表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

元婚約者が愛おしい

「ねぇ、フラン。今日はついに私たちの結婚式ね!」



 満面の笑みのリーシャが、俺に話しかけてくる。この明るいところが好きだったが、今となっては、その何もわかっていない能天気さに呆れてしまう。つい一ヶ月少し前までは、どんなリーシャも違和感を覚えたとしても愛らしかったが、今はもうそうは思わない。やっと気づくことができたと言ったほうがいいだろう。



「そうだな」


「なによ? 嬉しくないの?」


「いや……そうだな、君は俺を愛していないだろう? 君が愛しているのは王子という立場だ。それをわかっているから、嬉しくはないな」


「なによ! まぁ、王子じゃなかったら、フランは私と結婚できなかっただろうしね!」




 そう言い放つリーシャは、確かに美しい。アマリルのような高貴な美しさではないが、愛らしさや美しさ、なによりその明るさが好きだった。









「わぁ!」


「おうじさまだぁ! おめでとぉ!」


「王子様、おめでとうございます!」


 こんな俺でも、国民たちは結婚式を見に来てくれた。アマリルの結婚式から一ヶ月。俺が必死にさまざまな政策を推し進めていることを、知ってくれている人もいるようだ。


 リーシャはまだ、この結婚式の異様な雰囲気に気づいていないだろう。





 来賓席でステファンと並んで座り、微笑みを浮かべるアマリルは今日も美しい。俺がアマリルを見つめていることに気づいて、それを許してくれるステファンはなんて懐の広い男なのだろう。アマリルのように素晴らしい女性には、ステファンのような男でないと。




「まぁ、アマリル様よ。今日は来賓でいらっしゃると思って、私、アマリリスの花のコサージュをつけてきたの」


「あなたもなの? 私もよ。本当にフラン王子様は、女を見る目がないわね。アマリル様ほど素晴らしい女性はいらっしゃらないのに」


「あれがご結婚される方? あの方の悪い噂しか聞かないけど、大丈夫かしら?」


「国王陛下達も心配していらっしゃるとか。早く弟君の誕生が楽しみね。あの方が王妃になったら、国が終わってしまうわ」





 ボソボソと漏れ聞こえる言葉は、リーシャの耳に届かないのだろうか? 確かに、リーシャには都合のいい言葉しか届かないところがある。








「おめでとうございます。フラン王子」


「ありがとう。アマリルとステファン」


「フラン。さすがに呼び捨てはもう許せないぞ。アマリル妃と呼んでくれ」


 内輪で集まる時になら仕方ないから許そう、二人は幼馴染だからな、と笑うステファンは、相変わらずいい奴だ。それだけ余裕があるのかもしれない。





「あ、アマリル様じゃないですか? イケメン王子捕まえたんですね!」


 リーシャのそんな言葉に空気が固まる。


「羨ましいなぁ。さすがに元平民じゃ、叔母様のコネのあるこの国の王子くらいしか、捕まえられなかったですから」


「君、フランに失礼だぞ。君がフランと結婚してもらえたことこそが、奇跡と思え」


 俺が何か言う前に、ステファンがリーシャに注意してくれる。

 さすがにこの発言には、我が国の人間は怒りを感じてくれたようだ。宰相や大臣達が顔を赤くしている。特に最近は政策の関係で関わりが多いから、味方になってくれているのだろう。




「えー、ごめんなさーい!」


 リーシャが軽く謝る。


「君が謝るべきは、僕じゃなくてフランじゃないのか?」


「……ごめんなさい、フラン」


「……あぁ。公の場での行動は、きちんと身につけてくれ」





 時間がなかったから、リーシャはまだ十分な王族としての教育を受けていない。これから教師として来る者達は、大体アマリルの教育にも関わったことのある者だ。優秀なアマリルと比較されるリーシャは辛いだろうが、王子と結婚するとはこういうことなのだ。












「ねぇ、フラン! 信じらんないんだけど!」


「リーシャ。言葉が戻っているぞ。“信じられませんわ、フラン”と言いなさい」


「何? フランまで! 実家のお嬢様教育みたいなこと、ここでもしないといけないなんて、聞いてないんだけど! しかも、実家の教育よりはるかに厳しいし!」


「王族となるために必要な教育だ。王妃教育よりマシなのだから、我慢しなさい」


「えー! しかも、この国の女性のマナーって、厳しすぎるんだけど! いちいちいちいちめんどくさい。なんで男の一歩後ろをゆっくりと歩かないといけないの? 意味なくない?」


「この国の文化だ。受け入れるしかない」


「本当無理」





 日に日に元気がなくなるリーシャは、やはりこの国とは合わないのだろう。それでもなお、王子の妻という立場に縋り付くリーシャの根性は、尊敬に値する。




「フラン様。リーシャ様の……その、学習態度と申しますか、意欲と申しますか……とてもじゃありませんが、教育課程が終了致しませんわ」


「迷惑をかけてすまないな」


「いえ、フラン様が謝られることでは……」


「いや、俺の責任だ。リーシャにうまく伝えよう」


「ありがとうございます」









「リーシャ。もう少し学習スピードをあげろ。カリキュラムは、子どものアマリルでも、すぐに習得できたレベルのものだ。教師陣も実力派だから君の学習意欲が足りないのだろう。学習が終わるまで、嗜好品やアクセサリー類は封印だ」


「な!? 何のために王子と結婚したと思ってるのよ! それに、みんなしてアマリルアマリルってうるさいわね!」


「違う。私がなぜ、王子様と結婚したとお思いになるのですか? だ。アマリルと比較されるのは、アマリルが前婚約者としてできたことを君ができていないからだ」


「なによ! もう! こんな話、聞いてないわよ!」






 これから数日後、リーシャは王城から逃げ出した。リーシャは実家に戻ったようだが、リーシャやカルーラ元子爵夫人の評判が我が国から隣国まで広まったようで、実家の商売にも影響が出ているようだ。毎日店頭に立ち、あくせく働いているそうだ。実家の商売に迷惑をかけて少し済まなかったと思ったが、王子の俺にもっと迷惑をかけている。そう思うと当然だろう。そもそも、俺と別れたあと、どうせ、リーシャのことだから、“こんな予定じゃなかったのに!”って怒っていそうだ。

 



 “リーシャに逃げられた”と言うと、俺の評判が下がると思ったから、“リーシャを追い出した”と周囲に報告した。俺が女に逃げられるわけなんてない。周りもそう思ってくれたのか、あっさりと離婚は成立した。



 無事離婚が成立したところで、リーシャの様子を探らせた。慣れない仕事に疲れ切っている様子で、俺の溜飲は少し下がった。“こんな予定じゃなかったのに”と、俺の思った通りに言って暴れていたようだ。そんなリーシャを、周囲も腫れ物に触るかのように扱っているらしい。



 今のリーシャは、美しさも見る影もなく、手や肌も荒れ果て、髪もパサパサになっていたと報告を受けた。リーシャはアマリルのように美しい女性でなかったのだろう。


 実家で癇癪を起こすリーシャを宥めるのは、大変であろう。俺が追い出したといえ、周囲には同情してしまう。リーシャもこの出来事がきっかけで改心してくれたらいいのだが。













「父上、母上。王位継承権を返上いたします。無事に生まれた我が弟を支え、立派に国を作り上げて参ります。ただ、アマリルのことを忘れることができません。そのため、今後誰とも結婚しないことをお許しください」


「フラン……」


「わかった。受け入れよう」



 そう言って俺は、国のために動き始めた。アマリルが帰国することがあったら、過ごしやすくなるようにと、女性の立場向上を進めた。

 まずは、女性が外に出ることを認めさせるため、貴族女性も家庭教師以外の職を持つことができるように、女性の雇用を推奨した。また、乗馬等の男性向けとされる趣味を女性も持つことができるように、各所に働きかけた。




 リーシャの奔放な振る舞いは、我が国の女性達に衝撃を与えたようであった。女性達自身も権力向上運動を起こしてくれたため、俺の改革は大変進めやすくなった。リーシャと結婚して一番良かったことだろう。










「リーシャ様の件、残念でしたわ。でも、きっとフラン王子でしたら、他の方をすぐに捕まえられますわ」


「アマリル妃……いや、いいんだ。俺はもう結婚するつもりはない。それに、リーシャは元々王子と結婚したかっただけなんだ。俺のことなんて愛していなかった。アマリル妃のようなマナーも身に付かなかったし、リーシャと離れられてよかったよ」


「フラン王子……。リーシャ様のお気持ちは、本人にお聞きになったのですか?」


 いつも穏やかなアマリルが、怒っているように感じる。なぜだろう。アマリルに嫌われたら生きていけない。もう少しアマリルのことを褒めておこう。


「いや、聞いてはいないが、アマリル妃のように俺のことを想った行動をしてくれなかったし……」


「フラン王子。それは違いますわ。今まで、そのようにリーシャ様と私をお比べになっていらっしゃいましたのなら、それはリーシャ様にとって、お辛いことではなかったのでしょうか? 今、フラン王子は、女性の権利向上といったさまざまな政策を推し進められていると伺っております。素晴らしいですわ。でも、推し進める立場のフラン王子が、リーシャ様という女性のことをそのように見下していらっしゃったら、その改革は成功するのでしょうか?」


「アマリル妃……。ただ、リーシャは……、いや、すまなかった」




 アマリルのあまりの怒りように俺は言葉を失った。リーシャの話も聞かず、リーシャの想いを決めつけ、アマリルと比べ続けた俺は、アマリルと別れたあの頃から成長していなかったようだ。女性は男性のものであり、女性が男性に合わせることは当然だと考えていた。しかし、それは本当に正しい姿なのだろうか……。





「ふふっ、わかっていただけたようでよかったですわ。フラン王子は、理解力がある方でいらっしゃいますもの。私も、ステファン様と結婚して他国を知るまでは、こんな当然なことに気づくことができなかったですわ。……ちなみに、王妃教育やフラン王子とご一緒にさまざまな教育を幼少期から受けていた私でさえも、女性の王族教育は辛いと感じることが多かったですわ。基礎レベルの令嬢教育はご実家で済んでいるとしても、急ピッチに詰め込まれたのですもの。リーシャ様はとても大変だったと思いますわ」



「そうなのか……女性の教育は、俺が受けたものとは違うのか……」


 アマリルのことを好きだと言っていても、アマリルの負担や行っていることまで知ろうとしなかった。“女性の教育なのだから、簡単だろう”とたかを括っていた。リーシャに寄り添ってあげたことが、一度でもあっただろうか? そもそも、リーシャが宝飾品を強請っていたのは、俺のせいだったのかもしれない。アマリルはあまり身につけない宝飾品をリーシャに身につけさせてみたことがある。そのとき、リーシャのことを輝いて見えると褒めたのだ。リーシャもまた、俺に合わせてくれていたのかもしれない。出会った時のリーシャの飾らない姿を思い出して、俺はそう思った。全ては俺の想像でしかないが。




「リーシャには、それくらいキラキラしている宝飾品が似合うな」


「本当!? じゃあ、キラキラさせてフランに気に入ってもらえるようにしないと!」


「あぁ、いつもキラキラしていてくれ。そうだ、あのドレスも贈ろう。きっと似合うぞ」












「すまない、参考までに聞かせてほしい。女性の教育はどのようなものなのだ?」


「私の場合は王妃教育もありましたので、参考になるかわかりませんが、フラン王子の受けたものは、全て受けていると考えていただけるとよろしいかと思いますわ。ただ、王妃教育の教育課程は、“もしものときに夫を支えることができるように”全てを学ぶため、フラン王子の学ばれた部分の学習ペースは、かなり遅くなっております。それ以外に刺繍や裁縫、音楽や絵画等の芸術面、各国の女性との会話を円滑に行うための各国の女性が嗜むもの全般も行います。ですので、実は鷹狩りも教育の一環ではしたことがございますわ」


 そう笑う、アマリルの笑顔は晴れやかなものだ。


「そうなのか……」


「あとは……申し上げにくいのですが、洗脳のような教育が一番最初のメインでございます。こちらが、カルスターでお育ちになったリーシャ様にとっては、一番お辛かったのではないでしょうか?」


「洗脳……?」


「えぇ。洗脳だったのでは、と私も最近気づいたのですが、夫を立てること、女性としての振る舞い、男性の優位性等を教わる時間が一番最初に長く取られます。ここが終わらないと各教育課程は進められません」


「そうだったのか……」



 自国の女性の立場のあまりの低さやその仕組みに絶句する。何も知らず、改革を推し進めていた俺は、なんと阿呆だったのだろうか。








「アマリル? 話は済んだかい?」


「ステファン様。今、フラン王子の進められている、女性の立場向上の改革について、お話ししていましたの。何かいい案はお持ちでいらっしゃいますか?」


「うーん、確かにフランの国は、かなり女性の立場が低いものな。フランも、王子だから王位継承権の返還をして今も王族として残っているが、もしもフランが王女だったら、想った相手と結婚できずにどこか自国の弱小貴族……いや、平民の可能性もあるか……そのあたりに嫁いでいるだろう?」


「そうか……当然と思っていたが、違うのか……」





 俺のした婚約破棄や横暴な結婚は、国への影響が大きかった。そのため、責任を取って俺は王位継承権を返還した。そして、想っていた相手と結婚した。それと今までの改革で、十分罪を償ったと思っていたが、男女が違うと話が変わることに今気づかされた。





「あと、正直に言うと、リーシャ嬢への君の対応はあんまりにも酷すぎると思うよ」


「……それは、さっきアマリル妃と話していたが、俺はリーシャに騙されたのではないのか?」


「カルーラ元子爵夫人はそうかもしれないが、リーシャ嬢は本当にそうだったのだろうか? 本人に確認したのかい?」


 正直のところ、フランがリーシャ嬢と結婚さえしなければ、カルーラ元子爵夫人は厳重注意で子爵による自宅軟禁くらいで済んでいたかもしれないしね、とステファンが呟く。それに対して、王家に罰せられるのとどっちがよかったのかわかりませんけど、とアマリルも話している。





 そうなのか。子爵による自宅軟禁の方がいいと思っていたが、そうでないのか。二人が王家に罰せられる方がいいと言っている理由がわからない。そこを理解することで、やっと俺の改革は進んでいくのだろう。きちんと自力で調べていこう。





「じゃあ、フラン。また今度うちの国にも遊びにきてよ。いろいろうちの仕組みも見ていきな。きっといろんな仕組みを知ることで、フランの国に一番合う方法が見つかるよ」


 そう言ってくれるステファンは、相変わらず懐が深い。アマリルにあんなことをした俺を変わらず友達として接してくれる。



「では、フラン王子。失礼いたしますわ。あ、フラン王子も王族としての責務を果たすためにも、ご自身の幸せのためにも、新しい方と結ばれるといいですわね」






 許してくれたとは思わないが、ステファンと俺の親交を許してくれ、俺と変わらず会話してくれるアマリルはやはり素晴らしい女性だ。俺にはとても勿体無い女性だったのだと、今本当の意味で気づいた。

 ただ、想い人に他の人との結婚を勧められるのは、思っていたよりはるかに辛かった。







 腕を組んで、微笑み合いながら歩いていく二人の姿を見つめる。本当にお似合いの二人だ。少しでも彼らに追いつくことができるように、俺も俺のできることを精一杯頑張っていこうと思う。

 そのためにもまず、リーシャに謝ることから始めよう。リーシャは今、苦しみながら実家で働いているはずだ。










「いらっしゃいませー! こちらの商品がおすすめですよー!」


 明るいリーシャは、苦しみを乗り越え、客達に愛される看板娘として、活き活きと働いていた。俺の考えとリーシャの姿が違うことに衝撃を受けた。リーシャは今、俺といた時と違って楽しく生きているようだ。

 俺がリーシャに謝ることで、実家のお店の評判は、一時期より落ち着いたようだ。


「おかげで、客足が戻ったわ! ありがとう! 私のせいでみんなに迷惑かけてしまったもの。じゃあ、私は店に戻るわ!」


 シンプルなアクセサリーだけを身につけるリーシャの姿は、まるで憑き物が落ちたかのように晴れやかだった。











 アマリルに言われて、新しい婚約者を探そうとしたが、“悪女も逃げ出すモラハラ王子”という噂の流れた俺には、嫁いでくれる女性はいなかった。

 社交界で遠巻きにされると思っていたが、それは改革という新たな偉業を成し遂げようとする俺への畏怖だと思っていた。しかし、本当は、悪評から怯えた女性達から避けられていただけであったのだった。

 そのことに気づいた俺が、慌てて交流を持とうとしても、女性達は逃げていってしまう。しっかりと周囲に目を向けたところ、一部の男性達からも“自分がモラハラなのに女性の味方のフリをしている”と、噂されているようだ。


 こんな状態では、改革に影響が出てしまうかもしれない。しかし、アマリルのことを想い、その後ろ姿を見つめながら、一人生きていこう。そして、アマリルのためにも、少しずつでも周囲に理解してもらいながら、改革を推し進めよう。










「女性への教育を改革する。また、官僚としての登用も始めよう」


「フラン王子、それでは女達が調子に乗ります! また、出産等の役割がある者に働けるとお思いですか? そもそも、無能な女性にそんなことは無理でしょう」


「平等に試験を課すだけだ。其方が言う“優秀でない女性”は受かることはないだろう? それとも、不安なのか? 確かに、試験内容は今までの時間をかけて勉強すれば受かるものでなく、実際の頭の良さを測るものだからな。それに、“優秀な男性”よりも優秀な女性がいるのなら、国のために働いてもらいたいだろう?」


「まぁ、それでしたら、女性は受からないでしょうし……」






 周りの者を言いくるめ、俺は改革を進めた。まず、この者達の意識改革から始めると思うと、かなり骨が折れるだろう。俺も同じだったから、想像に容易い。アマリルやリーシャのような女性、俺のような者を出さないためにも、頑張ろう。

番外編?続編?を追加いたしました。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


評価★★★★★やブクマをいただけると、作者のものすごい励みとなります。面白かったから、読んだよ、まで入れていただけたら幸いです。

よろしければ、シューッと下にスクロールして、⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎をお心のままに押していただけると幸いです。



また、皆様に楽しんでいただける作品を作り出すためにまだまだ勉強中の身でございますので、感想をいただけると今後の作品作りの糧となります。よろしければ、教えていただけると幸いです。作者のメンタルが弱めですので、暴言等は避けていただけると助かります。



いつも、誤字報告本当にありがとうございます。皆様のおかげで作品が成長いたします。本当にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 後味の良い終わり方になっていたのがとても良かったです。友達居なくなってなくて良かった。 [一言] アルテアしか愛せないと思いこんでいる王子も実は考えが凝り固まっているのだということに、いつ…
[良い点] リーシャが最後王子と別れてさっぱりしてるところ、かなあ。 [気になる点] 追加したのに王子の糞っぷりが重なるだけで、こりゃいったい……というのが第1印象です。 なぜわざわざ追加したのに王子…
[良い点] アマリルやリーシャとの出会いを経たフランくんは、一回り成長できたのだなと思えました。もちろん取り戻せないものや後悔は尽きぬでしょうが、気づき、前に進めるのはひとつの強さだと思います。 [気…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ