下敷き異世界ストーリー
プロローグ
日影(火導 日影)は、いつの間にか下敷き、ペンケース、何でもマンガと書かれたマンガ雑誌を持ち異世界の草原に立っていた。
「うん、なぜこうなった?」
思い返すこと数時間前・・・
日影は、マンガ雑誌の絵を、趣味として下敷きに、写し書きをしていた。
「こんなもんかな。」
そして、写しをおわらせて寝ようと、目をとじた時ふと、ツイッターに載せるための写真を撮らなくてわと思い、目を開けた時、
見知らぬ白い空間に自分はいた。
「はーい。お待たせしました。火導 日影さん♪」
いつの間にか日影の前には、若く、着物を着ていて、浮いている女性がいた。
「あなたはだれですか?」と聞くと彼女は、
「私は、神様の零でーす。そしてーあなたは、
ついさきほど死にました!!」と、元気よく答えた。
いやナゼだ、ナゼこんなにも元気よく死と言う単語いえるんだ?!
と思いつつも、「そうなんですか。」と冷静かつ普通答えた。
「えっ! なぜ驚かないの?」
なぜでしょうかね。
「まっ、いっか。それより日影くん、あなたは、異世界に、転生してもらいます。」
そしてなぜか、下敷き、ペンケース、マンガ雑誌を、わたされた。
「あなたは、それが得意そうだったので、選びました。加護として書いた絵が本物になる魔法と書く早さを授けます。でわ、楽しんで来てくださいね♪さようならー。」
口出しもできないほど素早く説明されて、その後、視界が暗くなる。
目を開けるとこの有り様と言うことである。
第一章
不思議な持ち物
①神様にもらった物
さて、すこしこんな状況で驚いたけども、まずは、持ち物を調べよう。
一つ目は、下敷き。使い古しで書きやすそうな下敷きだ。あとはいたって変わらない。
次にペンケース。中にはシャーペン10本、
黒く硬い消しゴム1個
シャー芯が物凄くたくさんそれだけだった。
最後に何でもマンガと書かれたマンガ雑誌だ。
ページは、全て真っ白。
なんだこれ。
「あーあ。ワ●・ピースの続き見たかったな。」と、ぼやいてみるとマンガが光だし
光が消えた後、ページを開いてみると、
ワ●・ピースが書かれている!
内容は見たことがない=新作だ。
これは凄い。
「よし、道具もあることだし、写しますかー。」
マンガの絵に、下敷きのせ、さぁ書こう。
はい、終了。早!!
いつもなら3から4時間も掛かるのに
たった1秒!!速すぎる。
これが加護かー。
「いやいやいや、これって異世界転生物で言う
チートだよねー。それにしたってショーも無さすぎでしょこれーー!!!!」
待てよ、そう言えば神様もう一ついってたな。
たしか~。
「よし、やってみるか。」
絵の写せた下敷きを目の前にかざす。
すると、下敷きが光だし、煙が出てきてその
むこうには、下敷きに写した白黒のル●ィー
が、立っていた。
②
想像のままに
テッテレー。ル●ィーが、現れた。
ウーン。でも白黒じゃあねー。
そう思いながらも、カラーのル●ィーを想像すると。
なんと言う個でしょうル●ィーがカラーになったでわありませんか(笑)
「もしかして。」
日影は、もう一度想像すると、やはり動いた。
あの『●ム●ムのピストル』もできた。
全ては、自分の想像次第と言うことがわかた。
ちなみに、下敷きに書いた絵を消せば出てきた物も消え、その絵を消した消しゴムは、削れず、軽く簡単に消えて、消しカスも出ない、とてつもなく優れものだった。
③
想像のままに2
「精神的に疲れたー。」
もっと楽な方法はないのか?
そう悩んでいると、こんなシーンをおもいだした。『ヒュー●ョン』だ。
想像で作り出す、動かすことが出きるなら
あの『ド●ゴンボール』の『ヒュー●ョン』的
なことも出きるのでわないかな?
では、さっそく「いでよ。『●ギ』のー『シン●バット!!」
『シン●バット』が現れた。
そしてー「融合」
力が~湧いてくる~。
体身軽になったぞ。
外見は、自分(火導 日影)のままだが、動きの
テンポが早いし、自分で動くことで想像の疲労感がすこし減ったぞ。
あとは、想像でほぼできたのでこれも出きるのではないかと思い付いた。
それは、『想像で、自分なりの武器やキャラクターを作れるのでは?』かと。
さっそくやってみよう。
まずは、良い武器やキャラの案が出なかったのでこんな感じに改造ぽくやってみた。
「いでよ。斬●剣&こんにゃく。」
斬●剣とこんにゃくが現れた。
まずは、普通に、斬●剣でこんにゃくを切ってみる。
やはり切れない。
次は、こんにゃくも切れると想像しながら切ってみる。
こんにゃくが切れた。
やはり、想像は、最強なり。
日影は、想像により何でも切れる『斬●剣・改』が、完成した。
ある程度使い方は、解った。
そして融合は、絵を消せば融合が解除される。
「さぁ、あとはどうしようか。」
第二章
初めての町
①
キルロットとの出会い
持ち物の使い方は、マスターしたものの草原のど真ん中でウロチョロしてもどうにもならない
いつの間にか夕方になっていたし、お腹もすいた。
ここで一つ言っておこう下敷きを使って食事も出せるのではないか?と思った人もいるであろう。
食べ物は、出せた。出せたが味は炭の味で食べれたもんじゃない。想像では、味までわ変えられなかったようだ。
さて、異世界転生物には町か村があるはずと思い出し、夕焼けの方向に歩いていった。
「夕焼けが綺麗だ。」
何時間たっただろう夕日は沈み下敷きで作り出したライトで前を照らしながら歩いていると、
人影をみつけた。
「第一村人発見っと。」
いや、野良人か?
「あのーすみませんここR・・。」
「ウウウウ?」
それは人間でわなく腐った動く死体=ゾンビであった。
「あっ、すみませんサヨナラー。」
自分は、全速力で走ったがゾンビもついてくる
「アァァー」
はっや!そしてくっさ!
「あっ、」
日影は、石に妻付き転げ、うずくまり叫んだ。
「だ~れか、た~すけて~。」
そう言った途端。
グシャ!!
裏からそんな音が聞こえてきた。
そして、もう一つ「大丈夫ですか?」と女性の声が聞こえた。
振り替えって見ると、うっわ眩し、これがもしかして、後光?!
いや?違うこれはライトの明かりだ。
「あっ、ありがとうこざいます。」
彼女をよく見るとドレスを着ている、だがさっきのゾンビのなのか赤い血でそまっている。
それと、武器として刀を腰にかけている。
「どういたしまして、私は、キルレ・キラルロ・キルロットですわ。」
言葉の使い方からしてどこかの貴族か王族かなのだろうか?
「自分は、火導 日影です。あ、えっと。」
「キルロットでいいですわよ。」
「解りましたキルロットさん。あの、できれば礼をさしてほしいんですが、もちあわせてなくて。」
「でっ、でわその代わりに。」
んっ、何だ?キルロットさんの顔が赤くなったぞ。そしてモジモジしている。
「ひっ、日影さんの小指をくださるか、わっ、
私とこっ、婚約してもらえませんでしょうか!!」
凄いなこの人、助けた礼にそんな要求をするなんて、そして最初の要求は何だ?小指?なぜ小指なんだ?
恐る恐る理由を聞いて見ると、キルロットさんは人や動物の小指を採取するのが趣味と言うこと。うん、それは怖い。そのせいで町の人達に恐れられていて、今まで婚約者が見つからなかったので、父親のキルラルド氏が見かねて「人助けをしてこ、いそして助けた人を強引にでも婚約者にしろ」と怒られ、渋々人助けに行き最初に助けたのが自分(日影)であったこと。小指のことは、婚約が無理と言ったら取ろうと勝手にキルロット自信が決めていたことであった。
「あの、ちょっと考えさせてください。」
んー。どうしよう。小指も切られたくないし婚約は婚約で会ったばかりの人とわなー。
あっ、ヤバイ、キルロットさんが早く決めろて聴こえるくらい目力で見てくるし、いつの間にか刀を出してその刀が自分の小指にせまっている!
あーもう仕方がないからこうしよう。
「キルロットさん解りました。婚約のほうにします。」
「本当ですか♪」
キルロットさん。な~んて嬉しそうだ。さっきのにらみから変わり目がキラキラしているし声のトーンが一つ上がっている。
「でも。」
「でも。なんですか?」
あれ?さっきとはちがって顔は、にこやかなのに目が笑ってなくて怖い!
「いきなり婚約は困るので付き合ってからはどうですか?」
「それでもいいですわよ♪」
ホッ、一端危機から逃れたぜ。でも婚約かー
先が思いやられるなー
あーもう。そんなこと考えるのもやめだやめだ!それよりも。
「あのーキルロットさん。実は、泊まる場所がなくて困っているんですけど、どこかの町の宿を案内してもらいませんか?」
「良いですわよ。ついていらして日影様♪」
と言い歩きだした。それを聞いた自分は、小さくため息をしてあの時ゾンビを自分の力で倒していればと、真っ二つのゾンビを、見た後、後悔しつつとぼとぼとキルロットについていくのであった。
②
想像のままに3
日影は、キルロットの後ろについて歩きながらこんなことに悩まされていた。それは『マンガ雑誌が重い。』そのことだった。
歩きながら悩み続けた結果、一つひらめいた。
それは『融合』なぜかと言うと、あのキャラクターとも合体できたのだからマンガ雑誌ともできるのではないのか?と、言う理由だ。
試しにキルロットに聞こえないように小さくいった。
「自分となんでもマンガ融合。」
すると、マンガが光だしその光が球体になり日影の身体に入っていった。
そして日影は、目をつぶりマンガを想像し、その次に、ル●ィーを想像した後に目を開けると、下敷きにはもう書き写されていた。
おーこれは使える。
そしてついでにル●ィーの絵の横に吹き出しを書き、そのなかに『オレは、●賊王になる男だ』と書いき、キルロットに見つからないように、手のひらサイズのル●ィーを作り出した。
その後、ル●ィーは、「オレは、●賊王になる男だ。」 と、喋りだした。
もしやと思い日影は、下敷きに追加で書いた。
『ル●ィーは、ジャンプする。』
書き終わると、手のひらの上のル●ィーは、ジャンプした。
日影は、新しい使い方を会得した。
③
到着ゴールドクラウン
日影は、キルロットに、ついて歩きながら
先ほど覚えたての能力を使い暇潰しをしているとキルロットが、「着きましたわよ。」
え、もう着いたのか、想像以上近かったのか?
いや、暇潰しのおかげで時間を忘れていたようだ。何故ならもう、夜が明けていた。
この町は、囲まれいて町に入るには一つの門しかなく、門の上に『ゴールドクラウン』と言う看板が、あった。
おっ、もとの世界の文字だ。見たこともない文字だったら、覚えられる気力がない気がする。
町に入ると人達は走り回り慌ただしかった。
「シルバーメイデンスの兵だー。戦えるものは、正門に集まれー。それ以外のものは、家の地下に、隠れろー。」と男性が、走りながら叫んでいた。
「キルロットさん、キルロットさん。これは、どういう状況で?」
「これは敵国のシルバーメイデンスが攻めてきてますわね。そして、ここはシルバーメイデンスと敵対しているゴールドクラウンの王都、ですから狙いは王でしょうかね日影様。」
「よし、正門にいる人達と一緒に戦いますか。」
「えっ、私はともかく日影様は、ゾンビも倒せなかったのに戦えますの?」
ごもっともです。
「あ、あの時は初めての戦闘だったからですよ。さあさあ行きましょう。」
さて、本領発揮といきますか!
④
戦闘準備
「あのーすみませんが皆さん、町入ってもらって正門から離れてもらえませんか?」
自分は、正門前にいる戦う気満々の人達に提案した。
「なんだ?おまえは。」
やはり、初対面だとこうですよね。
「この人はわたくしのフィアンセですわよ。日影様の言葉は、父上のキルラルドの言葉と思いなさい。」
「キッ、キルロット様!解りましたー。お前らー、門に入れー、早くしないと、キルロット様に小指を取られるぞー。」
と言うと、集まっていた人達が我先にと、正門へ入っていった。
やはり、怖いですね、キルロットさん。
「ありがとうこざいますキルロットさん。」
「どういたしまして、それより今から何をしますの?」
「でわ、ご覧にいれましょう。」
日影は、山形のゴーレムを3体書きその上にこう書いた。『近くを通る物をなるべく足止めする。』と書き次にゴーレムの後ろに3㍍の土嚢と
土嚢を降りた場所に幅5㍍底10㍍の池そして、『池の中には、水草があり、水に入った物を即座に捕まえシルバーメイデンス国王の頭上に、転移させる。』と書き門の前に作り出した。
次に50㍍の鉄製の壁を書き、門の形に合わせ、穴を一つ開け、町の壁に密着するように作り出した。最後に、町に入って、門から入ると行き止まりの一本道になるよう15㍍でUの字壁と、追加で『この壁の内側には、機関銃がいくつも埋め込まれており、一歩でも門を越えれば一斉射撃する。そして、弾(ゴムの弾)に当たった物は、弾もろともシルバーメイデンス国王の頭上に転移する。この壁の内側の地面には、鳥もちが、全面配置されている。』と書き、作り出した。
おっと、わすれてた。
下敷きの上の空いている部分に、『この全ての効果は、攻めてきた敵が、一人になると、なくなり、人質にするため、気絶させると言う効果に変わる。』と書いた。
ちなみに転移は、攻めてくるシルバーメイデンスの仕返し的な感じで書いた。
「こんな物か。」
日影を見ていた物達は、目を丸くして驚き何も喋れずにいた。キルロットもその一人であった。
⑤
戦闘!シルバーメイデンス
あー、疲れたー。
日影とキルロットは、敵がどう攻めるか見るために町の内側に階段を作り、先ほど作った鉄壁の上に座っていた。
「日影様、貴方は魔術師ですの?」
まあ、そう言ったものかな?
「そんな感じですかね。」
キルロットは、難しい顔で、考えていた。
何を考えていたか、聞いて見ると、実は、この世界には魔術師が少なく、ゴールドクラウンには、5人、シルバーメイデンスにも、5人、計10人しかおらず、そして、自分の能力は、初めて見たようで、どこの魔術師かと、悩んでいたらしい。
まあ、神様から言うなと、口止めされてないしいいか。
「実はね、自分は異世界から転生してきたんだ。」
「異世界?転生?」
「そう、異世界転生。自分は、もともとこことは違う世界で、生きていて、その世界で自分は、一度死んだよそして、神様が死んだ時の年齢のままこの世界に転生したんだよ。その時に、この能力を加護としてもらったんだよねー。」
「神様の加護でしたか。それなら少し疑問はあります、けどもそれなら理解できますわ。でもこの話はここまでにしますわよ。敵軍がきましてよ、日影様。」
地平線を見ると無数の人影がみえ、その中には、空飛ぶトカゲいや、ドラゴンか、大きさは小柄なので飛竜だろうか、3匹ほど飛んでいた。
日影はそれを見ると、すぐにペンを走らせ狙撃銃書きその上に『この狙撃銃は、相手にロックオンできる。そしてロックオンした相手を弾(弾は、ゴムである。)は、ホーミングし、追いかけ、その弾に当たった物は、弾もろともシルバーメイデンス国王の頭上に転移させる。この狙撃銃を持っている物が、リロードと発言すると、自動にリロードする。』と書き、作り出した。
まずは一体目。
飛竜に、銃口をむけた。
「ロックオン。」
そして射撃。
一体の飛竜が消えた。最初なので、気づかれなかったようだ。
「リロード。」
カチャッと音がなり、空になった薬莢が飛んでいった。
2体目と、3体目は、気づかれて、少し逃げ回れたがホーミングのおかげで、当たり、消えて、あとは歩いている兵と、騎馬兵だけが残った。
あとは、見物だけかな。
ある程度敵兵が近づいて来てとまった。 「突撃!!」と号令がかかり敵兵は、一斉に走りだした。
まずは、ゴーレムだ、敵兵に、のし掛かったり、叩き飛ばしたりしていた。そのなかには面白いゴーレムがいた。それは、ゴーレムが女性の形になり、なにか喋っている。いや、怒鳴っている。
そのゴーレムの前には、敵兵四人が正座している。この風景は、母親が、四人の兄弟を叱っている風景で、あった。
次にゴーレムを越えた兵が、土嚢を登っている。
騎馬兵は、馬から降りて、土嚢を登っている。
土嚢を登りきって、ジャンプし、降りた兵は、池にはまりどんどんと消え、転送されている。
その頃、シルバーメイデンスの城では、国王のサザークが悲鳴を上げながら走っていた。
サザークは、丸々と太り目の下には隈ができていて、ザ・悪い王みたいな人相だった。
その王は、あの、例の仕返しで、池から転送された兵がサザークの上に、どんどんと落ちてくる。
「なんじゃ!これはどうなっておる~。」
と、言いながら丸々とした体を必死に動かし、逃げ回っていた。
戻りましては、ゴールドクラウン。
日影は、池に落ち転移する物しかいないので、もしやUの字の壁は、要らなかったのか?と思っていた、しかしやっと池を越える人が出た。て言うか、どんどんと越えている人が増える。どう越えたかと言うと、鎧を脱ぎ捨て身軽にし、土嚢の壁の部分を力強く蹴り、乗り越えた。
シルバーメイデンスの兵、身体能力高過ぎでしょ!!
そして、またまたシルバーメイデンスの城では、兵が落ちて来なくなった。
サザークは、疲れはて床に座り込んでいた。
「ハァ、ハァ、やっと、終わったか。」
しかし、終わったかと思いきや、体が大きかったのであろう、兵に遅れて飛竜三匹が転送されてきた。
「ゲフ、ドフ、ゴフ」
「だっ、誰か~、我を、助けろ~、我は、国王で、あるぞ~。」
と言い切ると、ボテッ、と倒れ気絶した。
戻ってきましたゴールドクラウン。
池を越えた兵は、門に、入ったものの、鳥もちに、足をとられそこに、機関銃で、一斉射撃。そのおかげで、越えれるものもいなく、ものの数分に、残す兵は、一人になった。
最後の一人は、鳥もちが、絡まり、動けなくなっている、すると、何処からかともなく、
金だらいが落ちてきて、兵の頭にクリンヒットし、気絶した。
「さっ、降りますか、キルロットさん。」
降りた後に、作り出した物を、消した。
「貴方が、日影様ですか?」
不意に町の兵らしき人に、聞かれた。
「はい、そうですが、なにか?」
「でわ、国王が、お呼びです。今すぐ来てください。」
「は、はぁ。」
終章
驚き
今、王様に、呼ばれて、王城に向かっている。
日影は、ふと、建物を見ると『冒険家ギルド』
と書かれた建物を見つけた。
よし、後であの、ギルドに入ろう。
城の門前に着くと驚いた。何故なら、城の門の上に、看板が、『宿屋 ゴールドクラウン(王族&日影様以外は、宿泊不可)』と、あったからだ。
「キルロットさん、キルロットさん、もしかして、宿は、ここを、紹介するつもりでしたか?」
「そうですわよ。わたくしの家は、空き部屋が、沢山あるので、泊めるには、そこがいいかと思いましたの。」
家って、これ、城だよね?!国王が、住んでる城だよね?!まさか!!
「あの~。兵士さん、兵士さん。」
「なんですか?」
「もしかして、ゴールドクラウンの国王って、キルラルド氏でわありませんか?」
「そうですが、なにか?」
エェェェ~~。
と、日影は、心の中で大きく叫んだ。
続く
『異世界を写し出して』を見て頂きありがとうございます。
感謝感激です。