神様?
小説の長さってどのくらいがいいですか?できれば、感想に書いてくれると嬉しいです。
………ここどこだ?
目を開けると見知らぬ天井が見えた。
それにしても少し騒がしいな。
「良かったですね。命に関わることはなくなりました。」
「ああ、本当に良かったな」
「ええ、本当ね」
誰だろう。この人たち?
あれは、ミミ?
なんか、ケモミミ付けた女の人と、男の人がこっちを見てるけど。
コスプレ?
『あーあ、聞こえる?』
「ん?」
『よし、聞こえてるね』
「誰ですか?」
『神様だお☆』
イラッ
『ごめんごめん』
「はぁ、で、神様が何の用ですか?」
『いやね、謝ろうと思ってね。僕たちの間違いで君を殺してしまったからね』
「は?」
『それでね、君が死にたくないとか、たすけてって言ってたから、あっちの世界ではもう死んだってなってるから、勝手に転生させてもらったよ』
「いやいや、転生ってどういうこと?あと、なんで死んだの?」
『生まれ変わらせた。身体は、だいたい10歳くらいの身長に体重だよ。で、間違いってのが、君を殺してしまったこと。本当は、君を殺したやつをヤるつもりだったけどね』
「はあ、っておい!10歳くらいってどういうことだよ!それって見た目がってことか?それとも、本当に10歳ってことか?」
『10歳くらいって意味。君の年齢は変わらないよ。あ、こうしている間にも時間が少なくなってきてるから、手短に言うよ。
君にはギフトと呼ばれる加護がたくさん付いている。このことはあまり他言しないほうが良い。貴族に絡まれたくなかったらね。一応、君の冒険に必要になる物は君のストレージに入っているよ。使い方とかは頭の中に突っ込んだから頑張ってね。じゃあねバイ』
「えっ?」
…周りの風景が鮮明になってきた。
あのヤロウ次話しかけてきたら許さないよ。
「お、目が覚めたか」
「ここは?」
「トーレスの町だ。大丈夫か?3日ほど意識がなかったが」
3日も経っていたのか。
「はい、大丈夫です。あの、名前聞いていいですか?」
「おっと、そういえば言ってなかったな。俺はロウ、お前は?」
「なつきです。水無月なつき。よろしお願いします」
「家名持ちか。どっかの貴族か?嬢ちゃん」
「いえ、貴族では…って嬢ちゃん?「「おう」」僕、男です」
「嘘はいけねーぜ?「「本当です!!」」…マジ?」
「はい!」
「まぁでも、身分証明できるの持ってないだろ。持ち物がポーチと剣だけだったから」
「そういえばそうで「「敬語はやめてくれ」」…分かったよ、ロウさん」
「ギルドに登録でもするか?」
「?ギルドって冒険者がいっぱいの?」
「ああ、剣持ってたから戦えるだろ?だから、ギルドでカード作ってもらえ」
「あの〜、ギルドの場所がわからないです。」
「はぁー、世話がやけるな。付いてこい」
「はい」
やったー!ギルドだって!楽しみだなー♪