表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
続 The Lily 前世の記憶は邪魔である   作者: MAYAKO
第一章 礼羽編
32/95

【第32話】僕の名は?     

おはようございます。

朝刊です。

「えええっ!?アーサーじゃないの!?ほら、騎士団とか言っていたし!」


 思ってたんとちゃう!とばかりに抗議する左近。


「却下である!アーサー?格好良すぎ!名前負けしている!」


「んじゃ、ジークはいいのかよ!?」


 左近が更に食い下がる。


「ジークはいいの!」


 ホッシーが珍しく他者を庇う。


「何でだよ!?」

「アッキーにちゃんと謝罪している」

「は?何だよそれ!?」

「そ、それは俺達だって!」

「ちゃんと謝った……つもりだけど、同級生だし、同じクラスじゃないけど、廊下とか気まずいの、イヤだし」


 ジークの目が鋭くなる。


「いじめた方は忘れても、いじめられた方は忘れないからな、喧嘩と同じさ。勝った方は勝利を忘れても、負けた方は絶対忘れない。殴った方は忘れがちさ、殴られた方は、一生忘れないぜ」


「ジークは、アッキーのお誕生日にお花持ってきた」


「「「「!!!!」」」」


「クリスマスはカードを手渡し、お正月の初詣は、レイ・レッドと二人でガードしてくれた」


「な、なっ!?」


 少しむくれるジーク。

 恥ずかしそうでもある。


「……なんだよ?意地悪して、散々泣かせたんだ、ごめんなさいは当然だろ?」


「おい、まさか……ストーカー化したのか?」

「い、いや、その、好きなの?カラを?」


 更にニヤけるホッシー。


「誤解が生れないように言っておきますとね」


 ちらっ。


「いいよね?言っても?」

「ああ、もうオレは人の形をした何か別のモノ、異界の戦士、異形だ。まともな恋愛はできないだろう……考えも、中学の考えじゃない」


「ジークのお目当てはクルミちゃんなんだ」


「!」


「アッキーに謝ろうと、エノンに相談しようとしたけど断られ、クルミちゃんに相談したんだ。そこからクルミちゃんにぞっこん!」


「……言い方、言い方!」


 ロンギが突っ込みを入れる。


「ジークは努力の甲斐あって、今ではエノンともお話ししているよ、ちゃんとごめんなさいを伝えたんだ。そして、本人からも、周りからも受け入れられている、立派!と思わない?普通、できないことだ」


「……裏切り者……誘えよ!」

「確執はないのかよ?」


 パーシーの燃える目。


 ホッシーは思った。

 パーシー、クルミファン?


「俺は俺のできることを考えて行動した、それだけだ。お前らの謝罪は口だけだ」


「何だと!?」


「パーシー、お前知らないだろう?お前の親、金持って謝罪に来ていたぜ」


「なっ!?」


「やっぱ、知らなかったか。俺がクルミちゃんとホッシーと花買って謝罪に行った時、出くわした。花は受け取ってもらったが、お金はいりませんだと、アッキーの性格上、当然だよな。お金は大事だが、全てじゃねぇ」


「俺の親、そんなことしていたのか!?」


「お前ら、家まで行って謝ったか?」


「向こうが避けるから、どうしようもないだろう!?音も近づくなと警告してきた!そっとしてくれとクルミちゃんだって!」


 基本、ジークは真面目である。

 本来、いじめに加担するような人物ではないのだ。


 猛反省し、自分を恥じた。


 そして行動にでたのだ。


 当時小学生、それでも小学生なりに必死に考えての行動だった。


 アッキー、クルミちゃん、エノンが笑って話す姿に、強い憧れと淡い思いを抱いたのも事実だが。


 挿絵(By みてみん)

 (↑ジークビジョン)

次回配達は 2023/09/08 朝の予定です。

サブタイトルは 【第33話】戦闘態勢!からの……! です。


今回挿絵は急遽カラーでお願いしました。


ある日の会話

M MAYAKO

G 元帥さん(前作元帥さんのモデルの人)


G カラー?今?時間なかよ?

M きっと、ジークの目には、年上の女の子、キラキラして眩しく見えたに違いない!

G 小学生の気持ちば、色で表せと?無理なこつ言うね?

M はい

G 30分で塗れと?

M はい

G 絵の具と筆、用意して?

M はい

G 色はお任せ?

M クルミちゃんはオレンジのチェックで、アッキーは青です!エノンも青系のトレーナー!

G そこは、はい、ち言わんとね

M はい

G いつも駆け足だけん、丁寧に仕上げたかとばってん。

M はい

G ああ、もうあと20分しかなかっ!ほんなこつ、もう!


と言う会話が、あったとか、なかったとか。

元帥さん、いつも無理を言ってすみません。


ページ下部の評価欄から、評価をしてもらえると嬉しいです。

いいね、ブックマーク、感想等も、もらえると励みになります。

よろしくお願い致します。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ