第一話
高校から大学に代わり,生活習慣が大きく変わる.自分の人生の中で最もといってもいいほどの変化を数か月で対応する必要が迫られる.それに,俺は失敗した.初めから気負っていたのだろう.自分の能力を上に見ていたといっても過言ではない。自分は大学受験に失敗した。この時点で,もう失敗していたのだろう。すべての準備不足は,ずるずると先に影響を与えることをこの時思い知った。高校時代の準備不足は大学まで続きその影響は一生続く。
どうしても,この失敗を成功にしたかったのだろう。立ち上がるために努力するべきだと思ったのだろう。努力どうするべきかわからなかった俺は,できるだけ多くの単位を取ることにシフトした。一年目でできるだけ単位を取る。その単位を取り切るポテンシャルがそもそもあったら,おそらく大学受験すら成功していただろう。自分の限界を誤った。落とした単位は4単位,必修だった。二年生になる前に取り切れなかったため,一年目でもうすでに進学できないことが確定した。留年確定である。
「はぁ。」
自分は,過去を振り返りながら思考を切った。
ああ,今俺はどん底だ。なんとなくそんな気分になる。久々に外を散歩した,今は大学2年の春休み。一か月引きこもっていた。明後日から,大学の二年目俺にとっては一回生がもう一回が始まる。ここから,自分がやっていける自信がなかった。自分の自信がどん底に落ち体が重い。あぁ,家に帰って寝たい気分だ。ほんとに,寝てやる。
座っていたベンチを立ち上がり公園からでる。小さな山の頂上にある見晴らしのいい公園だ,伸びをしながら公園の入り口を出る。足元には,昨日まで降っていたことの影響だろうか?水たまりがある。
公園の周りにはツツジが植えてある。まだ咲く時期ではないのだろう。アスファルトからむき出しなたくましい雑草に嫉妬すら感じる。山の斜面に作られた住宅街,昔にできたのだろう車のとおりなど全く考えらえていない人が一人歩けるほどの大きさの道を下っていく。膝に負担がかかる,高校時代は全く気にもならなかった体の重さが堕ちたことを体に直接教えてくる。何度か,階段をおり,曲がり。平面に出てきた。ここは中心街だ。そのまま,背中を照らすネオンを抜けて駅を抜け家に帰る。
ガチっとした音がして,鍵が開く。ただいまというが,両親は仕事中だ。だから,返事はない。
靴を脱いだだけ,手も洗わずそのまま布団に流れ込む。
あぁ,家事をしなければ。少し寝てからでもいいか,,,。




