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スカしたアイツに嘘告してみたら

作者: おすし
掲載日:2026/10/26

「ムカつく、あのスカしたアイツ」


「虐める?」


「いいね」


「どうやって虐める?」


「嘘告とかよくね?」


「それで行く?」


「誰がする?」


「私パス。親に知られたら面倒だもん」


「は?、何それ?」


「だって、アイツの親とうちの親仲いいから」


「アンタはどうなの?」


「私もアイツ嫌い。でも面倒はもっと嫌い。それだけ」


「ノリ悪すぎ。アンタも虐めるよ?」


「え~?、それは嫌かも」


「ならアンタもやんなよ。というかアンタがやれよ」


「は?。話聞いてた?ムリだから!。大体虐めるなら無視とかでよくね?」


「いや、アイツボッチだから今更でしょ?」


「そうそう。嘘告ぐらいやんないと効かないって」


「でもウチらだけじゃヤバくない?。アイツ一応男だし。何するか分かんないよ?」


「いや、なんにも出来ないでしょ?陰キャだし」


「いや、アイツかなりヤバいから。前、女の子でも容赦なく殴ってたから」


「は?、何それ?ヤバくない?マジ?」


「マジ」


「だからウチ、パスって言ってる。ヤバいから。後親もヤバい」


「じゃあ、男共連れてく?」


「いいね」


「やっぱ私パス。無理」


「はあ?。なによそれ?ウチらから抜ける気?」


「しゅうがないじゃん。ウチもアイツ嫌いだけどそんな事で関わりたくない」


「そっ、じゃあね」


「バイバイ。やめた方がいいって言ったから」






「ってなこと言ってた」


「ふ~ん?。で?、オマエ大丈夫なん?」


「ワリとヤバいかも」


「は~。そうだよな」


「大体アンタがそんなんだから」


「仕方無いだろ」


「まあ、そうだよね。どうする?」


「やってきたらアイツら潰すけど?」


「やっぱそうなるよね」


「まあな。と言うかオマエ俺の事、嫌いなん?」


「だってそう言ってないとヤバかったから」


「本当かよ?」


「それは本当」


「なあいいけど」






「めっちゃ痒い」


「いや、何で来ないのよ!?」


「蚊に刺されすぎ。ヤバいって」


「バカなの?って感じ?私達?」


「どうする?」


「もうやめない?痒いわ」


「私らじゃ釣れないって事?」


「そうだろ?あの子いがいとアイツに喋ってたのかも?」


「あり得る」


「というか俺達めっちゃ暇だったんだけど!?」


「ごめん」


「じゃあどうする?」


「じゃあ、あの子使わない?」


「どうやって?」


「あの子の弱み握ってるのw」


「マジ?」


「うわっ、最低w」





「前から気になってたの付き合って」


「いいよ」


「って、それだけ?、もっと他にないの?」


「どんな?」


「・・・・」


「ぶはっ!。何スカしてんだよ!。お前!嘘に決まってるだろ!」


「何だお前ら?なんでここにいんだよ」


「そんなのドッキリに決まってるだろw!。うけるw!」


「いいよ、だって!マジにしてんだから!」


「あははは!。マジうける!」


「バカなの!、マジバカなの!?」


「あははははw」


「動画撮れた?」


「バッチリよ!あはははw」


「・・・・・」


「おい」


「お前も、俺を笑いたかったのか?」


「え?、いや・・・」


「どうなんだ?」


「・・・・、キャッ、痛!」


「は?、アンタ何やってんの!」


「見たら分かるだろ?」


「テメ!」


「かは!」


「痛!テメ!」


「が!?」


「あ!?」


「ぐは!?」


「ま!?」


「うお!?」


「ヤメテ!」


「やめて?、バカかお前ら」


「は?、何するの!?、マジでやめて!」


「弱いヤツらが活きって俺にこんな事するからこうなる」


「な・・・なに?」


「何?じゃないだろ?」


「ま、待って謝るから!」


「これに撮ったんだろ?、カードは証拠品で預かっておく。さて」


「あ、俺のスマホ!」


「壊すに決まってるだろ?バカかお前」


「てめ!、ぐは!、ヤメテくれ!」


「やめる訳ないだろ」


「あっ・・・・あっ・・・・あっ・・・・」


「お前だよな。これ始めたの」


「あ・・・・・ごめん・・なさ・・・痛!」


「まあ、女だから怪我はさせないけど、次やったらマジでどうするか知らんからな!」


「・・・あ・・・あ・・・」


「何、腰抜かしてんだよ?あいつからやめた方がいいって聞いてたよな?」


「・・・・・」


「動画はこっちが持ってるから。変な気起すなよ」


「・・・・・」


「それとお前、今度はそいつらの言う事聞くなよ?なんか有るんなら聞いてやる」


「うっ・・・うっ・・・、わ、解り・・・ました」


「じゃあな」





「結局やっちゃったんだ」


「アイツらが悪いだろ」


「まあね。でもヤリすぎじゃない?」


「まあ、男達は指の骨一本ずつ折った。俺も後がヤバいかもな」


「はあ~」


「でも、アイツらもう何も出来んよ。陰キャに舐められたんだから」


「アイツらもアンタが格闘術やってるの知ってたらこんな事ならなかったのに」


「人は見かけによらないって事だ」


「本当よね~」


「お前がマジで止めないから」


「だって」


「だって?」


「アイツらムカついたから、って?、あ!?」


「何だよ、嫌なのか?」


「嫌じゃ・・・ない」


読んで貰えてありがとうございました。

気分転換に書いてみました。

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