表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悔恨の世紀  作者: 愛媛のふーさん
9/25

衝突4

 β(ベータ)と遭遇することになったのは〈炎聖(えんせい)緋村蓮(ひむられん)雷帝(らいてい)千堂円(せんどうまどか)韋駄天(いだてん)沢口龍馬(さわぐちりょうま)雷麗(らいれい)露木美結(つゆきみゆ)の主力合同バディチームではなく、〈トカゲ〉市川遼(いちかわりょう)狼犬(おおかみけん)疾風(はやて)〈ワーウルフ〉添島琢磨(そえじまたくま)の助っ人合同チームだった。βは半炎熱(はんえんねつ)半氷冷(はんひょうれい)異能者(いのうしゃ)で極限迄冷やした空気を一気に高熱で暖めて膨張に因るとてつもない爆風や炎や氷の攻撃を繰り出す敵である。ポテンシャルはとてつもなく高い。

「結構大変な相手かな」

「ですね」

「くーん。ワン」

「疾風も同意か?」

「真美ちゃんの狙撃は炎氷どっちでも防げるから意味無しかぁ。きつい」

 その時βが攻撃力かけて来た。

「冷熱波喰らえ」

物凄い爆風が遼達を襲う。そして追い掛ける様に大氷壁が迫る。初っ端から決めに来た。渾身の力技大技コンボ。決まれば吹き飛ばされ氷に閉じ込められてるだろう。

 琢磨が〈オーラキャノン〉気を放つ大技で冷熱波にカウンターで3人分相殺し大氷壁は〈オーラセイバー〉気を纏った正拳衝きで氷砕いて凌ぎ。正拳衝きの連打でモグラが穴掘るみたいに掘り進んだ。〈ワイバーンキック〉で最後蹴り抜きβの目前に踊りでた。遼はショックガンの連射でβの鳩尾に弾倉全弾叩き込む。βは氷を身体に鎧みたいに纏いガードしているが,,弾倉全弾命中するとダメージが通る。防御スーツの上からなので意識刈る迄は行かない。お返しとばかりにβは炎を放つ。琢磨が前に出て受ける。琢磨は夜の時間は白銀の狼男である。全身を白銀の剛毛が覆っているのだ。炎は毛で防がれる。庇われた遼は弾倉を入れ替えてβを狙う。βはβで冷熱波放とうとしている。冷気が段々強くなっていく。半身に炎が灯る。来る。

狼牙天翔(ろうがてんしょう)

疾風から光の狼が飛び出し大きく口ヲ開けてβを一飲み。躱された。一定範囲の球形に光り爆発する。冷熱波は不発に終わる。今正に膨張する空気を狼牙天翔で一定範囲の爆発に閉じ込めた。これでは何も起きない。βは大氷壁のコンボのつもりだった様で、空かさず氷に襲われた。琢磨が気を纏った連撃で閉じ込められてるだろう展開を防ぐ。βと距離が開く。と、氷が吹き飛び3人?も吹き飛ぶ。大氷壁からの冷熱波のトリプルコンボ決めてきた。

 ダメージは大きくなかった。

「氷壁砕いた分相殺してた」

「一進一退か!」

「ううー。ワン」

「距離取られると不利」

「琢磨君の格闘技決まれば大ダメージ与えられるからね」

「また冷熱波打とうとしてる。疾風、狼牙天翔」

「良し距離詰める」

遼達が距離詰めてダメージ与え様とするとβは冷熱波と大氷壁のコンボで距離を取る。千日手の様相を見せてきた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ