チリサリ3話攻略軍
ご愛読ありがとうございます
シューン…「はあっ、ここは」周りにはみたことのないけしきがひろがっていた。「なんだろう」
と思い周りを歩く、遺跡のような石造りの建造物があった「ココは…台座?儀式でもやるのか?」この台座の上に乗れば帰れそうだったがおそらく機能してない、と思う「はあっ」とため息をついて知らない方向に歩き出した。「街とかないかなあ」行く宛もないのによく言う、と自分でも思うそんなこんなで三十分程歩いただろう「あった」私は目の前の街を眺めながら街に入っていった。
たくさんの人がいるな…商売もしてる…「あれはもしや」その人は現実のお金を使っていたのである。財布…「あっ!」何かを思い出したように懐やポケットを探る。「あった!」ポケットから財布を取り出し中を確認する。「八万と二千か」この世界のものは約いくらかを知らないが食べ物はなんとかなると思った。「とりあえず食糧を買うか」そう言うと私は道端の市場に行き「パンを2つとこれも下さい」そう注文する、そうすると店の人が「あなた剣士さん?」と聞いてきた「剣士なんかいるんですか?」と言い返す「ええ、あそこにも」ホントだ赤のローブに腰に剣をかけている「でもそれはなんで?あんなひとがいるの」「何でってあれは攻略軍の兵士よ」「攻略軍?」全くわからない「何を攻略?するのですか?」「実は三年前…この世界は光に満ちていたはずだった」はずだった。「あの事件が起こるまでは…」事件
…………………………………………………………
「そんなことがあったんですか」「今はそれに手がかかってね国も大変だよ」「で、その攻略軍の入り方って?」「王城の訓練施設の中で推薦された人だよ、まああんな牢獄なんか行かないよ」「へぇー」「じゃあ5百40円ね」「ハイ」お金を払い店をあとにする、私の心の中では決まっていた「俺は…俺は、俺は剣士になり攻略軍に行く」
そう決心し私は王城に歩いていった。
今回から次回予告です
王城に入ったリンネ剣の道を歩くと決めた。がその心の真偽は?次回もお楽しみに