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アル中の歌  作者: 岩本翔
249/260

アルコール依存症249

「しかし死に神にしてみれば狙った獲物に逃げらられるのだから堪ったものではないわな」と死刑囚が身代わりの事について語った。

悪友が言った。





「混沌の中の整合性を読んで選択するならば、それでは核心部分を尋ねますが、何故身代わりを立てると、その者は生き返るのですか?」




巫女が答える。





「呪いの流れの中で、それは惹起し、決まり事として絶対機能するのです」




悪友が再度尋ねる。





「だから何故そう機能するのですか、言わば入れ替えですよね。命の入れ替えなんか出来るのですか?」





巫女が答える。





「それも混沌の中の言わば整合性を読み取り、入れ替えの呪文を成しし、それが機能するのです」



死刑囚が首を傾げ言った。




「しかし死に神にしてみれば狙った獲物に逃げらられるのだから堪ったものではないわな」




悪友が質問し続ける。





「身代わりは人間だけでは無いでしょう、先生?」





巫女が答える。





「それは状況に依りますが、今回は人ですね」

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