表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第一章 礼羽編
38/95

【第38話】攻防戦4 未知の兵器その1     

お早うございます。

朝刊です。

「では、お爺さん、お借りしますね、行ってきます。怪物達、一匹も通しませんから!」


 ん?


(小山一文字、通り名は千霧、本来なら博物館級の業物なのだが、使ってこその武器、今ここで渡さなければ、こいつは美術品で終わる)


 え?お爺ちゃんの心の声が!?


(折ってもかまわんが、折るなよ?嬢ちゃん、新築10軒分だかんな!)


 は?


「無事、帰ってこいよ」ニッコリ。


 龍木君のお爺さんは、ニッコリと笑ってそう言った。

 が……この無事は、私か?それともこの長巻にか?


「マートル!」

「いいよ!」


 私達は東を目指し、飛び立つ!


 ……しかしマートル?

 どこで見つけたの?その装備?


 手には籠手、手甲か?足にも臑当て?

 腰袋まで!?

 屋根の上を飛ぶように走っての移動なんだけど、ゴキゲンで私と併走している。


 さて、脳内ステータ画面では、もう見えてくるはず。


 炎は見えるのだが、まだ目視できない。

 炎上?


 青い点がホッシー達、赤い点が敵だ。

 青い点は寄り添うように重なっている?

 苦戦しているのだろうか?

 敵の数は減っているけど?


 そして赤い点滅がヤバいヤツで、二つある。

 一つは世界連合ビルと東の郊外、この更に先に行ったところだ。


 見えたっ!!


 ホッシーが!?


 えええええっ!?


 敵の数は72あった。

 今は33である。


 ホッシーは、見とれるほど格好良かった。


 なんと、ドラゴンの頭部に立ち、昆虫人や鱗のある獣人達を駆逐していた。


 挿絵(By みてみん)


「ロンギ!右ブレス!正面は私が焼くっ!」


 ドラゴンの高さは10m程か?木造2階建ての集合住宅と同じくらいだ。

 脳内記録にあるドラゴンに比べると小さいが、動くドラゴンはとんでもない迫力があった。

 しかもブレスを吐いて攻撃している!


「アキお姉さま!この世界にもドラゴンがいるんだね!」


 なんと答える?


「そ、そうね」


 新種じゃないよね?


 ホッシーが召喚?

 頼もしい勇姿というか、怖いんだけど格好いいというか……。


 ドラゴン、凄い!


 絶対相手ビビっている!


 だってドラゴンだもん!


(……)


「僕、マートルだよ!ドラゴン!聞こえる!?左の固まり、12は僕とアキお姉さまが向う!攻撃しちゃ駄目だよ!」


(……分かった)


「お、お返事した!?」

「えっ!?」


 この念話の波動、龍木君!?


 一気に尊敬の念が霧散した。


(お、おい!カラ!それはないだろう?俺、頑張っているのに!)


 ふん。


(ロンギ、それでも頑張れ、一度は尊敬されたんだ、良しとしろ)


(ホッシー、楽しんでいないか?俺が凹むの見て?)


(私の足下に跪くドラゴン!それを冷たくあしらうアッキー!あああんさいっこーっ)


(うるせー振り落とすぞ!勝手に人の頭、乗りやがって!)


(ほらほら、小さいこと気にしない!いいとこもっと見せるのよっ!それから、スカートの時は絶対

上向いたら駄目だからね?)


(誰が、覗くかっ!ん?おい、あれ、後続部隊じゃねーか?数は?)


(ホッシーにお任せあれ……80、更に120が来ているわ!)


 ホッシー、頼もしい!

 それと同時に疑念も湧く。

 ホッシー、怖くないの?


(……怖くない、私達は、もっと怖くて孤独な世界から黄泉帰った!)

次回配達は 2023/09/14 朝の予定です。

サブタイトルは 【第39話】攻防戦5 未知の兵器その2 です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ