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うちの子転生!  作者: 千国丸
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021.ハーヴェスト①

大規模な防衛戦から数日後――トルンデインでは周辺の街道と耕作地、そして中央広場の修復が急ピッチで行われていた。魔物の襲撃とその迎撃によって生じた被害は大きく、多くの人手が必要となったため住人の一部もこれに従事している。地下水路を含む復旧工事は大変なものであったが、奇跡的に死者が出なかったのもあり、作業をする者達の表情は心なしか明るかった。


慌ただしくなっていたのは冒険者ギルドも同様である。復興資材の調達や、周辺地域の状況調査などの依頼が多数発行されており、登録済み冒険者の半数以上が出払っていた。特に今回の魔物襲撃については不可解な点が多く、危機感を持った領主の依頼により魔物の動向調査が連日のように行われている。

一方、ギルド支部長のエルマルクもまた今回の襲撃事件を重く受け止めており、自由都市リベルタスにあるギルド本部へ冒険者を派遣して欲しいという旨の要請を打診していた。再び大量の魔物による襲撃があった際に、対抗できるだけの戦力が必要となるからだ。しかし本部からの回答は芳しく無く、支部では冒険者が持ち帰った調査結果を整理するだけの日々が続いている。そんな穏やかな昼下がり、ギルドの支部長室ではケントが浮かない顔で書類を机に並べていた。


「昨日の冒険者達の報告結果をまとめてきました。どの内容にも共通するのが、魔物が自然発生したものである可能性は低いということです。やはり背後には魔族の存在がありそうですね……」


そう言いながらケントが指し示した資料には、冒険者達が調べてきたトルンデインの周辺状況が事細やかに記載されている。椅子に腰掛けたまま、エルマルクは置かれた報告書を手に取った。


(冒険者達の報告によれば、南の森にある魔物の住処は小規模なものばかりだったことになる。今回襲撃してきた数の魔物が潜んでいたとは考えにくい……つまり、どこからか呼び寄せられたと考える方が自然だ。支部長はどう考えているのだろうか……?)


ケントは報告書に目を通すロマンスグレーの紳士へと目をやる。書類に記載された考察を見た上で、経験豊富な彼がどのような判断を下すのか気になっていたのだ。この世界では魔物もヒト種と同様に集落を作ることがある。彼らは人里から離れた場所で繁殖と子育てを行い、その勢力を増して人里を襲いにくるのだ。街道を通行していた旅人が魔物に襲われ、仔の餌として巣に連れ去られる事も珍しくはない。だからこそ魔物の巣が出来ている予兆があれば、領主からの依頼により速やかに駆除していた。もし襲撃してきたような大量の魔物達がトルンデインの近くに潜んでいたのであれば、その痕跡が何かの形で残っているはずだった。


「ふむ……確かにお前の考察のとおり、魔物達は自然発生したものではないと見るべきだな。問題は何者の企みにより今回の騒動が引き起こされたのか、ということだ」


眉間にシワを寄せ、エルマルクは話を続ける。


「魔物を操る事ができる、上級相当の魔族が関与していると考えるのが妥当だ。だが連中がただの戯れでこのような事をするとは思えん。何か目的があると見ていいだろう」


「目的……? 大勢の人間を喰らい、魔力を蓄えた魔物が種としての進化を果たした姿が魔族だと、俺は支部長から教わりました。そんな"成れの果て"がやることに意味なんてあるんですか?」


エルマルクに対し、怪訝そうな表情で意見を述べるケント。彼の語った認識は。"魔族"という存在に対する一般な解釈と同じものである。亜人を含めたヒト種の天敵である魔物が力を持ち、種族として進化したものが魔族であると、この世界では定義されていた。強大な魔力を持つ魔族は魔物を意のままに操ることができるため、ヒト種にとって相容れぬ天敵であると言ってもいい。


「成れの果て、か……だが、以前にお前に教えたことはあくまでも広く認知されている事柄に過ぎない。魔物の生態調査をしている一部の専門家には、魔族によって生み出された生物が魔物の起源だと提唱する者もいる。冒険者ギルドとて確証を持って言える事は殆ど無いのだ」


諭すような口調でそう告げた後、エルマルクは一呼吸置いてから、さらに言葉を綴った。


「そもそも魔族が恐れられる理由は、その強さや性質だけではない。知恵を持つという点が最も厄介なのだぞ。連中によって多くの国が滅亡の危機に瀕してきた事は、過去の歴史において幾度と無く証明されているのだからな」


「……支部長は、魔族が何らかの謀略のために今回の襲撃事件を起こしたとお考えのようですね。もしそうであれば、例の死霊魔術師とも繋がりがあるとでも言うんですか……?」


「互いの利害が一致すれば、魔族と人が手を組むことも十分にありえる。特に、隣接するデクシア帝国が再び侵略戦争の準備を進めているという噂もあるからな。昨今の情勢を鑑みるに、帝国側に魔族が付いた可能性は高いだろう」


「そんな……また戦争になるなんて!? 魔物が増え続けている状況で、ヒト同士が争ってたら今度こそ間違いなく滅びますよ!」


結った茶色の長髪を振り乱しながら、ケントはエルマルクに詰め寄る。だがエルマルクは至って冷静に、この事は他言無用だと釘を刺すだけであった。それ以上の言葉を語ろうとしない彼に、ケントは俯いて拳を握り締める。


(冒険者ギルドが関わる話ではない、ということか……しかし……)


多くの国家において支部を構える冒険者ギルドは、原則として中立を貫く組織であった。もしエリクシア王国とデクシア帝国が開戦しても、このギルド支部はどちらにも肩入れせずに速やかに退去するだけである。トルンデインに留まる理由がないケントもまた、支部の移転とともに他の街へ移ることになるはずだ。しかし仕事仲間でもある顔なじみの冒険者や、仕事帰りにいつも世話になっている飯屋の店主――これまでの職員生活で親しくなった人間達が戦争に巻き込まれることを考えると、この国の先行きが気掛かりで仕方なかった。


――コン、コン――


不意に支部長室に扉をノックする音が響く。業務指示で呼ばれる時以外で、この扉をノックする必要があるのは火急の案件が出来た時くらいだと、ケントはよく知っていた。また厄介事かとばかりに溜息を付きながら、エルマルクは「入れ」と返す。


「失礼します、支部長! 領主様より緊急の依頼がありました! すぐに対応が必要とのことでしたので、直接ご確認願いたく!」


通路から慌てた様子の中年のギルド職員男性が駆け込んできた。緊急の依頼、という言葉にエルマルクは目つきを厳しくする。手に持っていた書類を机に置き、コクリと頷いて彼の説明を促した。


「はい、それでは説明致します。自衛団の砦にて先日捕らえられた帝国の魔術師の尋問が行われていましたが、つい先程その姿を眩ませたとの報告があった模様です。どうやら見張りの兵士が交代する隙を付いて逃亡したようで、領主様から冒険者による当該魔術師の捜索依頼が出されました」


「えっ、モルズに逃げられたんですか? どうして!?」


「お、俺にそんな事を言われても分からないよ……ただ、砦地下への連絡通路にあった鉄格子を開けた痕跡が残っていたらしい。水路まで逃げ込んだ可能性が高いので、今は衛兵達で地下水路を捜索しているようだ」


静かに話に耳を傾けながら、エルマルクは顎に手を当てて思案する。過去に地下水路に関する依頼に携わった経験からその構造をよく知る彼は、モルズがどのように行動するか予測が付いていた。


「恐らく……北側の出口から街の外へ脱出し、帝国との国境まで逃げるつもりだろう。もし奴の身柄を失えば帝国による侵略行為を咎めるための証拠が無くなる。急いで冒険者を手配するんだ」


「わかりました! それではトルンデイン北部を中心としたモルズ捜索依頼の発行、という事で宜しいでしょうか?」


「ああ。だが手負いとは言え、四魔導に数えられる1人だ。生半可な冒険者では返り討ちに遭うだろう。レベルは最低20以上、そして2名以上でのパーティ結成も必須条件としておくように」


「はっ!」


エルマルクの指示を受けたギルド職員は、支部長室から速やかに立ち去っていった。そのやり取りを見ていたケントはエルマルクの出した指示に納得いかず、彼へと詰め寄る。


「支部長、どうしてあの2人に特命で依頼しないんですか! 彼女達ならきっとモルズを捕まえてくれますよ!」


「……彼女達の戦功を知るお前なら、理解できていると思ったがな。戦術魔法に匹敵する魔法を操るエルフと、ドラゴンゾンビを素手で殴り倒す獣人を、()()()()()で国境付近へ向かわせる事の危険性が分からないのか?」


「ど、どういう意味ですか!?」


エルマルクが放った言葉の意図が理解できず、顔をしかめるケント。帝国における魔法使いの頂点に立つ四魔導を相手取るのであれば、メル達を向かわせるのが一番確実だ――そう信じて疑わない彼を一瞥し、エルマルクは「お前もまだまだ思慮が足りんなと」と付け加えて会話を続ける。


「国境まで逃げ伸びたモルズに対して彼女達がその力を振るえば、確実にあの緩衝地帯へ大きな影響を与えることになるだろう。そうなれば()()()()()()()を口実に帝国側は正規軍を動かすだろう。彼女達にそのつもりがなくとも、な」


「しかし、先に仕掛けてきたのは帝国の方でしょうッ!? なら……!!」


「状況をよく整理してから物事を考えろといつも言っているだろう、ケント。それはまだ公になっていない事だ。他国からみれば、未だ王国と帝国は良好な友好関係にある。そんな中、領主の依頼を受けた冒険者が国境付近で威嚇行為をしたとなれば、侵略行為と取られてもおかしくはない。故に彼女達には大人しくしてもらうべきなのだ。我々(ギルド)が両国の関係を無駄に煽ってしまう事態は避けねばなるまい」


「くっ……! モルズを見す見す逃しちまうかもしれないっていうのに……!」


「お前の気持ちは察するが、これは国家間の繊細な問題でもある事を理解して動け。もし彼女達がギルドを訪れても、この件については内密としておくようにな」


正論を前にケントはそれ以上何も言い返すことはできなかった。ギルドの職員である以上、支部長の判断には従わなければならない。無言で支部長室を出た後、彼は無力感を誤魔化すように壁へ拳を打ち付けた。


(せっかくメル達が何とかしてくれたってのに、あいつを逃しちまったらまた同じことが起きちまうじゃねぇか……! 俺は何のためにここにいるんだよッ!)


心の底から湧き出てくる自分への怒りは、ケントがこれまで持ち得なかった感情だった。彼はメル達との出会いで少しずつ変わっていたのだ。やり甲斐が無いとウンザリしていたギルドの業務も、今は誇りを持って取り組むことが出来ている。自分に英雄の素質がなくとも、その道を歩む冒険者の助けにはなれる――ギルド職員を志した時のそんな気持ちを、思い出す事ができたのだから。


(……いや、己の無力を嘆く事はいつでも出来る。支部長の言う通り、状況をよく整理して考えるんだ。今、俺がやるべき事を……!)


次々と信じられないような偉業を打ち立てる、規格外で型破りな新人冒険者――そんな彼女達の存在が、青年の志に炎を灯していた。





―― 一方その頃、トルンデイン西区の商店街通り ――





高級商店が立ち並ぶトルンデイン西区にメルとココノアの姿はあった。襲撃の影響もあり人通りは普段より疎らではあるが、どの商店も盛んに客を呼び集めており、買い物を楽しむ人々で活気づいている。そんな通りの一角にある珍しいアイテムを取り扱う魔法道具店にて、彼女達は店主と話し込んでいた。


「どうですかエルフのお嬢さん、こちらの魔法画材は西方の大陸から仕入れた特別なもので、思い描く色を出せる上に、描いた絵を記録水晶に残しておくことでいつでも再現できる物ですぞ」


「ふーん、悪くないね。試しに何か描いてみてもいい?」


「ええ、もちろんでございますとも!」


浅黒い肌に立派な黒髭を携えた店主は、ココノアに快く画材を手渡した。魔力に反応する金属で出来た筆は先端に虹色の魔法石が組み込まれており、使いたい色を頭に思い浮かべて握ると、そのとおりの色が再現されるという魔道具であった。彼女はそれを右手に持ち、同じく魔法の画材である白い板切れへ線を引いていく。


「あ、すごいですね! 赤や青、緑とかも出せるなんて!」


「発色もいいし、イメージするだけで色が切り替わるのも気に入ったかも」


「この商品の良さを分かっていただけるなんて、有り難い限りですなぁ。しかもなんと、この筆はインクの補充が一切不要! 魔力が続く限り、いくらでも描くことができる逸品でございます! これが金貨3枚という破格の値段で手に入るのは当店くらいなものでしょう!」


鮮やかな色彩の線を見てはしゃぐ少女達に、ここぞとばかりに売り込みをかける店主。彼はなんとしてでも、この魔法の画材を買わせようとしていた。魔道具を作成する知人から高値で仕入れたはいいものの、紙に絵を描く人が殆どであったために買い手がつかず、この店で最も目立つケースに鎮座し続けていた不人気商品だったからだ。


「描き心地もいいね。ペンタブみたいな感覚で使えるし」


ココノアは商品を気に入った様子で、サラサラと筆を滑らせ始めた。光沢のある白板がキャンバスとなり、見る見るうちに店内の様子がそこへ投影されていく。陳列台に置かれた幸運を呼ぶ魔法の壺や、魔物除けの効果を持つ金色のハンドベルなどが写真にも近しい精度で描き込まれていた。


「こっ、これはすごい……! この画材をここまで使いこなす方を見たのは初めてでございます! お客様は、絵描きを生業にされておられるので……?」


「趣味だよ趣味。いくら好きでも、仕事にしちゃうと楽しくなくなるんだよね」


そう言ってココノアは苦笑する。彼女は元々プロのイラストレイターとして活躍する売れっ子だった。異世界へ来てもその才能は遺憾無く発揮されており、暇を見ては風景をスケッチするのが趣味となっている。ただし絵を描く事を仕事にすると純粋に楽しめなくという理由から、あくまで道楽の範疇に留めておくつもりだった。


「んー……でも操作取消(アンドゥ)機能がないと不便よね、やっぱり」


「その、"あんどぅ"というのは如何なるもので……? 不勉強な私めにお教えいただいても宜しいですかな」


「例えばこうやって線を引くでしょ。それを描く直前まですぐに戻せる機能のことだよ」


そう言ってココノアは店主にも分かるように画材で説明してみせた。操作内容を取り消す機能をつける、などという発想はこの異世界では存在しないものだったが、ペンタブレットを使ってデジタル絵を嗜んでいた彼女にとっては当たり前の機能である。


「なるほど……もし失敗してもすぐに直前の状態に戻れるということですか。確かに便利そうではありますが……その機能を付けるのは大変でしょうなぁ。知り合いに優秀な魔道具技師がいるので、相談はしてみますが……」


「あ、それならレイヤーも追加できるようにしてくれない?」


「れ、れいやぁというのは、何の事で……?」


「ええっとね――」


何のことかさっぱり分からない顔をする店主に、ココノアは丁寧に説明してみせた。絵を描画する()を分けることをレイヤー機能と呼び、レイヤーを作ることで絵の修正や変更がしやすくなる上に色を塗る際も意図しない所を間違って塗らなくて済む事などを詳細に伝えていく。店主もまた彼女の言葉を有用な意見として受け取り、メモを取り続けた。


(ココノアちゃん、楽しそうでよかったな♪)


店主と画材トークに花を咲かせるココノアを見て、メルはニッコリと微笑む。やることもなく客室で暇そうにしていた彼女を「いいお天気なので、お絵かきの道具でも買いに出かけましょうよ!」と連れ出した甲斐があったと、自慢気に猫耳を揺らしていた。


「――ってな感じかな。まぁその知り合いの技師の人だかに一度相談しておいてよ。これはこれで買っていくからさ」


思いつく限りの便利機能について要望をだしたココノアは、金貨をポケットから3枚取り出して渡そうとする。しかし店主は頭を横に振って金貨を受け取らないばかりか、取っていたメモを彼女達に見せるように差し出すと、熱の籠もった表情で彼女に詰め寄った。


「いえいえ、お代をいただくつもりはございません! お客様から伺ったご意見は何もかもが斬新かつ、絵心の無いわたくしでも分かるほどに的を得ておりました! この私めに仰っていただいたアイデアを譲っていただけるのであれば、この画材は無料で差し上げますとも!」


最初、売れ残り品を高値で売りつけることしか考えていなかった店主であったが、紙製の画材で描いたものよりも遥かに美しいココノアの絵を目の当たりにし、そんな考えはすっかり吹き飛んでいた。魔法の画材に秘められていた可能性に気づいた彼は、ココノアが要望した機能を付け加えることでその価値を爆発的に高めることができると判断したのだ。


「え、えぇぇ……うちの言ったことは別に自由にしてくれていいけど……」


少し戸惑った様子で頷くココノア。元より彼女はアイデア料など取るつもりはなく、自分が使いやすい道具が出来るのならそれで何の問題もなかった。とはいえ金貨3枚を節約できるのは助かったので、店主の提案を素直に受け入れることにしたのだった。


「快諾いただき、誠に感謝致しますぞ! それではこの商品はお客様に差し上げますので、ご自由にお持ち帰りください! あ……お住まいにお届けすることもできますが、如何しましょうか?」


「持ち帰るからそのまま貰おうかな。メル、ポーチに入れておいて」


「はい! 任せてください!」


おさかなマークが可愛らしい腰のポーチを手にしたメルは、店主から受け取った画材をその中へ詰め込んだ。空間に作用する収納魔法が仕込まれているおかげで、スケッチブック程度の大きさがあった白板もすんなりと仕舞うことができる。


「ほぉ……珍しい魔道具ですな? 今度お越しになられた際は、ぜひそちらも見せていただけますと助かりますぞ。それでは、またのお越しを!」


「うん、ありがとね。これ大事に使うよ」

「お邪魔しました!」


思いがけず良い絵描き道具を手に入れることができ、ココノアは上機嫌で店を後にした。ちなみにこの魔法商店は数年後に彼女の意見を取り入れた新型の魔法画材を発売し、巨万の富を築くことになるのだが、それはまた別のお話である。


「お次は何のお店を見ましょうか? 他に買いたいものとかあります?」


「んー、うちの目当ての道具は買えたから、メルが興味のある店を見に行っていいよ。ギルドから報酬はたっぷり貰ってるから、お金の心配はいらないし」


「ふふっ、ならアクセサリなんて買いに行きません? ココノアちゃんに似合う素敵なの、私が選んであげますよ♪」


恋人同士のように並んで歩きながら、仲良くショッピングを楽しむ少女達。その頃、冒険者ギルドではモルズ脱走の件で大騒ぎになっていたのだが、今回は全くと言っていい程に蚊帳の外な彼女達であった。

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[気になる点] エルマルクがポンコツ過ぎる。 モルズの立場とやったことから宣戦布告無しの先制攻撃と判断でき、すでに戦争状態と言えるので、帝国に反撃しても問題無いレベル。 証拠についてはドラゴンゾンビが…
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