表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アル中の歌  作者: 岩本翔
80/260

アルコール依存症80

「酒に殺されるならば本望よ」と行雄が言った。

行雄が薄ら笑いを浮かべ言った。





「しかし婆さんの呼び声は何と濃霧の金属音の色が聞こえる歌なんだ。これは正にアル中の歌ならば、これ本望だと思わないか?」




悪友が湖畔を離れるべく歩きながら、大声で行雄を諭す。





「しっかりとしろ!」




行雄がせせら笑い言った。




「おい、又水の金属音が囁いてきたぞ。だからお前そんな事言うな」





「しっかりとしろ、その声に食われたら一巻の終わりなんだ!」





行雄が鼻でせせら笑い言った、





「うるさい。この声を聞いていると、俺はアルコールを飲んでいる気分になるんだ。それの何処が悪い!」





悪友が怒鳴る。




「死んでもいいのか!」




行雄がいみじくも言った。





「酒に殺されるならば俺は本望よ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ