M-001 荒れ地での出会い
空間魔法の事故に関する備忘録
数百年ほど前のこと、我等魔導士は光と闇の魔石と魔法陣を用いて空間を操ることができるようになった。とはいえ、その使い方は小さな空間を大きなものに変えるぐらいではあったのだが。
つい最近、その空間を用いて離れた場所に移動できることが分かったのは、魔導士によくある事故のたまものでもあった。
空間に閉じ込められた魔導士が、内部の空間に魔法陣を作ることでどうにか脱出できたのだ。開いた口が塞がらぬような呆れた事故ではあるのだが、それを機に空間魔法という概念が一気に花開いたことは確かなことでもある。
とはいえ、移動距離は馬で半日程度の距離でしかなく、上手く空間魔法が発動しなければ永遠の空間ともいうべき異次元に旅立つことになる。
我も新たな魔法の開拓に、人知れぬ荒れ野の洞窟で日夜魔法陣の構築法の研究に持てる知識を傾けていた時のことだった。
作り上げた空間に入ってみると、何もないはずの場所に2つの物体があった。
1つは、王国で使用されている戦姫に似た姿をしており、もう1つは意識を失った幼い子供の姿をしていた。
戦姫は縦に半分になっているが自らを繭の中に取り込もうとしているようで、すでに繭の形ができている。戦姫にそのような働きがあるなど聞いたことも無い。となれば、この子供にしても尋常の子供であるはずがない。
ひとまず空間魔法を脇に置き、ホムンクルスの製造に身を入れてみるか?
人間の子供をさらうことも考えてはいたが、こんな場所で手に入るとは思わなんだ。例え切り刻もうとも、この子供は王国内の出生届の範ちゅうから外れている。
ウェリントン王国宮廷魔導士 フォン・パラケルス
見渡す限り荒野が広がっている。
灌木や藪が所々にあるが、地面は砂交じりの乾いた土地だ。草さえ生えるには過酷な土地なのかもしれない。
バッグの中にあったコンパスを使って、ひたすら南に向かって歩いているのだが、今日も人家を見付けることはできないようだ。
後ろから俺の後を付いて来る数頭の狼の群れが気になるが、近づくことは無いようだ。
本当に、この方向に歩いて行けば人家があるんだろうか?
段々と心細くなってきた……。
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突然の目覚めは、戦姫と呼ばれる機体の中だった。目が覚めたら球体コクピットの中だから、夢の続きかと思ったぐらいだ。
『情報を転写します!』
女性の声が聞こえた途端、俺の頭に膨大な情報が流れ込んできた。情報量の多さに頭が痛くなる。その痛みに耐えかねて再び意識が遠ざかっていったことは覚えている。
たぶんこのままでは気が狂うと、俺のどこかが反応したに違いない。
次に目が覚めた時に目にしたのは、最初に見えた球体コクピットの中だったから、夢ということではないのだろう。
痛む頭を押さえながら、現状を確認する。
先ほどの一歩的な情報提供は、睡眠学習の一つなんだろう。
一体何が起きたのか。ここはどこなのか……。先ずは自分の記憶を探ってみることにした。
先ずは自分の名前だ。『リオ・シュレーデン……』もう少し長い気がしたが、まあその内に思い出すだろう。
ここにいる前は……。
かなり曖昧だな。何か試験をしていたようにも思えるし、旅をしていたようにも思える。
どうも明確な記憶が出てこないのは、先ほど一気に頭に流れ込んできた情報で自分の記憶が拡散してしまったのだろうか?
名前は思い出しても年齢は思い出せないし、どこに住んでいたかも記憶があやふやだ。
それに比べると、この機体やこの世界については明確に思い浮かんでくる。
戦姫は、俺の思念を受け取って動くロボットのようだ。身長16m程なんだが、その胸の中にコクピットを持っている。
機体から離れても、アリスと自らの名を告げた戦姫と話ができる。どうやら高度な自律電脳を持っているらしい。受け答えだけだと普通の女性に思えてならない。
問題は、この世界だ。
15、6世紀のヨーロッパのような社会を作って、いくつもの王国が覇権を争っているらしい。
その上に魔法の世界でもある。剣と魔法の世界となると、悪い魔法使いや火を吹く竜なんかもいるんじゃないかな?
ちょっと心が躍るけど、それは人家を見付けてからになるだろう。
日暮近くになったところで歩みを止める。近くにあった数本の灌木の傍を、今夜の宿にしよう。
「アリス、あの灌木の陰で野営をする。周辺の警備は頼んだよ」
『了解です。昨夜のように処置すればよろしいですね』
アリスに声を出して話し掛けるけど、返事は俺の頭の中に直接届く。声を出さなくても良いのだろうが、他に話す相手もいないからなぁ。
それにしても、アリスの姿が銀色のプレートアーマーに深紅の縁どりをしたような姿だから目立つことこの上ない。
その上、全体が女性のフォルムをしているのも問題だろう。
俺だって、見事なスタイルだと思うくらいだからね。
日中は空間の狭間のような場所に、アリスが姿を消している。
人家を探すのであれば、アリスに乗らずに俺一人の方が変な誤解を与えずに済むだろうと考えたからなんだが、もう少し周囲を確認してからの方が良かったかもしれない。
とはいえ、アリスとの話はいつでもできるし、何かあれば姿を現して対処してくれるはずだ。
灌木の枝をサバイバルナイフで枝を切り取り、灌木の風下に焚き火を作ると、水を入れたシェラカップを傍に置いた。
俺の横に空間から浮かび上がるような形で、腰を下ろしたアリスが姿を現した。
周囲が暗くなってきたからアリスの姿を見とがめられることもないというところだろう。
焚き火の傍に置いておいたシェラカップの水が沸騰したところで、軍用糧食の袋を開けスティックコーヒーを注いで砂糖を入れた。主食はバターの香りが強いクラッカーみたいなものだ。
コクピットの収納庫に5日分の食料が入っていたのはありがたい話だ。だが、裏を考えれば5日間の内に生活できる場所に辿り着かねばならない。
アリスのコクピットから外に出てから、2日目の夜を迎える。昨日から、食事は朝夕の2回にしている。数日は食料が持つだろう。
それまでに人家を見付けられるのだろうか?
俺の荷物はコクピットの操縦席の裏面に設けられた小さな収納庫にあったものだけだ。食料と水が5日分と0.5ℓほどのステンレスの水筒。それにリボルバー型の拳銃はバレルの横にパイソン357の英字が刻まれてあった。たぶん6インチモデルなんだろうな、長いバレルが特徴的だ。ダブルアクションだから、荒れ地を歩く上での護身用にはちょうどいい。
その他には、サバイバルナイフとシェラカップに先割れスプーン、タバコの箱位の大きさにまとまったサバイバルセットだ。
パイロットが不時着した時を想定したものなんだろうが、おかしな点が1つだけある。
俺の着ているジーンズの上下は、いくら何でも機体に乗る時には着ないだろうし、ジャングルブーツのような布製の靴も含めて、あの小さな収納庫に入っていた。
収納庫が別の空間にでも繋がっているのだろうか?
自衛の武器があるということだけで、何となく安心できる。たまに狼のような獣が近づいてくる。
石を投げたら逃げてくれたけど、今でも遠くから俺を狙っているように思えてならない。
食事が終わると早めにアリスのコクピットに戻った。
胸部装甲板が左右に開くとその中に直径2m程の球体コクピットがある。座席をたおせば、窮屈だけど安全に寝ることができる。
周囲はアリスが監視してくれているし、俺を害するような者には容赦なく制裁を加えてくれるはずだ。
この世界の人間が必ずしも友好的とは限らない。相手を威圧出来るぐらいの装備が丁度良いとアリスが教えてくれたが、俺の持っている武器はリボルバーだけだ。
搭乗する前に見上げた空は、満天の星空だ。見知った星座は無いけど、銀河がはっきりと見えている。周囲に明かりが無いからだろう。
そうなると、明日も見つからないかもしれないな……。
翌日は薄明時刻に目が覚めた。
朝食を終えたところで焚き火の傍に立ち、コンパスが示す方向を確認していた時だった。
『南東方向より、接近するものあり! この世界で用いられている陸上艦だと思われます』
「陸上艦?」
疑問がトリガーになるのだろうか? 頭の中で情報が整理され、陸上艦の姿が脳裏に浮かぶ。
横幅20m、長さ100mほどの陸上を移動する船だ。車輪だけでも片側に12輪は付いているし、そのタイヤ自体も俺の身長を越えるらしい。それでいて船体が木造というんだからおもしろい船だな。
どこかに隠れる場所はあるんだろうか?
陸上艦は必ずしも味方ではない場合もあるらしい。軍用、貿易用、狩猟用……、果ては海賊用にも使われている。
陸上なのに海賊というのもおかしな話だが、草原を海原にでも例えたのかもしれない。
そう考えると、南に行けば荒れ地が草原に変わることも考えられるな。
キョロキョロと辺りを見渡しても隠れるような場所が無い。
陸上艦の見張り台は、マストの上にあるらしいから、見つかるのは時間の問題かもしれない。
ここは、あえて見つかってみるべきか。交渉次第では乗せてもらえる可能性だってあるだろう。
『私達に気が付いたようです。進路を変更しました』
「焚き火の煙か、それともアリスに気が付いたか……」
朝日の中に黒い影が見える。
シルエットが変化しているから、こちらに回頭しているところのようだ。
大きさがあるからなぁ。急速回頭は難しいのだろう。
『戦闘の準備をしますか?』
「このままで良いだろう。それにいざとなればアリスは強いんだろう?」
アリスが俺に顔を向けた。小さく頷いてくれたから、あの位の陸上艦はアリスの敵ではないということになるんだろう。
向こうもいきなり撃っては来ないだろうし、アリスから得た情報では陸上艦の大砲の狙いはそれほど良いものではないらしい。
陸上艦の一角で何やら光が瞬いている。発砲光とも違うようだけど……。
『陸上艦の発光信号を確認しました。信号は「乗ってく?」と送っています』
「『乗ってく!』と答えられるか?」
『信号を送ります……、伝達完了。受信信号を確認しました、「直ぐに!」との返信です』
攻撃しないと分かっていても、外にいるよりはアリスの中の方が安心できそうだ。
あの光はモールス信号だったらしい。俺のいた世界とは異なるようだが、長短の光を組み合わせて情報を送るのは、どの世界でも考え付くことなんだろう。
近づいて来る陸上艦を眺めながらアリスのコクピットに納まった。ここなら、大砲の直撃でさえ凌げると教えてくれた。
『再び通信です。「陸上艦のカーゴに入り、カーゴ要員の指示に従うように」とのことです』
「とりあえず、了承を伝えてくれ。何かあれば救出してくれるかな?」
『マスターへの攻撃を意図した段階で陸上艦を破壊します。でも、マスターは簡単に倒されないと思いますよ』
俺を過大評価してるんじゃないかな? 曖昧な記憶から浮かんできたのは、ケンカで負けたことばかりだ。
俺達から200m程離れたところに陸上艦が停止すると、舷側の一部が倒れるように開いて斜路ができた。その奥からアリスに似た機体が出てくる。あれが戦機という奴だな。斜路の傍に立って俺達を手招きしている。
小さくアリスが頷いて陸上艦へゆっくりと歩いて行った。
陸上艦の甲板にずらりと乗組員が並んで俺達を見ているのに気が付く。
開口部の横に立つ戦機と比べ、アリスの外形や色彩が異なるから、好奇心でいっぱいなんだろう。
「そのまま中に。敵意は無い」
戦機の肩口に発光信号器が付いているようだ。いつの間にか俺にも発光信号が読めることに驚いてしまう。
軽くアリスの方手を上げて了承を伝えると、斜路を登って陸上艦のカーゴ区画に入った。
ん? この区画、少しおかしくないか。外形と中の空間が合わないぞ。
『おもしろい空間を作り出しています。私とは異なる方法で時空間を制御することができるようですね』
異なる方法というのが気になるところだが、どう考えても空間が二回りほど広いことは確かだ。感心しながらカーゴ区域の中を作業員の手信号に従って進み、空いている駐機用架台にアリスを停止させた。
すぐにタラップが運ばれてくる。
胸部装甲を開きコクピットから降りると、アリスの周囲に作業員が集まってきた。背が低く髭の中に顔があるような連中だ。
「助かりました。食料が残り少なかったんです」
「えらいところにいたもんだな。一番近い村まで、お前さんが歩けば10日は掛かかろう。戦機の稼働時間では無理じゃ」
タラップを片付けてる爺さんは、小柄で俺の肩にも達しないが、腕の太さは俺の太ももより太い。その上顔中髭だらけだ。ひょっとしてドワーフ族とか言うんじゃないだろうな?
「だいぶ若いな……、お前さんが、あの戦機の騎士だな。団長に会わせるから俺に付いてきてくれないか?」
声に振り返ると、若い男が立っていた。
「俺も頼みたいことがありますから」
男がニヤリと笑う。かなりハンサムな男だ。アーリア系なのかな? 金髪、青眼でアスリートのように引き締まった身体をしている。薄手の革の上下を着ているから引き締まった肢体が嫌でも目に付いてしまう。その男をよく見ると、拳銃のホルスターが付いた幅の広い皮ベルトに長剣を下げていた。
男の歩く直ぐ後ろに付いてカーゴ区域を抜けると、船尾の楼閣に向かった。
陸上艦の船尾は4階建てのビルのような構造だ。とはいっても木造だから、4階建ての立派な館と言った方が適切なんだろう。
確か帆船で、こんな形の物を見た気がする……。
そうだ! ガレオン船とか言うんじゃないかな。陸上艦のマストは2本あるけど、帆を張るための桁がなく、マストの上に見張り台があるだけだ。
階段を2階分ほど登ったところにある扉をノックすると、中から「入れ」と許可する若い女性の声が聞こえた。
「失礼する!」の言葉と共に案内の男が扉を開けると、ちょっとしたリビングのような部屋だった。
左右にカーテンが引かれた小さな部屋のテーブルに、2人の女性が窓際席に着いていた。
「あら? だいぶ若い騎士だったのね。先ずは座って頂戴」
俺達が2人の女性の前に座ると、1人の女性が席を立って近くのサイドテーブルから4つのグラスにワインを注いで俺達の前に置いた。
「騎士団をしているといろんな経験をするわ。でも、荒野に戦機を持った騎士が1人でいたのを見た時にはさすがに驚いたけど。
私がヴィオラ騎士団長のドミニク、隣は副官のレイドラよ。どうぞ、飲んで頂戴」
最後の言葉は自分が飲みたかったのかな?
ありがたくグラスを手に取って一口飲む。少し甘い感じのスパーキングワインだ。
ドミニクと名乗った女性はチェーンメイルに帯剣と拳銃のホルスターを着けている。隣のレイドラは革鎧を着ているけど、同じような装備をしているに違いない。
年台は20歳を過ぎた辺りかな? 金髪と銀髪の髪を肩で切り揃えている。
「名前と、所属する騎士団を教えてくれない? このヴィオラはウエリントン王国近くの工房都市に向かう途中だから、貴方の騎士団に連絡を取ってあげるわ」
「生憎と所属する騎士団はありません。それに自分の名はリオだと分かっているんですが記憶が混乱してまして、状況すら理解できていないところです」
所属する騎士団が無いと聞いたところで3人が目を見開いている。戦機はどこかの騎士団に所属するのが普通なんだろうか?
トントンと小さく扉が叩かれ、副官と紹介されたレイドラが入室を許可すると、まるでネコ娘のような感じの娘さんが入ってきた。レイドラに紙きれを渡して帰って行く。
お使いに来たのかな? それにしても、あのような姿の人間がいるんだ……。直ぐに俺の脳裏に、この世界の種族の姿と特徴が浮かんできた。
どうやらネコ族の女性らしい。
ブラウンのショートの髪からピョコンと三角の耳が飛び出している。
「まさか……!」
紙きれの中身を読んだレイドラが、顔を紙面から上げて呟いた。視線はまるで俺を刺すような感じなんだが、何か問題でもあったんだろうか?
ドミニクが、その紙きれを覗き込んだ途端に、椅子から飛び上がるように立ち上がって俺を見る。
「本当なの! あの戦機は……」
「おいおい、どうしたんだ? 確かに少し小さな戦機だが」
俺を案内してくれた男が飲んでいたグラスを置いて、テーブル越しに驚いている2人に聞いている。
「戦機じゃないのよ……。あれは戦姫なの!
ウエリントン王国、いえ周辺王国を含めて戦姫を持つ王国は5つだけ、しかも数は各国とも1機だけよ。それに戦姫をまともに動かせる騎士はいないと聞いたけど」
「その話なら聞いたことがあるな。だが、こいつは動かしていたぞ?」
最初に問いかけて来た女性が俺を見て、にこりと笑みを浮かべた。
美人にそんな視線で見られると、背中がゾクリとするのは何故だろう?
「所属する騎士団はないと言ってたわね。……レイドラ、戦姫を持つ騎士団って聞いたことがある?」
「ありません。そんな騎士団なら直ぐに王国内で評判が立つでしょう。リオ殿が言われる通り、所属する騎士団は無いのではないかと」
「なら、交渉になるわ。1か月銀貨30枚でどうかしら? 決めてくれたなら、祝い金として金貨を1枚渡せるわよ」
「俺と同額なのか? 新人なら銀貨20枚からじゃないのか」
隣の男が呆れた口調で言ってるけど、目の前の女性達は真剣だ。
「アレクが異を唱えるのも分かるけど、戦機10機を一度に相手に出来るという話も伝わっているわ。話半分に聞いても数機分にはなりそうよ」
「その話も聞いたことがある。その上、武器は自前だともな。となれば、一度見せて貰いたいところだ。ドミニクもその方が良いんじゃないか?」
俺が断るということは考えていないみたいだ。
騎士団の仕事が脳裏に浮かんできた。魔獣を狩る集団みたいに思えるな。魔獣の持つ魔石を集めて魔石ギルドに売ることで暮らしを立てているようだ。
アリスに似た機体が沢山あるなら、上手くアリスを隠しておくこともできるだろう。
ここは流れに任せて、騎士団員になっても良いんじゃないか。
アリスが、そっと『賛成します』と思考を伝えてくれた。俺を通してアリスは周囲の状況を見たり聞いたりできるのだろう。
「一度、武器の性能を見せてくれない? それで最終的な給与を決めたいわ」
「構いませんが、いつ始めます?」
「今からで良いだろう。少し離れた場所に丁度良い岩があった。あの岩の破壊の程度で評価できるんじゃないか」
「右舷にあった岩ですね。そうなると……」
「アレクには、戦機で周辺の警戒をして貰うわ。私とレイドラは自走車で良いわね。直ぐに出掛けられる?」
自分達で勝手に決めているけど、ここは頷いておこう。
アリスが狼を倒したと教えてくれたけど、何を使ったのかまでは聞いてなかった。
アリスの性能を知るにも丁度良さそうに思える。
ヴィオラ騎士団(異世界風味)の修正に関するお知らせ
ダウラギリの大きさがやたらと目立ちましたので、修正をするならとプロットを見なおしたのはよかったんですが、物語の内容が大きく変わってしまいました。
50話までならさほど大きな違いはないんですが、それを過ぎると大きく変化しますのであらかじめご承知おきください。