、闇のドライアドと共に、ン・ドント大陸を破壊し尽くすのが使命だったはず!」


 なんだそりゃ?

 誰の計画?

 初耳なんですけど!?


「忘れたのか!?」


 いや、知らんし。


 どげしっ!


 蹴られた。


 うう、なすがままだ。


 折角再生したどこそこの骨が、また砕けた。


 これ、衝撃波を伴った蹴りだ。


 抜き亜種か?


「そして明季、我々と共に獣人族、人族を操り、東の大陸、ン・ドント大陸を支配し、魔大陸の魔王達と共に、勇者の空中都市を落とす!あの世界を消し去るはずだった!」


 うわぁ、なにそれ、めんどくさそう!

 私に向いていないわよ。


 一体、誰の計画だ?


 炎の巨人さん、あなたは知っているよね?

次回配達は 2023/09/17 朝の予定です。

サブタイトルは 【第43話】攻防戦8私は、ざまぁと言いたい です。


明日は早起きしたいです。

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