表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アル中の歌  作者: 岩本翔
165/260

アルコール依存症165

「病院って、婆さんは病気なのか?」と行雄は苛立ちつつ尋ねた。

行雄が尋ねる。





「病院って、婆さんは病気なのか?」





悪友が答える。





「病気と言えば病気だが…」




行雄が震えながら焦れ苛立つ。





「何だ、勿体振らないではっきりと言えよ?!」





悪友が一度顎を引きつつ間を置いて答える。




「所謂植物人間だと思う」





行雄が反射的に涙ぐみ喚いた。




「植物人間って、意識不明の重体という事か?!」





悪友が瞼を伏せ視線を落とし答える。





「そうだ」





死刑囚が納得して頷き言った。





「だからこそ甦らせるのか?」





悪友が死刑囚を見て恭しく頷き答える。





「そうだと思う…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ