表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

約束の大地

「世界樹が鳴いている」


薄暗い部屋に黒のローブを羽織った人間が零す。


「……あぁ」


もぅ一人のローブを羽織った人間がゆっくりと目を開いて小さく頷いた。


「どうするつもり?」


「……わかっていて聞くな。この約束の地を守護していく事が、アイツとの約束だろ」


「…………歴史は繰り返す。もぅ私達だけでは世界樹を守り抜く事は難しい。貴方こそ分かっているでしょう?もぅ人数もずいぶん減ってしまった」


「……俺達の償いはまだ終わっていない。例え歴史と言う波に世界樹が呑まれようとも……俺達は…」


「あの約束を守らなくてはいけない…………」


「あぁ。それが世界樹となり、世界の礎となった……友との約束だ。…………違うか?」


「…………じゃぁ、どうするつもり?ここの世界樹ももぅ…………」


「……俺が出よう。世界樹を頼む」


「ちょっ…………」


そぅ一人の人間は零すと、身体中から闇が溢れだしその闇に消える。

もぅ一人の人間はその場に立ち尽くしたまま、歯を食いしばった。


「…………約束を守りたいのは……私だって一緒なのに……」


残されたもぅ一人の周りに白い光が溢れ、もぅ一人もその光に消えた。


そして、何も無い部屋は薄暗いまま、沈黙する。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ