情事
俺と陽樹は今ベットにいる。そして、俺は今陽樹に襲われている。冷静に述べているつもりだが、結構限界が来ている。思ったより激しいんだよ!かわいい見た目とは裏腹にとてつもない!激しいと思ったら、緩やかに。なんでこんな芸当できるんだよ!身体は汗でびしょびしょ。陽樹はそんな事お構い無しで、くる。あれ、さっきまで親子丼を食べて、キスをしていたのに。
少し遡る。俺は陽樹とキスをした。ハァ、と息をつく。陽樹が、
「ベットいきたい。」
俺はそういう事が初めてで、わからない。でも、そのときの陽樹の顔がいつもと違っていた。顔は火照っていて、目は少し大きく開いていた。完全にそういうムードだった。
「いいよ。初めてだけど。」
ベットについたやいなや、陽樹が襲いかかってきた。え?
俺の服は脱がされ(剥ぎ取られ)、ベットに押し倒され、濃厚なキス。ええ?俺の身体を陽樹が触り、俺を舐めた。ヒャアと声を出してしまう。そのときの陽樹の顔が完全にキマっていた。
「かわいい。ハァ。もっとイジメたい。ハァ。」
なんだかヤバい予感がした。本能的に危機を感じた。そして今にいたる。
痛くて、吐きそうだったけど、愛している陽樹にしてもらっていると思うと、気持ち良かった。
一連のコトが終わると、どっと疲れた。足がガクガクする。陽樹も疲れて、すやすやと寝ている、口を開けて。かわいい。さっきまで獣みたいだったのに。なんとか仕返ししてやりたいと思って、陽樹の口に指を入れてみた。すっぽり、指がはまる。さっきの時とは大違いだ。
思えば、陽樹の家に来てから一日も経っていない。展開がはやすぎる。こんなものなのだろうか。なんだか夢みたいだ。陽樹と付き合っていることも未だにわからない。もし、このまま、目を閉じて、朝、目が覚めたら俺の部屋にいて、すべてが幻だったなんてことがあるかもしれない。親子丼もキスも妄想に過ぎないのかもしれない。そう思うと、なかなか眠れなかった。こうして、同居生活は始まった。