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山賊道中膝栗毛  作者: ルディア
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寝起き


「デル!おいデル!とっとと起きろ馬鹿野郎!」

……いやな目の覚まし方だ。これがまだリーン姉ちゃんならやる気もでるんだけどなあ。

「聞こえてんだよ!いいかげんにしろや!いいか?もう昼だ。昼なんだよなまけデル!」

「いいじゃねえか。俺たちは()()になったんだろ?」


そう、山賊だ。山賊になったのだ。10のガキが山賊なんかになったてんだから、世を儚んで昼までふて寝したっていいだろうに。


「はー……ったく、だからてめえはいつまでたっても馬鹿なんだよ。山賊だからこそ、下っ端のてめえが一番はたらくんだよ!」「えー」

「えー、じゃ、ねえよ。お前。お前も戦ってくれるってんならやすんでてもいいけどよ。……あっ!遠くで適当に石投げたり落とし穴ほんのは戦うって言わねえぞ!」

ちっ、先読みなんて粋なマネを。ジャイルのくせに。


「ああもういい!とにかく!とっとと起きろよ!昼飯も抜きになるぞ!俺は言ったかんな!」と、去っていく。

さすがに昼飯まで抜いたら倒れてしまう。大人しく起きよう。


俺はデル。国に税を納めれなくなって村が全員山賊とる、というお約束に巻き込まれたな薄幸の美少年だ。


学生なので不定期更新です。それでもよろしければ。

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