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続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第一章 礼羽編
39/95

【第39話】攻防戦5 未知の兵器その2     

今晩は。

号外です。

久々の深夜投稿です。

 マートルは上空から攻撃しながら舞い降りた。

 獣人族の力でクナイを投げるマートル。

 魔力を帯びたクナイは、あっさりと防護服を貫通し、変身?変態?する時間さえ与えない。


 残9。


 だけど後続が120も!

 いや、先ずは目の前の敵だ!


 さて、私の方は……この長巻、どうやって鞘から抜くんだ?


(それはですねン、1.そのまま振り回す。2.鞘ごとぶった切る。3・鐔ぎりぎりを握り腰を回し、腕を捻り伸ばし抜く、以上ですわン)


 もう一コ!


(?)


 魔力を通す!

 記録にあった戦い方!


(ご、ご主人さまン!?待ってくださいっ!そ、その武器、魔力対応の武器ですかン!?ち、注意を!砕けますわン)


 砕ける?まさか!私の脳内判定じゃ良判定よ?


(え!?あ、あやしいですわン!)


 大丈夫だって!


 魔力を通すと、長巻は真紅に染まり、破裂した。


 ……いや、魔力が豪快に飛び散ったのだ!


 な、なんだこの刀?


 吹っ飛んだ鞘。


 そのまま魔力に満ちた長巻で!敵を!薙ぐっ!


 残りの9は吹っ飛び、ジュウジュウと音を立て消滅していく。


 一振りである。


 挿絵(By みてみん)


(ご、ご主人さまン凄いですわン!私、サイザナンいらないのでは……)


 そんなことはないよ、サイザナンシリーズは絶対必要!

 ナビナナ、あなたこそ私の砦よ!


(……う、嬉しいですわン!)


 使用時間こそ短いが、防御、急襲、とても役に立つ!


 パチッパチッと放電のように魔力が爆ぜる真紅の長巻。


 魔力は色々な使い方があるな。


 となると、敵は上手く使い熟していない?いや、身体強化、改造で、魔力に余裕が無い?


(そのようですわン)


 道路標識も魔力を多めに通した方が、よかったかも。

 今度から、そうしよう。


 チラッ。


 後続が200?更に後ろから来ているぞ!

 こいつら、志願してこうなったのかしら?

 まあ普段は人族みたいだけど、本体がアレだよ?

 怖い昆虫人間に、鱗だらけの爬虫類みたいな獣人みたいなキメラ。


 進んで?成りたいかなぁ?


 まあ、ある意味不死で超人種っぽいけど。


 だが、その後続部隊は今の攻撃、巨大なドラゴンを見て、大混乱に陥る。


「話が違う!我々は不死ではないのか!?」


 あ、またこのセリフ。


「こ、こんな化け物共相手に、戦えるかっ!」


 いや、こっちのセリフだって。


 ここで異変が起きた。

 逃げ出した防護服が数十名、一気に爆ぜたのだ。


「!」


 え?もしかして自壊か?


「逃げるなっ!進め!我々には前進しかないのだっ!逃げる者は自壊する!」


「ど、どちらにしろ、死ぬんじゃねぇか!」


「進め!勝利すれば、あいつらの先にご褒美が待っているぞ!朝まで貪り尽くせる褒美がなっ!ウィズ・アダウ!」


 アダウ?こいつら、洗脳されていないか?


「おおおおっ!ウィズ・アダウ!」


 士気の上がる者、逃走して爆ぜる者。


 統率が執れなくなっている。


 自分達を薙払うドラゴンは恐怖の象徴か?


 各自、民家を襲い始める?


 させるか!一体も見逃さない!


 マートルはクナイを投げ尽くし、いつの間にか両手に脇差し?らしきモノを構え、攻撃を始めた。


 私はこの長巻を振るい、次々に仕留めていく。


 一匹も見逃せないのだ!


 こいつらは、一体でも街の全員を殺戮できる力を持っているからだ。


 200以上いた敵の数、今は16。


 断末魔の意思が垣間見える。


 人々を弄び殺戮するケダモノ達。

 町や村を封鎖し、密かに世界をその手に収める準備をしていたのだ。


 今回が大規模戦略の一歩、になるはずだった。


 速く、先に速く進まなければ!


(周囲、熱感知、オーラ感知反応ありませんわン)


 東へ!

 飛ぶように走る私とマートル。


(なぁホッシー、カラのヤツ、オーバーキルじゃね?強すぎだ!)


 巨体なのに、紙飛行機のようにふわり、と飛行するドラゴン。


(いえいえ、私達だって負けていないわよ?)

(急ぐ、角にしっかり捕まっていろ!)

(ん?……待って、ロンギ!?何これ!?)

(どうした?ホッシー?)

(凄いエネルギーが、集り始めたわ!)


 ホッシー?


 あ!?


 これって!?


(ナビナナ!?赤い点滅が増えた!何これ!?)


 更に4つ増えた!全部で6つになったぞ!

 魔力感知を働かせながら、周囲を警戒する。


(新たな敵は、移動兵器と思われます。エネルギー上昇中、危険な高まりですわン)


 移動兵器?戦車?

 エネルギーってどこから、供給?


(この街に供給される電力を使っています、エネルギー量が異常ですわン!)


 何する気?


(分かりませんわン!)


 この兵器、破壊できる?


(それも分かりませんわン、ですがサイザナンシリーズは硬度10以上を破壊できますわン!)


 ……含みのある言い方。

 破壊はできるがその後、支障がある、とか?


(その可能性がありますわン)


 どんな兵器なの?


(大量破壊兵器と思われますわン。それ以外はここからでは判断できませんわン)


 未知の兵器だよね。

 いったい、どうやって沢山の人達を殺すのだ?

 それも一人残らず。


 無理がないか?


 それともう一つ質問。


(?)


 ホッシーの魔法攻撃をしっかりと見たわ。


(?)


 魔力の流れ、属性組み立てのプロセス。

 方向性と、威力のコントロール。

 私は過去世で、ほぼ無詠唱で魔法を発動できたみたいだけど、今生でも再現できるのかしら?


(見られたのなら、それをそのままトレースすると発動しますわン)


 できる?


(できますわン。いままで使用していなかったのが不思議ですわン)

次回配達は 2023/09/14 朝の予定です。

サブタイトルは 【第40話】攻防戦6 許されざる行為 です。

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