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遊園地デート?いえ、心霊スポットで私は除霊師みたいなことをしています。なぜか?  作者: EPO
第02章 高校1年 夏休み

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第17話-1 プールに行こう-1 プールに行くよ

この物語は当然フィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

オカルトなどの内容についても、世間での通例の解釈でないこともありますのでご了承ください

 ひいおじいちゃんの家に咲良ちゃん達と遊びに行って数日後、今日はプールに泳ぎに行くことに。

 一つ隣の駅の近くにある遊園地の中のプールへ行く。この辺りでは1番人気のプールなの。学校のような25mプールと小さい子供用のプール以外に、流れるプールやウォータースライダーがあるよ。

 冬はスケートリンクになるので、よく遊びに行くスポーツ施設かな。

 小さい頃から家族で何度も来ている所なので新鮮さはないけど、高校の友達と初泳ぎだ。


 ちなみにひいおじいちゃんの家で話したパパが学生時代にママと泳ぎに行かなかった理由は未だに判明していない。

 ママが言ってたように下着姿を何度も見ているから以外に、高校時代から一緒の布団で寝ていたからと言う話も出て来たけど、その程度で高校男子のリビドーが抑えられるわけがないと咲良ちゃんが力説してた。

 まぁ、直くんや大ちゃんも私や美亜ちゃんの水着姿にどこまで興奮してくれるのか気になるところだけど……


 さあ、出かけよう。

 浮き輪と休憩所用のポップアップテントも持ったし、重要な水着も入れてある。大ちゃんや直くんも準備は出来てるよ。


「パパ、ママ、行ってくるね」

「おお、いってらっしゃい。大輝、直樹、2人をよろしくな?」

「大丈夫ですよ。ナンパなんかは2人で対処出来ますから」

「ああ、溺れないようにも目を光らせとくから大丈夫だよ」

「英子、美亜ちゃん、気を付けてね。特に美亜ちゃん……頑張ってね」

「え?……はい……」


 パパとママに見送られて4人で駅に向かう。

 駅には咲良ちゃんといつものメンバーの内の山本さんが待ってるはず。

 駅前に到着すると、今日はすでに2人がいた。いつもは私達の方が早いんだけどなぁ。


「おはよ、英子、美亜」

「おはよう、咲良ちゃん、山本さん」

「美亜、今日は勝負の日だよ」

「咲良、何の勝負よ!?」

「そりゃあ決まってるでしょ。大輝くんを堕とすんだよ」

「もう!」


 この会話はこそこそ声を潜めて話してたから大ちゃんには聞こえてないはず。直くんも協力してくれてたから大丈夫……のはず。

 ここで聞こえちゃうと美亜ちゃんが恥ずかしがって家に帰ってしまいそう。

 本当は聞こえてる方がいいと思うんだけどなぁ、大ちゃんが動いてくれるなら。


 もう電車が来る時間だからホームへさっさと移動しよう。

 急いで改札を抜けホームへ上がった。

 私と美亜ちゃん、大ちゃんと直くんは問題ないけど、体育会系ではない咲良ちゃんと山本さんは息を切らしてゼェゼェ言ってる。


「電車が来たよ」

「「ちょっと待ってぇ〜」」


 みんながなんとか電車に乗り込んで、電車が動き始めた。

 ひいおじいちゃんの家に行った時と同じ路線。市街地を上から見ながら進んでく。一駅の間10分くらいしたら到着。


 改札を出て道を渡り、すぐ近くにある遊園地へ向かう。

 中に入ると広場とアスレチックの遊具があり、向こうにゴーカートのコースがあるのが見える。小さい頃からほとんど変わらない。

 二足歩行するネズミが大手を振って歩いてるような都会の遊園地とは違いアトラクションがあるわけじゃないんだけど、この辺りの人はみんな遊びにくる場所だよね。


 1番人気のプールの入り口に着くと、いつものメンバーの河合くんと小林さん、井上さん、篠岡さん、それとサッカー部と男子バスケ部の1年生部員4人が待ってた。


「お〜い、大輝。やっと来たか」

「悪い悪い。でもまだ始まってないから問題ないだろが。それに女子とゆっくり話せる時間が出来ただろ?」

「大輝みたいに女子に慣れてねぇから全然話せてねぇよ」

「ははは」


 プールの開場時間までまだ少しあるから、入場券を買ってしばらく話をすることに。

 話題は田舎に行った時の事。田舎に行ってない人もいるけど、私と美亜ちゃん、咲良ちゃんは私のひいおじいちゃんの家に泊まりに行ったからね。


「橋本さん、服部さんの田舎ってどうだった?」

「1時間くらいで行けるとこだけど、田んぼや里山の風景が綺麗で良かったよ、ヘビもいたけど」

「そんなに近くなのにそういう綺麗なとこがあるんだ。いいなぁ」

「オカルトな事もあったし、英子のお父さんもそっち方面も詳しかったから面白かったし」

「オカルトなことって?」

「神隠しにUFO、天体観測かな。

 おっ、開場したみたいだから入ろう。話はまた後でね」

「絶対だよ?」


 プールが開場したみたいだからみんなで中に入ってく。その後は男女に別れて更衣室で着替える。

 直くんに手を振って女子更衣室に入った。




▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷

男子Side

 服部と宮崎に誘われてプールに来たけど、今年の1年トップ2の服部さんと三条さん以外に5人も女子が一緒だ。こんな嬉しいことはない。

 ただ、この5人を含めて服部さんと三条さんの合計女子7人と勉強会とか羨まし過ぎ。教えてもらう方とはいえ河合もだ。そのうち天誅が下るはず。


 今回のメンバーはケーキの試食会に誘われてる1年の中から都合よく来れる奴らだけなんだけど、他の奴らから羨ましがられた、特に先輩に。

 サッカー部や男子バスケ部の先輩達も服部さんや三条さんにお近付きになりたいと思ってる人が多いからな。

 いつも服部や宮崎に止められてるから、こんなチャンスは逃したくなかったはず。でも、誘われなかったから悔しい思いをしてたようだ。後でいびられないかが心配だが。


「女子が多くて嬉しいな?」

「そうそう、俺達サッカー部やバスケ部だけどレギュラーでもないしモテないからな」

「服部と宮崎様々だ。試食会のメンバーで良かったぜ」

「でもさ、他の女子にも俺達相手にされなかったらどうする?泣くぞ」

「「「ああ~確かにな」」」


1 服部と宮崎目当ての勉強会だっただろうから、来てる女子は俺達に目を向けてくれないかもしれない。

 ……そうなったら哀しいな。

 河合も意外にモテるから河合目当ての子もいるのだろうか?


「みんな、無闇に女子との距離を詰めて近付かないように。

 男嫌いの子はいないけど考えなしに近付き過ぎると嫌われるからな。ほどほどに様子を見ながらにしろよ。

 最悪夏休みが終わった後、学校で全女子に無視されることになるかもしれないからな」

「マジか?」

「そりゃあそうだろ。好きでもない男子に無理に近付いてこられるほど嫌なことはないだろ。

 空気読めない距離感も測れない奴って女子に認定されたら、当分女子と仲良くなれないと思うぞ」

「「「「分かった。気をつける」」」」


 せっかくの機会なのにこれはこれでヤバいのかもしれない。

 特に水着姿を見せてくれるわけだから気を付けて対応しないと、夏休み明けは地獄に変わる……




▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷

女子Side

 男子と別れて服部さん達と更衣室に……


「わあ、サッカー部の大谷くんに佐々木くんがいたよ」

「吉田くんと松井くんもいたよ。結構人気があるんだよね、男子バスケ部でいずれレギュラーになるって言われてるよね」

「そうなんだ〜。大谷くんも佐々木くんも来年はレギュラーらしいよ」

「服部くんや宮崎くんと仲いい人って有望株が多いのかな?ジュル」


 いつもの勉強会の女子メンバーは実は肉食系?橋本さん以外、山本さんと井上さんと篠岡さんはもう一緒に来てる男子の情報をチェックしてた。

 う~~ん、橋本さんは宮崎くんの弟さんにターゲットを変更したみたいだからここに居る男子にはあまり興味がないみたい。

 私もお父さんの件で仲良くなった服部さんや三条さんと遊ぶつもりで来たからあまり男子の事は気にしていないんだけど。


 みんなこの間行ったショッピングモールで買った水着に着替えてる。

 服部さんも露出がちょっと多くて恥ずかしいって言ってたけど、実は私も恥ずかしい。ショップではみんなにいいって言われてテンション上がってたからあまり気にならなかったけど、家で確認した時は顔が赤くなった。

 服部さんも三条さんも着替え終わったけど恥ずかしそうにしてる。橋本さんは堂々としてるけど。


「さあ、着替え終わったし、プールに行こうよ」

「私は吉田くん狙うよ」

「え~、じゃあ私は大谷くん」

「なら、私は佐々木くんね。みんな頑張ろうね?」

「「「お~」」」


### 続く ###


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