出会いは突然に
気がつけばそこは素敵な庭園、目の前にはたくさんの青いバラが咲いている。
その綺麗さに思わず私は青いバラに顔を近づけた。
すると、冷たい風が吹き青い花弁が舞い上がる。
「‥‥君は」
綺麗な顔立ち、真っ白な肌、透き通った銀の髪、そして、金色に輝く瞳をした
男性が現れたのです。
「もしかして、パーティーの参加者か?」
「は、はい。そうです」
「一人で来たのか?」
「い、いえ‥‥」
「どうした、何か困っているようだが」
私はパーティーに一緒に来た義姉とはぐれてしまったことを伝えた。
「お姉さんとはぐれてしまったのか、ならば俺も手伝おう」
「そ、そんな‥‥悪いですよ」
「俺はここの王子と見知りなんだ、だから安心してくれ。ひとまず彼に事情
を話して来る」
この人を信用していいのだろうか、だけど、悪い人には見えない。
ここは言葉に甘えお義姉様の特徴を伝え。
──そして、数分後。
「なるほど、事情は分かった。ならばうちの近衛兵に捜索させる」
「悪いなラディ、助かった」
「何か何まで‥‥本当にありがとうございます」
まさか、ここでノルン王国の王子様と会うなんて思わなかった。
「何かあったらすぐに報告する。それまでシセル、彼女を頼んだぞ」
「ああ、任せてくれ」
「それより、彼女とは知り合いなのか?」
「いや、ついさっきここで会ったばかりだ」
それを聞いたラディアンは少し呆れ顔で、この場を去っていきリアーナとシセルは二人きりになり‥‥。




