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アル中の歌  作者: 岩本翔
109/260

アルコール依存症109

「それが証拠に奴らは、こちらのライフルが一丁であり、それを見越して二頭立てで攻めて来たわけだ」と悪友が言った。

悪友が続ける。





「それが証拠に奴らは、こちらのライフルが一丁であり、それを見越して二頭立てで攻めて来たわけだ」




「奴らに学習能力があると言う事か?」





悪友が息を呑むような間を置き答える。




「そうだ。多分他の餌連中にも銃は一丁しか与えられてはおらず、それを見越して二頭立てで攻めて来て、襲い掛かる戦法を取ったではないか?」




行雄が一声唸り言った。





「これは奴らの学習能力を高める実験なのか?」




身体のバランスを取る為に再度重心を安定させてから悪友が答える。





「そんな側面もある実験なのだろうな。後は実験の内容と言うか、詳細な全容は俺には分からないがな」





「何の実験なのか分からないという事か?」




悪友が軽く頷き答える。





「そうだ」





固唾を飲み行雄が震えながら言った。





「それじゃ、こんな状況も奴らは熟知していて、大挙して攻めて来る可能性が高いという事か?」





悪友が答える。





「そうだ」

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